ハレーション(写真の)
よみ方
はれーしょんしゃしんの
英 語
halation
説 明
強い光源を撮影した写真において、光源の周りが広い範囲にわたって白くにじんでしまう現象、またはそのパターンのこと。写真フィルムや写真乾板の乳剤を透過した光がフィルムやガラスの裏面で反射されて再び乳剤に戻ることを繰り返し、広い範囲を感光させてしまうために生じる。天体写真では明るい星の回りにできるリング(ハレーションリング)がよく見える。フィルムや乾板特有の現象であり、デジタルカメラでは起こらない。カメラレンズ内での多重反射が原因のフレアやゴーストとよく混同されるが、成因が異なる。
2018年03月06日更新