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大小マゼラン銀河 Magellanic clouds

マゼラン銀河を参照。

対物分光 objective spectroscopy

多天体を一度に分光する方法として、マルチスリット分光(スリット分光を参照)や光ファイバーで多くの天体の光を1列に並べ替えて分光するファイバー多天体分光などがある(多天体分光器を参照)。しかし、どちらも非常に複雑な装置とな[…]

大マゼラン雲 Large Magellanic Cloud

局所銀河群に属する銀河の1つで、銀河系(天の川銀河)の伴銀河の一つとされる。肉眼で見ると夜空に照らし出された白雲のように見えるため、「雲」というが、実際は銀河である。このため、大マゼラン銀河ともいう。可視光で見ると非対称[…]

大マゼラン銀河 large Magellanic cloud

大マゼラン雲を参照。

超高光度赤外線銀河 ultra luminous infrared galaxy(ULIRG)

エネルギーの大半を赤外線で放射していてその光度が太陽の1兆倍を超える銀河のこと。英語の省略形ULIRGがそのまま使われることもある。それより一桁小さい1千億倍以上の光度をもつ銀河を高光度赤外線銀河(LIRG)と呼ぶ。これ[…]

天体力学 celestial mechanics

天体の運動を扱う天文学の一分野。動力学的天文学(dynamical astronomy)と呼ぶこともある。軌道運動の解析についてはケプラーの法則に始まり、ニュートン(I. Newton)の万有引力の法則と運動方程式によっ[…]

ニースモデル Nice model

太陽系形成から5-7億年後に巨大惑星の軌道の力学的進化が太陽系に大きな変動をもたらしたというモデル。ニースにあるコートダジュール天文台で主に開発されたため「ニース」モデルと呼ばれる。英語のナイス(良い)という意味もある。[…]

二重中性子星連星 binary neutron star

中性子星と中性子星の連星系。英語ではdouble neutron star binaryという表現が用いられることもある。最初に発見された二重中性子星連星はPSR B1913+16である。アメリカのハルス(R.A. Hu[…]

二色図 two-color diagram

2組の異なる色指数を縦軸と横軸にして表した図。右図は色指数 U-B と色指数 B-V を用いた標準的な例、どちらの色指数とも数値が大きいほど「赤い」と表現する。スペクトルエネルギー分布のおおまかな形状を判断する際に用いら[…]

二電子性再結合 dielectronic recombination

電子とイオンが衝突すると、イオン中の電子が励起により一時的な捕獲状態(共鳴状態)が形成され、のちに光子を放出して再結合することがある。この再結合には結合される電子のほかにイオンの中で励起される電子が関与するために、二電子[…]

ニュートン力学 Newtonian mechanics

ニュートンが「プリンキピア」の中で述べているニュートンの運動法則、およびニュートンの万有引力の法則を基礎とし、確立された力学体系。 ニュートンの運動法則は、全3巻からなる「プリンキピア」の第2巻で述べられており、物[…]

ハーバード分類 Harvard classification

星のスペクトル分類の一つ。1918-24年にかけて、ハーバード大学天文台のピッカリング(E. Pickering)と キャノン(A.J. Cannon)は30万近い星を線スペクトルの特徴にもとづいて分類し、ヘンリードレー[…]

ハドロンシャワー hadronic shower

高エネルギーのハドロンが物質中で引き起こすカスケードシャワー(粒子の増殖現象)。原子核との強い相互作用により生成されるパイオンなどの2次粒子は、一部は再び強い相互作用を繰り返し起こして増殖し、一部はガンマ線や電子と陽電子[…]

はるか衛星 HALCA(Highly Advanced Laboratory for Communications and Astronomy)

VSOP衛星計画の第1号機として、宇宙科学研究所が開発し打ち上げた世界初の本格的スペースVLBI衛星である。大型精密展開構造機構の研究を主要な目的とした工学実験衛星として、1989年に開発が開始された。そして、1997年[…]

ブラーエ Brahe, Tycho

ブラーエ(Tycho Brahe;1546-1601)は16世紀のデンマークの天文学者。当時としては革新的に高い精度の天体観測を行ない、そのデータは「ケプラーの法則」を導いた。 デンマークの有力な貴族家系の子として[…]

フラウンホーファー線 Fraunhofer line

1814年にドイツのフラウンホーファー(J. von Fraunhofer)が発見した太陽の可視光スペクトル中に見られる多数の暗線。フラウンホーファーは、雨戸にあけた直線状のスリットから導いた太陽光をプリズムに当て、プリ[…]

プリュームテクトニクス plume tectonics

地球以外の固体惑星や衛星の熱進化では、マントル深部からわきあがってくるプリュームがマントル対流の熱輸送を支配している。天体表面では、点状に分布する火山(ホットスポット)として現れ、惑星表面の地質活動を特徴づけている。これ[…]

プレートテクトニクス plate tectonics

地球の表層部がいくつかの硬い岩板(プレート)に分かれており、それらがほとんど変形することなしにマントルの対流運動によって相互に水平運動(球面上では回転運動)していると考えるモデルのこと。1968年にフランスのルピション([…]

ヘール-ニコルソンの法則 Hale-Nicholson's law

太陽黒点は東西に対して少し傾いた状態だが、ほぼ赤道に沿った方向にN極とS極の対になって発生する。一般に黒点は西側に現れる先行黒点が東側の後行黒点よりも大きく長寿命である。(1)一つの太陽周期中には、ある半球(北半球または[…]

マゼラン雲 Magellanic Clouds

大マゼラン雲と小マゼラン雲をまとめて呼ぶときの名称。大小マゼラン雲と呼ぶこともある。マゼラン(Ferdinand Magellan)による世界一周の航海(1519-1522)の際に、夜空の白っぽい雲を方角を知る頼りにした[…]