ストルーベ,フリードリッヒ・ゲオルグ・ウィルヘルム
よみ方
すとるーべ,ふりーどりっひ
英 語
Struve, Friedrich Georg Wilhelm
説 明
ドイツ系ロシア人の天文学者(1793-1864)。若い頃ナポレオン占領下のドイツを逃れてロシアに行き、ドルパト大学に入学、天文学を学んだ。1813年に同大学天文学教授および天文台長を務めた。主な研究業績は恒星位置の精密観測で、特に二重星の観測では当時世界最大の屈折望遠鏡を駆使して、3000個余りの二重星を発見した。1834年にはプルコボ天文台長に就任、口径39cmの屈折望遠鏡を完成させた。恒星ベガの年周視差を測定したことでも知られる。
2018年09月14日更新
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