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回折限界

 

よみ方

かいせつげんかい

英 語

diffraction limit

説 明

点光源からの光が真空中で無収差の光学系により、幾何光学的には焦点の一点に集中するときでも、光の波動の性質に伴い実際にはある大きさに拡がる。その大きさは光の波長を $\lambda$、望遠鏡の口径を $D$ とすると、

$$1.22\frac{\lambda}{D}\,\,\,\, [ラジアン]= 2.52\times10^5\frac{\lambda}{D}\,\,\,\,[秒] $$

の角度の広がりをもつ。これを回折限界と呼ぶ。エアリーパターンも参照。レイリーの解像限界も同じ概念である。

2023年04月19日更新

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