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SOHO

 

よみ方

そーほー

英 語

SOHO

説 明

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)が共同で運用する太陽と太陽圏を観測するための宇宙機。1995年12月にアトラスII型ロケットによって打ち上げられた。名前はSOlar and Heliospheric Observatoryの頭文字に由来する。しばしば「衛星」といわれるが、地球から150万km離れた、太陽-地球間のラグランジュ点(L1)近傍に位置しており、地球をまわる衛星ではない。ESA/NASAではspacecraft(宇宙探査機)と呼んでいる。12個の観測機器が搭載されており、これらの主な観測装置の画像は毎日ホームページ(https://soho.nascom.nasa.gov/data/realtime-images.html)にアップされている。

眩しい太陽光によって、地上からは観測することができない太陽をかすめる彗星はサングレーザーと呼ばれるが、SOHOはLASCO(広角分光コロナグラフ)によって、このような彗星をおよそ30年間で5,000個以上も発見している。

ホームページ:http://sohowww.nascom.nasa.gov/

2024年06月02日更新

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    関連画像

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    SOHO探査機(イラスト)
    Credit: SOHO(ESA & NASA)
    https://sohowww.nascom.nasa.gov/gallery/Spacecraft/SOHOLower2.html
    LASCO(広角分光コロナグラフ)によって2004年4月に捉えられたブラッドフィールド彗星。中央の白丸が太陽大きさを表しており、眩しい光球をコロナグラフの円盤(左下の影は円盤の支持棒)が隠しているので、コロナや背景の星などを観測することができる。
    Credit: SOHO/LASCO