二重ブラックホール連星
よみ方
にじゅうぶらっくほーるれんせい
英 語
double black hole binary
説 明
ブラックホールとブラックホールの連星系。連星ブラックホールとも呼ばれる。
2015年にLIGO(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory)で検出された重力波信号は、それぞれが太陽質量の30倍程度のブラックホールからなる二重ブラックホール連星が合体した際に放出されたものと解釈され、その存在が裏付けられた。その後も次々と観測例が見つかっている。
銀河中心核に存在する太陽質量の数百万倍から数億倍の(超)大質量ブラックホールが、銀河合体により連星系となっている(超)大質量二重ブラックホールの存在も指摘されているが、まだ観測的には十分に確認されているとは言えない。
重力波も参照。
2021年01月13日更新