天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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二色図 two-color diagram

2組の異なる色指数を縦軸と横軸にして表した図。右図は色指数 U-B と色指数 B-V を用いた標準的な例、どちらの色指数とも数値が大きいほど「赤い」と表現する。スペクトルエネルギー分布のおおまかな形状を判断する際に用いら[…]

2体問題 two-body problem

二体問題を参照。

のぞみ(探査機) Nozomi

日本の宇宙科学研究所が1998年に打ち上げた火星探査機。旧ソ連のフォボス2探査機が発見した火星大気の散逸を直接に観測して、火星大気の進化を研究することが主目的で、宇宙空間プラズマの観測機器や紫外分光器、カメラ、ダスト計測[…]

パッシェン系列 Paschen series

水素原子で電子が主量子数 n=3 のエネルギー準位とそれよりも上の準位の間で遷移することによる一連の輝線あるいは吸収線の総称である。 主に近赤外線で放射され、1908年にドイツのパッシェン(F. Paschen)によっ[…]

バルマー系列 Balmer series

水素原子で電子が主量子数 n=2 のエネルギー準位とそれよりも上の準位の間で遷移することによる一連の輝線あるいは吸収線の総称である。個別の線はバルマー線と呼び主なものには名前が付けられている。可視光から波長364.6 n[…]

バルマー不連続 Balmer discontinuity

水素原子のバルマー系列の吸収が束縛-束縛遷移による離散的な吸収から束縛-自由遷移による連続吸収へと変化する波長(3646Å)で見られる連続スペクトルの段差のこと。バルマージャンプあるいはバルマーブレイクともいう。またこの[…]

反響マッピング reverberation mapping

銀河中心部の広輝線領域の形状等を推定する方法の一つ。活動銀河核の中心核からくる可視連続光の時間変動と、広輝線領域からくる輝線の時間変動との間の時間的なずれを測定して、中心核からの連続光によって電離されて輝く広輝線領域の大[…]

ヒッグス粒子 Higgs boson

素粒子に質量を与えるスカラー場(ヒッグス場)とその励起状態であるヒッグス粒子(電荷0、スピン0のボソン)の存在が1960年代半ばに提唱された。自発的対称性の破れにより真空期待値をもつようになったヒッグス場とゲージ粒子の相[…]

フェイスオン銀河 face-on galaxy

銀河および銀河の形態分類を参照。

ブラケット系列 Brackett series

水素原子で電子が主量子数 n = 4 のエネルギー準位とそれよりも上の準位の間で遷移することによる一連の輝線あるいは吸収線の総称である。主に近赤外線で放射され、1922年にアメリカのブラケット(F.S. Brackett[…]

プラズマドリフト plasma drift

磁場中のプラズマ粒子は、ローレンツ力を向心力として磁力線の周りを回転する。この運動はラーモア運動あるいはラーモア回転と呼ばれる。 物理学の用語としてのプラズマドリフトとは、ラーモア回転するプラズマ粒子の旋回中心が磁力線[…]

プレソーラー粒子 presolar grain

コンドライト隕石の微細粒子からなるマトリクスのなかに発見された、太陽系の同位体組成とはまったく異なる同位体組成をもつ太陽系外起源の粒子。ナノメートルからミクロンサイズの微粒子で、ケイ酸塩、酸化物、窒化物、グラファイト、ダ[…]

ベータ崩壊 beta-decay

原子核からベータ線(電子)が放射される現象。弱い力によって起きる原子核の放射性崩壊であり、原子核中の中性子が電子と反電子ニュートリノを放出して陽子に変わるβー崩壊、陽子が陽電子と電子ニュートリノを放出して中性子になるβ+[…]

ヘリウム helium

原子番号2の元素。元素記号でHeと表記される。質量数4のものがほとんどだが、3の同位体もわずかに存在する。存在量は水素に次いで多い。 その存在は、1868年の皆既日食時に取得された彩層のスペクトル線の中に新たに見出され[…]

ボイド void

宇宙の中で、30-50 Mpc(1-1.5億光年)程度のスケールにわたって銀河がほとんど存在しない巨大な空間のこと。アメリカのカーシュナー(R. Kirshner)らによって、うしかい座の方向に初めて発見された。彼らはう[…]

ホットジュピター hot Jupiter

太陽系外惑星のうち、質量は木星と同程度あり木星型惑星(巨大ガス惑星)と考えられるが、軌道長半径が約0.1 au以下(公転周期が約10日以下)という中心星に非常に近い軌道を持つもの。中心星からの加熱によって高温の表面を持つ[…]

密度波理論 density wave theory

銀河の渦巻腕が十分に長い時間、その形状を維持し続ける仕組みを説明する理論の一つ。銀河の渦巻腕は、その時点での星の粗密を反映しているだけ(つまり密度波)で、銀河円盤部の個々の星は腕と腕の間を移動しているとする説。恒星分布の[…]

冥王星型天体 Plutoid

太陽系外縁天体の中で質量が大きく準惑星として定義づけられている天体を指す。2006年の国際天文学連合(IAU)総会で惑星の定義が採択された結果、冥王星は惑星ではなくなり、冥王星を含む新しい種族の分類を作ることが決まった。[…]

木星 Jupiter

木星は太陽系内で最大の惑星であり、土星、天王星、海王星とともに、巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は5.2 au、質量は地球質量の318倍、太陽質量の約1000分の1、自転周期は約10時間、平均密度は約1330 kg […]

歪み(銀河円盤の) warp

銀河円盤内の星間ガス(主に中性水素ガス)が円盤の両端で上下方向にめくれて、円盤を横から見るとS字状、ないしは数学の積分記号のように見える現象。英語のウォープをそのまま用いることもある。星の成分にもわずかにその兆候が見られ[…]