二色図
よみ方
にしょくず
英 語
two-color diagram
説 明
2組の異なる色指数を縦軸と横軸にして表した図。右図は色指数 U–B と色指数 B–V を用いた標準的な例、どちらの色指数とも数値が大きいほど「赤い」と表現する。スペクトルエネルギー分布のおおまかな形状を判断する際に用いられる。主系列星などの星は二色図上では特定の曲線にほぼ沿って分布するため、観測された天体の種類の判断や星間減光量などを推定することが可能である。また、クェーサーやライマンブレイク銀河などの特異なスペクトルエネルギー分布の形状を持つ天体を探す際にも利用される。
2023年05月12日更新
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