天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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TMT Thirty Meter Telescope (TMT)

カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学、カナダ天文学大学連合、日本の国立天文台、中国国家天文台、インドが、ハワイ島マウナケア山頂域に建設を構想している口径30 mの次世代超大型光赤外線望遠鏡。直径1.44mの六角形セ[…]

等価幅 equivalent width

スペクトル線の強度を連続光強度との比較で表す観測量。連続スペクトルの下(吸収線の場合)あるいは上(輝線の場合)にあるスペクトル線輪郭の面積を連続光強度で割った値。すなわち、線輪郭と同じ面積を持つ連続光の幅が等価幅である。[…]

逃走星 runaway star

若い高温度星であるにもかかわらず、天の川銀河(銀河系)の円盤の回転運動に対して異常に速く運動しているもの。もともとは大質量星との連星を構成していたが、相手の星が超新星爆発を起こした結果、飛び出してきた星であると考えられて[…]

土星 Saturn

土星は巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は約9.6 au、質量は地球質量の約95倍、自転周期は約10時間半である。平均密度は 690 kg m-3であり、惑星の中で最小である(常温常圧の水よりも小さい)。 内部構造は[…]

ドップラー幅 Doppler width

ガス中の原子・分子やイオンの運動による光のドップラー効果の影響で、輝線や吸収線に生じる幅。その半値幅の半分(半値半幅)に相当する波長のずれを生じさせる速度を用いて、「ドップラー幅2000 km/s」などと表されることが多[…]

ドップラー法 Doppler spectroscopy

太陽系外惑星の検出方法の一つ。ドップラー分光法、視線速度法などとも言う。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく(両者は共通重心の周りを公転している)。恒[…]

トランジット系外惑星探査衛星 Transiting Exoplanet Survey Satellite

TESS衛星を参照。

トランジット法 transit method

太陽系外惑星検出方法の一つ。惑星の軌道面が観測者の視線方向とほぼ平行な場合、つまりその系をほぼ真横から見ているとき、惑星は公転のたびに中心星の前面を通過する(トランジット)。このとき惑星は恒星面の一部を隠すため、恒星の明[…]

二重ブラックホール連星 double black hole binary

ブラックホールとブラックホールの連星系。連星ブラックホールとも呼ばれる。 2015年にLIGO(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory)で検出された重力波[…]

日周運動 diurnal motion

地球が1日に1回、西から東に自転していることによって、天球が天の北極と南極を結ぶ軸を中心に、東から西に、ほぼ1日に1回転するように見える現象。日周運動の見え方は、地球上の緯度によって変わる。北半球の中緯度(北緯約35度)[…]

日食 solar eclipse

太陽-月-地球がこの順にほぼ一直線に並び、月が太陽の前を横切るときに太陽を隠す(月の影が地表に落ちる)現象。太陽は月より約400倍大きいが、平均距離も約400倍遠いので、地球から見ると両者はほぼ同じ大きさに見える。特定の[…]

熱幅 thermal width

ガスが発する輝線の幅のうち、ガスを構成する原子や分子が熱運動することで生じるもの。同種の気体の場合はガスの温度に関係し、高温ほど幅が広い。熱運動によるドップラー効果が原因で、これによる輝線輪郭の形状はガウス分布(正規分布[…]

野辺山宇宙電波観測所 Nobeyama Radio Observatory

国立天文台の観測所の1つで、全世界の天文学者から公募される観測提案に基づいた電波天文観測が行われている。所在地は長野県南佐久郡南牧村の野辺山高原で、八ヶ岳のふもとの標高1,350 mの野辺山高原にある。冬は-20 ℃以下[…]

野辺山電波天文台 Nobeyama Radio Observatory(NRO)

野辺山宇宙電波観測所と野辺山太陽電波観測所を合わせた俗称。 野辺山観測所紹介動画(日本語版) https://youtu.be/iTcNzA4FP-E

はやぶさ2探査機 Hayabusa2 Spacecraft

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のはやぶさ探査機の後継機。直径約900 mの小惑星であるリュウグウ(Ryugu)の詳細な観測とサンプルリターンを目的とした。リュウグウは、はやぶさ探査機がサンプルを持ち帰ったイトカワと同じ[…]

ハレーション(写真の) halation

強い光源を撮影した写真において、光源の周りが広い範囲にわたって白くにじんでしまう現象、またはそのパターンのこと。写真乾板や写真フィルムの写真乳剤層を透過した光がフィルムやガラスの裏面で反射されて再び乳剤に戻ることを繰り返[…]

パロマーシュミット望遠鏡 Palomar Schmidt telescope

パロマー天文台にある口径48インチ(122 cm)のシュミット望遠鏡。1987年にサミュエルオシン-シュミット望遠鏡という愛称がつけられた。今日まで、実質上世界最大のシュミット望遠鏡として活躍している(口径ではドイツのタ[…]

半値全幅 full width at half maximum (FWHM)

極大値の周囲で単調に減少する分布の広がり示す数値で、極大値の両側で極大値の半分の値が示す位置の間の距離。半値幅といえば、通常はこの幅を指す。 英語の頭文字でFWHMと表記されることも多い。極大値に対する分布が対称な場合に[…]

半値幅 half width

時間的、あるいは空間的に変動する信号が、ある点に最大値を持ち、かつその周りに一定の広がりを持っている場合、最大値の半分以上の値をもつ領域の幅でその広がりを定量化したものが半値幅である。天文学の場合、天体放射の天球面上での[…]

ビーム半値幅 half power beam width

電波望遠鏡の主ビームの半値全幅のこと。英語の頭文字を採ってHPBWと略記されることが多い。電波望遠鏡の角分解能として扱うことが多い。