天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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水平分枝 horizontal branch

HR図に現れる恒星の系列の一つ。小質量星が中心部でのヘリウム燃焼段階(燃焼を参照)に達すると、赤色巨星よりも光度の低い恒星として安定的に輝く。この段階の光度はヘリウム燃焼の始まる中心核で決まるためほぼ一定となるが、温度は[…]

水平分枝星 horizontal branch star

水平分枝にある星。球状星団で顕著に見られる。金属量の高い星団では赤色巨星分枝近くに塊のように集まるので、クランプ星と呼ばれる。

スプートニク衛星 Sputnik Satellites

旧ソ連が打ち上げた最初の人工衛星。1957年10月4日に打ち上げられたスプートニク1号は地球を周回する人類最初の人工衛星であった。1961年3月のスプートニク10号まで打ち上げられそれ以降はコスモスシリーズとなった。2号[…]

スローンデジタルスカイサーベイ Sloan Digital Sky Survey(SDSS)

北天を中心とした全天の約1/4の天域の可視光による撮像分光サーベイで、天文学史上最も重要なサーベイ観測プロジェクトの一つとされる。過去最大の銀河の赤方偏移サーベイでもある。 プリンストン大学のジェームズ・ガン(Jame[…]

星表 star catalog

恒星の位置(天文座標系による座標)、明るさ(等級)、スペクトル型、固有運動などのデータを一定の基準と形式で収集したカタログのこと。 星表に附随して星の位置などを図で示したものは星図と呼ばれる。古くは紀元前2世紀頃にヒッ[…]

赤道地平視差 equatorial horizontal parallax

地心視差を参照。

接触軌道要素 osculating orbital elements

軌道要素を参照。

装置関数 instrumental function

観測装置に対し、点光源からの光を入射させたときの装置の光学系による像の広がりの形状。分光器で取得された輝線や吸収線スペクトルの形状には装置関数からの寄与が含まれるため、その寄与を差し引いて観測量とする必要がある。

大気吸収 atmospheric absorption

地球大気中の分子による光の吸収。可視光では大気吸収はほとんどないが、紫外線は窒素分子や酸素分子により大部分が吸収され、赤外線は水蒸気や二酸化炭素、メタン、オゾンなどにより特定の波長で吸収される。大気吸収の小さい波長帯は大[…]

大論争 The Great Debate

1920年4月26日にアメリカの現スミソニアン自然史博物館の建物で行われたアメリカ国立科学院の年会で, シャプレーとカーチスが宇宙の大きさに関して当時の二つの考え方を代表して行った公開討論会。 後にその記録が両者が書いた[…]

タマン Tammann, Gustav

グスタフ・タマン(Gustav Tammann; 1932-2019)はドイツ生まれの天文学者。ゲッチンゲンに生まれ、第二次世界大戦中はババリア地方などに住んだが終戦後母親の生まれ故郷であるスイスのバーゼルに戻った。バー[…]

地平座標系 horizontal coordinate system

天文座標系の一つで観測者を中心とした座標系。天体の位置は高度と方位(方位角)で表す。観測者の真上にあたる方向を天頂と呼ぶ。これは観測地における測地楕円体面の垂線方向に等しい。また、天頂を通り、南北を結ぶ大円を子午線と呼ぶ[…]

地平視差 horizontal parallax

地心視差を参照。

潮汐加熱 tidal heating

惑星の近傍を衛星が公転しているとき、衛星の各部分で惑星から受ける重力の強さが異なることが原因で、衛星の形状は球からずれた形に変形する(潮汐を参照)。衛星の軌道が楕円であるとき、この潮汐作用による変形の仕方が衛星の公転運動[…]

ツビッキー Zwicky, Fritz

フリッツ・ツビッキー(Fritz Zwicky; 1898-1974)はスイス国籍の天文学者。ブルガリアで生まれ、スイス連邦工科大学で学位を得た後、1925年に米国に渡りカリフォルニア工科大学で教鞭を執った。1942年か[…]

TESS衛星 TESS satellite

トランジット法によって宇宙から太陽系外惑星を探査するための人工衛星。英語名Transiting Exoplanet Survey Satelliteの頭文字をとってTESS(テス)あるいはTESS衛星と呼ばれる。マサチュ[…]

天体カタログ astronomical catalog

天体の情報を体系的にまとめたリスト(表)のこと。星のカタログは星表と呼ばれることが多い。最も古い星表は紀元前129年に完成したと言われるヒッパルコス星表で、1000個あまりの恒星の位置と明るさの光度階級が記載されている。[…]

トータルドーズ効果 total dose effect

放射線によって発生する電離の総量によって決まる検出器、電子回路、光学素子などの劣化現象をいう。放射線の種類やエネルギーには依らない。人工衛星などの宇宙機に使用される部品は、宇宙機の設計寿命内にこの効果による劣化で性能が低[…]

等輝度線測光 isophotal photometry

銀河やガス星雲などの広がりを持つ天体の光度を測る方法の一つで、一定の等輝度線に含まれる部分の光量を積分して測定する方法。開口測光も参照。

ドゥ・ボークルール, アントワネット de Vaucouleurs, Antoinette

アントワネット・ドゥ・ボークルール(Antoinette de Vaucouleurs; 1921-1987)はフランス生まれの天文学者。ジェラルド・ドゥ・ボークルール夫人。まだ女性天文学者が少ない時代に夫とともに世界的[…]