天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「説明文」に含まれる"Q微563 000 17速办澳洲UOW伍伦贡大学毕业证和成绩单文凭学生卡留信认证留服认证f3mq"の検索結果(226件)

スピキュール spicule

太陽の彩層に存在する針状の構造。彩層下部から噴出するジェットだと考えられており、平均的には断面が600 km程度、高さは6000 kmから10000 km程度のものが多い。平均速度は25 km s-1である。

スペクトルエネルギー分布 spectral energy distribution(SED)

スペクトルとほぼ同じ意味であるが、波長あるいは振動数(周波数)の関数としてグラフで表現される電磁波の強度分布に注目する場合に使われる用語。研究分野ではSEDと省略されることが多い。 多数の星からなる銀河の紫外-可視光-[…]

スローンデジタルスカイサーベイ Sloan Digital Sky Survey(SDSS)

北天を中心とした全天の約1/4の天域の可視光による撮像分光サーベイで、天文学史上最も重要なサーベイ観測プロジェクトの一つとされる。過去最大の銀河の赤方偏移サーベイでもある。 プリンストン大学のジェームズ・ガン(Jame[…]

静止軌道 stationary orbit

地球の周りを回る人工衛星の公転周期は、地球中心からの距離が大きくなればなるほど長くなる(ケプラーの第3法則、ケプラーの法則参照)。ある特定の高度に人工衛星があると、その公転周期が地球の自転周期と一致することになる。このよ[…]

星震学 asteroseismology

星の振動の観測を利用して星の内部を調べる研究。星の振動は、ガスの圧力を復元力とする音波モード(p-モード)と、浮力を復元力とする重力波モード(g-モード)に大別され、後者は非動径振動にのみ見られる。振動は内部で起きている[…]

セイファート Seyfert, Carl Keenan

カール・セイファート(Carl Keenan Seyfert;1911-1960)はアメリカの天文学者。オハイオ州クリーブランドの薬剤師の家に生まれ、ハーバード大学で医学を学ぶが、天文学に転じ、1936年にはシャプレーの[…]

星風 stellar wind

恒星の表面から流れ出す物質(プラズマ)の流れ。恒星風と呼ばれることもある。太陽の場合は太陽風と呼ばれる。 ウォルフ-ライエ星に代表される進化の進んだ高温度(表面温度3-10万度)、大質量(太陽20倍程度以上)の恒星[…]

赤道座標系 equatorial coordinate system

天球座標系のうち、赤道面を基準面として定義した座標系。この座標系における経度を赤経(通常 $\alpha$ で表す)、緯度を赤緯(通常 $\delta$ で表す)と呼び $(\alpha, \delta)$ と表記する。[…]

セッキ Secchi, Pietro Angelo

セッキ(Pietro Angelo Secchi;1818 - 78) は、イタリアの天文学者。レッジョ・エミリアで生まれ、イエズス会の学校で教育を受けてイエズス会士となり、神学と天文学の研究を続けた。イエズス会がローマ[…]

遷移層 transition region

太陽大気のうち104 Kの彩層と106 Kのコロナをつなぐ大気層のこと。 1000 km程度の短い距離の間に急激な温度勾配がある。遷移層は直接加熱されてこの温度になっている部分もあるが、大部分はコロナから流入する熱伝導[…]

SOHO SOHO

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)が共同で運用する太陽と太陽圏を観測するための宇宙機。1995年12月にアトラスII型ロケットによって打ち上げられた。名前はSOlar and Heliosphe[…]

測光赤方偏移 photometric redshift

測光データから推定する赤方偏移。いつくかの測光バンドで測定した等級から、対象銀河のスペクトルエネルギー分布(SED)を求める。次にそれに既知のいろいろなタイプの銀河のSEDを赤方偏移を変えながら当てはめて、最もよく当ては[…]

ダークバリオン dark baryon

バリオン物質の中で、いまだ未検出のものを指す。ダークバリオンの候補として、観測にかかりにくい暗い天体(褐色矮星、白色矮星、中性子星、ブラックホールなど)と、銀河間空間に薄く広がった100万度から1000万度程度のガスなど[…]

大気差 atmospheric refraction

大気の屈折率は、1気圧で1.00028程度で真空中の1とは異なるため、天体からの光は地球大気により屈折する。その結果、天頂方向にある天体以外は見かけの方向と実際の方向が異なり、地平線に近い天体ほど実際の方向よりも天頂方向[…]

大赤斑 Great Red Spot

木星の南半球にある巨大な大気渦。東西に26,000 km、南北に14,000 kmの広がりを持ち、地球をすっぽり呑み込む大きさである。南半球にあって反時計回りの回転を示すこと、赤外線での観測によると周囲より温度が低いこと[…]

太陽 Sun

太陽系の中心に位置する恒星。スペクトル型はG2V型の主系列星で、およそ46億年前に水素燃焼段階に到達した(主系列星として誕生した)と考えられている(燃焼も参照)。表面温度は約6000度、中心の温度は約1500万度である。[…]

太陽系 solar system

太陽とその周りを周回する天体で構成されている系で、今から約46億年前に形成された。8個の惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)と、その周囲を回る衛星とリング粒子、さらに小惑星、彗星、太陽系外縁天体、惑[…]

太陽系外縁天体 trans-Neptunian object

太陽系の天体の中で海王星よりも外側にある天体の総称。単に外縁天体という場合もある。2006年にプラハで開催された国際天文学連合(IAU)総会で定義された。エッジワース-カイパーベルト天体、散乱円盤天体、オールトの雲に含ま[…]

太陽向点 solar apex

太陽運動の方向。太陽の周りの星々は平均的な動きとして天の川銀河の中心の周りをほぼ円運動している。これを完全な円軌道で近似したとき、その円運動する仮想の天体を局所静止基準(LSR)と呼ぶ。それに対する太陽の運動を太陽運動と[…]

太陽年 tropical year

春分点を基準として、地球が太陽の周りを公転するのにかかる時間の平均値。約365.24219日。 地球の自転軸は歳差により約26,000年の周期で自転と反対方向に回転するため、太陽に対する地球の自転軸の向きは、空間に静止[…]