天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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サイモンズ天文台 Simons Observatory

宇宙の起源と初期進化に関わる基本的な物理プロセスの解明に向けて、国際的な宇宙論研究プロジェクトがチリ北部のアタカマ砂漠、標高5200 mの高地に建設中の天文台。三世代ニュートリノの質量の和(あるいは上限値)の決定、軽い素[…]

サブミリ波 submillimeter(radio)wave

電波の中で最も短い波長(0.1-1 mm程度)をもつものの名称。 ミリ波やサブミリ波では低温度の星間物質(分子雲や星間ダスト)中にある分子の輝線が多く観測される他、ダストの熱放射もこの波長域に強度ピークを持つ。サブミリ[…]

サンデージ Sandage, Allan Rex

アラン・サンデージ(Allan Sandage; 1926-2010)はアメリカ生まれの天文学者。カーネギー研究所で銀河やクェーサーの研究を行い、観測から膨張宇宙モデルのパラメータ、とくにハッブル定数の決定に貢献した。2[…]

G型星 G-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、F型星よりも低温の星。表面温度は~6,000(K)。質量は太陽とほぼ同じ。水素のバルマー線は弱い。主な吸収線はカルシウムH、K線(CaII)、中性鉄線(FeI)、CH分子。例、太陽G[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

時間分解能 time resolution

装置や機器がどれくらい短い時間間隔で信号を測定できるかを示す能力。たとえば、1秒間に100回あるいは1万回測定できる場合の時間分解能はそれぞれ、0.01秒(10ミリ秒)あるいは0.0001秒(0.1ミリ秒、100マイクロ[…]

時間領域天文学 time domain astronomy

放射強度や形状などが変化する変動天体の研究を行う天文学の分野。一般には変化の時間スケールが「秒」から「年」程度までの短いものを対象とするが、より長い時間で変化する天体を含めることもある。よく知られている対象は新星、超新星[…]

持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、持続可能な世界を実現するための国際目標。国連加盟193か国が2016年-2030年の15年間で達成することを目指してい[…]

質量放出 (stellar)mass loss

星の表面から物質が星風として星間空間に放出される現象。太陽では、高温のコロナから太陽風として定常的な質量放出がみられ、彗星の尾の擾乱やオーロラ現象を引き起こしている。しかし質量放出率は1年に10-12太陽質量 (10-1[…]

ジャンスキー Jansky

輻射流束密度の単位で、Jyで表す。$1\ \rm{Jy}=10^{-26}\ \rm{W\ m^{-2}\ Hz^{-1}}$。輻射流束密度とは、電磁波の強度を表す物理的概念であり、単位時間に、光線に垂直な単位断面積当た[…]

周波数コム frequency comb

極短時間(数10フェムト秒程度)のパルス列からなるレーザー光源。スペクトルは一定の間隔で並んだ多数の輝線(モード)からなっていて、その様子が櫛(comb:コム)の歯に見えることからこの名前がついた。光コム、光周波数コムな[…]

シュトルーベ,フリードリッヒ・フォン Struve, Friedrich Georg Wilhelm von

フリードリッヒ・フォン・シュトルーベ(Friedrich Georg Wilhelm von Struve;1793-1864)は、ドイツ系ロシア人の天文学者。しばしばストルーベまたはシュトルーフェとも記される。ドイツに[…]

準惑星 dwarf planet

2006年の国際天文学連合(IAU)の総会決議に基づく惑星の定義により、大きな天体ではあるが、軌道上を代表している天体でないものを準惑星と呼ぶことになった。 1. 太陽を周回し、 2. 十分大きな質量を持つために自己[…]

章動楕円 nutation ellipse

天の極は平均的には歳差によって黄道の極の周りを約23.4°の大きさで約26,000年かけて運動しており、これを平均の極と呼んでいる。一方、短期的には、章動によって平均の極の周りを約9"の大きさで楕円のような形を描くように[…]

章動定数 constant of nutation

元期J2000.0での、黄道傾斜における章動の主要項(月の昇交点 Ω によるもの)の係数。IAU1976天文定数系では9.2025"、IAU2000A歳差章動理論では9.2052331"、IAU2006歳差章動理論では9[…]

人工衛星 artificial satellite

惑星、主に地球を周回する軌道上に存在する人工天体。地球の月など自然の衛星との区別が明白な場合には単に「衛星」とも表記される。軌道上を回っていても、使用済みロケットの残骸や人工衛星の破片などは宇宙ゴミ(スペースデブリ)とし[…]

新星 nova

星が突然明るくなり、数か月から数年かけてゆっくり暗くなっていく現象。白色矮星と晩期型星からなる連星において、ロッシュローブを満たす晩期型星から白色矮星にガスが降り積もり、ある質量や温度に達したときに起こる水素の熱核暴走反[…]

SCExAO SCExAO

すばる望遠鏡のためのコロナグラフ超補償光学系。Subaru Coronagraphic Extreme Adaptive Opticsの略語で、スケックス・エーオーと呼ぶ。SCExAOは、口径8.2mのすばる望遠鏡と補償[…]

ステラジアン steradian

ステラジアン(sr)は立体角の単位である。立体角は二次元の角度(平面角)を三次元に拡張した概念であり、球面上の面積と球の半径の2乗の比で与えられる。図に示す記号を用いると、立体角 $\Omega$ は $\Omega=[…]

スネルの法則 Snell's law

屈折率 $n_1$ の媒質から入射角 $\theta_1$ で入射した光線が屈折率 $n_2$ の媒質中に屈折角 $\theta_2$ で出ていくとき、これらの間には の関係があり、これをスネルの法則または屈折の法[…]