天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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天球図譜 Atlas Coelestis

英国の初代王室天文官フラムスティードの観測データをもとに1729年に出版された星図。出版に関してニュートン、ハレーとフラムスティードの間に問題が起き、古いデータに基づく暫定版をニュートンとハレーがフラムスティードの同意を[…]

転向点 turnoff point

HR図ないしは色-等級図上で、主系列から赤色巨星分枝に移行する点。主系列星の中心核で水素が燃え尽き、ヘリウム中心核の周辺の殻で水素の殻燃焼が始まる段階に対応する。散開星団や球状星団の転向点から年齢が推定できる。

電子-陽電子消滅線 electron-positron annihilation line

電子と陽電子が対消滅する際に出す511 keVのガンマ線。対消滅ガンマ線を参照。

電波アーク radio arc

天の川銀河の中心付近に見える特異な構造の電波天体。過去には、いて座A*と一体の天体と見なされていたこともあったが、VLAによる高分解能観測の結果、複数のフィラメント状の構造がほぼ平行して並んでいることがわかった。その直後[…]

電波銀河 radio galaxy

通常の銀河よりも強い電波を出している銀河。天の川銀河が出す電波強度がおよそ1037 erg s-1程度であるのに対して、電波銀河は1041~1046 erg s-1程度の電波を放射している。電波の放射源は活動銀河核(AG[…]

電波シンチレーション radio scintillation

天体から来る電波強度のゆらぎのこと。クェーサーなどの強い電波源からの電波強度を記録して、太陽風中のプラズマの密度分布のゆらぎを電波シンチレーションとして検出する方法もある。

電波バースト(太陽の) solar radio burst

デシメートル波やメートル波(波長0.1-10 mもしくは周波数30-3000 MHz)の電波で太陽を観測するときに、太陽フレアなどの爆発(バースト)現象に伴って、電波強度が短時間(〜1秒)に上昇する現象。 放射される電波[…]

電波ローブ radio lobe

1. 電波銀河やクェーサーに付随して見つかる電波で広がった構造。活動銀河核から吹き出すジェットの末端に見え、このジェットによって中心核から供給される相対論的電子によって電波を放射していると考えられている。銀河を中心に両側[…]

電離度 degree of ionization

ある着目する粒子種の総量に対する電離した粒子数の割合のこと。 ある着目する粒子種に対して、単位体積当たりの電離した粒子数を $n^+$ 、中性のままの粒子数を $n^0$ とし、その粒子種の単位体積当たりの総量が […]

等輝度線 isophote

単位表面積あたりの光度(表面輝度)が一定のところを結んだ線のこと。天体の表面輝度分布を等輝度線で表した図を等輝度線図、あるいはアイソフォトという。

統計視差 statistical parallax

まとまった数の天体について統計的処理を施すことで、その天体までの距離を求める方法。異なった原理に基づく複数の方法のいずれも統計視差と呼ぶことがあるので注意が必要である。具体的には以下のいずれかの方法を指すことが多い。 […]

等時線 isochrone

星団のように多数の恒星が同時に生まれた集団で、誕生後のある特定の時刻に、さまざまな質量の恒星がHR図上に存在する位置をつないだ線。質量の異なる星の進化の違いを反映する。等時曲線ともいう。誕生当初は零歳主系列に並んでいた星[…]

逃走的収縮 runaway collapse

重力収縮により密度が上昇したとき、収縮を妨げる圧力などの力も上昇するが、自己重力がそれを上回って増大するため収縮が加速する状況。この逃走的収縮は、分子雲コアで中心密度が105 cm-3 を超すころにはじまり、密度が101[…]

等波面離角 isoplanatic angle

わずかに方向の異なる2つの天体からの光は望遠鏡に届くまでに、大気の異なる部分を通過する。天体間の角距離が大きいと受ける大気ゆらぎが異なる。角距離が小さく、実効的に大気ゆらぎが共通とみなせる角度を等波面離角と呼ぶ。 補償[…]

ドゥ・ボークルール則 de Vaucouleurs's law

楕円銀河の表面輝度の分布を中心からの距離の関数で表したときに成り立つとして、フランスの天文学者ドゥ・ボークルール(G. de Vaucouleurs)が提唱した経験則。等級/平方秒の単位(あるいは対数)で表すと、表面輝度[…]

ドゥ・ボークルール分類 de Vaucouleurs classification

銀河を見かけの形によって分類する形態分類の一つ。ドゥ・ボークルール(G. de Vaucouleurs)が提唱した。ハッブル分類をより詳細にしたもので、改訂ハッブル分類とも呼ばれる。渦巻銀河に対して、ハッブル分類のScの[…]

塔望遠鏡 tower telescope

高い塔を立てて、その上に天体追尾の機構を設置し、塔の中に設けられた光学系によって集光する形式の望遠鏡のこと。主に太陽観測に用いられる。塔を用いるのは、長い焦点距離を取るためと望遠鏡を固定して安定化させるため、さらには地表[…]

とかげ座BL型天体 BL Lacertae object

活動銀河核の一種。クェーサーのような恒星状の天体。可視光では強い連続光を持ち、輝線は目立たない。一日以下の短い時間スケールで大きな変光が見られる。また、強い直線偏光も見られる。これらの特徴により、当初は変光星であると考え[…]

特異銀河 peculiar galaxy

異常な形態を持つ銀河のこと。反対方向に延びる2本の細長い尾や、リング構造、弧状のシェルなどが特徴的な構造である。銀河同士の衝突時の重力的相互作用(潮汐力など)の結果、銀河の形が歪められたり壊されたりすることによって生ずる[…]

特異点 singularity

曲率テンソルや物理量が無限大に発散し、物理法則を適用できない点のこと。