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G型星 G-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、F型星よりも低温の星。表面温度は~6,000(K)。質量は太陽とほぼ同じ。水素のバルマー線は弱い。主な吸収線はカルシウムH、K線(CaII)、中性鉄線(FeI)、CH分子。例、太陽G[…]

CGRO衛星 Compton Gamma Ray Observatory(CGRO)

コンプトンガンマ線衛星を参照。

CTIO Cerro Tololo Inter-American Observatory(CTIO)

セロトロロ汎米天文台を参照。

磁気嵐 magnetic storm

地磁気嵐ともいう。コロナ質量放出などによって太陽からやって来たプラズマが地球磁気圏に達して引き起こす擾乱現象のこと。磁気嵐が発生すると地球磁気圏のイオンや電子の分布が変動する。オーロラが頻繁に発生したり、無線通信に障害が[…]

磁気圏 magnetosphere

磁場を持つ惑星や衛星の周辺で、太陽風(プラズマ)が磁場にとらえられている領域。地球の磁気圏は太陽側では地球半径の10倍程度だが、反太陽側には大きく引き延ばされた「吹き流し」状の形をしている。地球以外にも、水星、木星、土星[…]

斜回転星 oblique rotator

磁場やスペクトル線の強度が周期的に変動する恒星や新星のモデルで、自転軸と磁軸が斜交しているものをいう。

尺度因子 scale factor

宇宙のスケール因子を参照。

写野補正光学系 field corrector

望遠鏡焦点面での像面湾曲、歪曲、大気分散による色ずれなどを補正し広視野にわたる良質の結像性能を実現するための付加光学系。レンズ系で構成されることが多い。広写野(広視野)補正光学系とも呼ばれる。主焦点補正光学系も参照。

重力波検出器 gravitational wave detector

一般相対性理論において予言される重力波を検出する検出器。重力波望遠鏡ということもある。特定の振動数の重力波を検出する共振型検出器と、レーザー光を直交する2方向に分けて往復させ、干渉を測るレーザー干渉計型がある。重力波の効[…]

主焦点補正光学系 prime focus corrector

望遠鏡の主鏡の第一焦点を主焦点と呼ぶ。主焦点では古典的カセグレン式望遠鏡の場合は光軸中心以外、すばる望遠鏡など近代のリッチー-クレチアン望遠鏡では光軸中心でも収差があり完全な結像とはならない。主焦点の前に複数枚のレンズ系[…]

ジョドレルバンク天文台 Jodrell Bank Observatory

英国マンチェスター大学の付属天文台で、天文研究の拠点と複数の電波望遠鏡が設置されている。2019年にユネスコの世界遺産に認定された。マンチェスターの南方約20kmほどで、マンチェスターとロンドンを結ぶ幹線鉄道沿いにあるが[…]

シリコンストリップ検出器 silicon strip detector

シリコンウェハー上にストリップ(帯)状の電極を実装し、個別に読み出すことにより、荷電粒子の通過位置を精密に測定できる検出器。フェルミ衛星のLAT検出器やAGILE衛星のGRID検出器で、ガンマ線が引き起こす電子-陽電子 […]

信号対雑音比 signal to noise ratio

観測しようとしている信号が、雑音に対してどの程度の振幅ないしパワーを持っているかを示す指標。信号雑音比、あるいはS/N比、SN比、SNRともいう。信号対雑音比が高いものほど確度が高い情報であるといえる。雑音等価電力、ダイ[…]

シンチレーション検出器 scintillation detector

荷電粒子が蛍光物質に当たったときに放射されるシンチレーション光(蛍光)を、光電子増倍管などの光センサーを用いて電気信号として取り出す仕組みの粒子検出器。蛍光物質(シンチレータ)としては、透明な結晶(無機シンチレータ)や、[…]

振動子強度 oscillator strength

光の吸収や放出にかかわるエネルギー準位間の遷移確率を表すのに用いられる補正係数。古典的な電子論で仮定されている物質中の電子の振動子模型では、あるスペクトル線に関する光の吸収断面積はcgsガウス単位系で $\pi\time[…]

スーパーカミオカンデ Super-Kamiokande detector

カミオカンデの後継観測装置として、岐阜県神岡鉱山の地下に日本を中心とする国際協力で建設された巨大な水チェレンコフ検出器。天体ニュートリノの観測や陽子崩壊の観測を行うことを主な目的とし、1996年から観測を続けている。超純[…]

水晶発振器 quartz oscillator

水晶は、延ばしたり縮めたりといった機械的な力を加えると表面に電圧が生じ(圧電現象)、逆に水晶に電圧を加えると物理的な変形をおこすという特徴を持っている。後者の特徴を利用して水晶片を振動させ、高精度で一定な周波数の発信をと[…]

スケール因子 scale factor

宇宙のスケール因子を参照。

すだれコリメータ modulation collimator

X線検出器の前に、X線を通さない2枚の格子状(「すだれ」状)の金属マスクを一定の間隔で配置し、入射するX線が点状の源か拡がった源かを判別し、さらにその方向についての情報を得ることのできる装置。単純なコリメータを用いて方向[…]

スチュワード天文台 Steward Observatory

アメリカ合衆国アリゾナ大学の持つ天文台。ラビニア・スチュワード(L. Steward)の寄付により、1916年に設立された。マルチミラー望遠鏡、グレアム山国際天文台(大型双眼望遠鏡)を運用しており、ほかにもキットピーク国[…]