天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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フレア solar flare

太陽外層大気において発生する現象で、数分から数時間という時間に1029 ergから1032 ergもの巨大な磁気エネルギーが熱エネルギー、運動エネルギー、粒子加速エネルギーなどに変換される。これと同じ現象で、より解放エネ[…]

プロミネンス prominence

太陽コロナ中に存在する5000-10000 Kのプラズマ。皆既日食時には、水素のHα線を強く放射して赤く見えるため紅炎とも呼ばれる。太陽面上で観測されると、暗い筋状の構造として見えるためダークフィラメントと呼ばれる。プロ[…]

分子流 molecular outflow

双極分子流、原始星、光学ジェットを参照。

分子流天体 molecular outflow object

双極分子流が観測されている分子雲コアのこと。分子流は原始星が駆動していると考えられるため、この分子流天体の中心にはすでに原始星が生成されていることになる。

ヘール望遠鏡 Hale Telescope

1928年にロックフェラー財団から受けた600万ドルの資金援助により、パロマー天文台に建設された口径200インチ(508cm)の望遠鏡。資金獲得に尽力した天文学者ヘール(G.E. Hale)の名前がつけられた。最近では「[…]

ペイルブルードット Pale Blue Dot

1990年2月14日に約60億キロメートルのかなたからボイジャー探査機(ボイジャー1号)によって撮影された地球の写真。当初計画にはなかったが、カール・セーガン(Carl Sagan)の強い希望でこの撮影が実現した。青、緑[…]

ヘスガンマ線望遠鏡 High Energy Stereoscopic System(H.E.S.S.)

ドイツやフランスを中心とした国際共同実験として、2003年からアフリカのナミビアの高地(海抜1800 m)で高エネルギーガンマ線の観測を開始した12 m望遠鏡4台による大気チェレンコフ望遠鏡システム。複数台によるチェレン[…]

ベテルギウス Betelgeuse

オリオン座のベテルギウスは太陽の約20倍の質量を持つM型の赤色超巨星で、脈動変光星の中の半規則型に分類されている。恒星の進化の最終段階にあり、寿命が終わるとⅡ型超新星爆発を起こすと考えられている。ベテルギウスは1等星の中[…]

ホースシュー式架台 horseshoe mount

赤道儀の一種。極軸の一方の端を巨大な馬蹄型の軸受けで支える方式で、大型望遠鏡に用いられる。パロマー天文台の5 mヘール望遠鏡で初めて採用された。その後馬蹄型軸受けを赤緯軸近くに持ってくるよう改良され、1970年代の4 m[…]

補償光学 adaptive optics

大気のゆらぎによる光波面の乱れをリアルタイムで測定して、波面補正素子で矯正することにより、望遠鏡の回折限界の空間解像力を実現するシステム。1953年にバブコック(H.W. Babcock)がその概念を提案した。補償光学系[…]

ボリソフ彗星 2I/Borisov

オウムアムアに次いで2番目に発見された恒星間天体。2019年8月30日に、アマチュア天文学者のボリソフ(Gennady Borisov)がクリミア半島の施設で、自作の65 cm望遠鏡による観測で彗星らしく見える天体を発見[…]

Mitaka Mitaka

太陽系・恒星・銀河などの観測データを基に、夜空の見え方、宇宙空間の旅などをシミュレーションできる無料のソフトウェア(4次元デジタル宇宙ビューワー)である。名前は開発場所の国立天文台がある東京都三鷹市に由来する。 空間3[…]

南アフリカ大型望遠鏡 South African Large Telescope(SALT)

南アフリカのサザーランドに2005年に建設された有効口径9.2 mの南天で最大の望遠鏡。マクドナルド天文台のホビー-エバリー望遠鏡を手本にした分割鏡望遠鏡で分光観測に用いられる。主鏡は91枚の球面鏡セグメントからなり仰角[…]

南アフリカ天文台 South African Astronomical Observatory(SAAO)

ケープタウン郊外にある南アフリカの国立天文台。サザーランドに南アフリカ大型望遠鏡を建設した。2011年、国際天文学連合(IAU)の Office of Astronomy for Development(OAD: 社会発[…]

メイヨール望遠鏡 Mayall telescope

アメリカのキットピーク国立天文台にある、口径4 m反射望遠鏡。リッチー-クレチアン光学系を採用している。主焦点とカセグレン焦点が観測に使用されている。主焦点(焦点比F/2.7)には4枚構成の主焦点補正レンズが取り付けられ[…]

メシエカタログ Messier catalog

18世紀に彗星を探していたフランスの天文学者メシエ(C. Messier, 1730-1817)が彗星と紛らわしい拡がった天体のカタログとして作成したもの。メシエカタログに含まれる天体は頭文字Mの後にカタログ掲載の順番号[…]

木星 Jupiter

木星は太陽系内で最大の惑星であり、土星、天王星、海王星とともに、巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は5.2 au、質量は地球質量の318倍、太陽質量の約1000分の1、自転周期は約10時間、平均密度は約1330 kg […]

UKシュミット望遠鏡(UKST) UK Schmidt Telescope

オーストラリアのニューサウスウェールズ州サイディングスプリング天文台にある、補正板口径1.24 m、視野6.6度四方を有するシュミット望遠鏡。光学設計はパロマーシュミット望遠鏡を踏襲しており、両望遠鏡はいわば双子の関係に[…]

ヨーロッパ南天天文台 European Southern Observatory(ESO)

南天の観測を目指して1962年に欧州の5か国で発足した国際天文台。通称はESO(イーソー)。2021年時点では、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリー、オランダ[…]

陽子崩壊 proton decay

強い相互作用と電弱相互作用を統一する試みである大統一理論では、バリオン数を持ったクォークとレプトンが同じ多重項に配置されるため、バリオン数やレプトン数を保存しない反応が、大統一理論特有のゲージ粒子やヒッグス粒子によって起[…]