天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"nct instagram粉丝(SMMFS.COM)帖子评论,4Ok"の検索結果(39件)

星間減光曲線 interstellar extinction curve

一般の星間空間における選択減光のスペクトルのこと。 星間減光の波長依存性、すなわち選択減光の波長依存性を表す曲線のこと。通常は、縦軸を規格化された星間減光 $A(\lambda)$ あるいは選択減光  $E(\lamb[…]

選択減光 selective extinction

基準となる波長での星間減光と比べて特定の波長における相対的な星間減光を表す言葉。通常は、波長$λ$ の星間減光$A(λ)$とVバンド(中心波長0.55 μm)の星間減光$A(V)$の差、$E(λ-V)=A(λ)-A(V)[…]

相関関数 correlation function

共通する1つの変数 $t$ にしたがって変動する2つの信号 $s_1(t), s_2(t)$ の間にどの程度の関連性があるかを、変数の差 $\tau$ の関数として表したものを相関関数と呼ぶ。信号が時系列のデータの場[…]

相互相関関数 cross correlation function

2つの信号の間での相関関数。異なった時刻や方向に対して、2つの信号がどの程度の関連を持つのかを示す。相関関数を参照。

装置関数 instrumental function

観測装置に対し、点光源からの光を入射させたときの装置の光学系による像の広がりの形状。分光器で取得された輝線や吸収線スペクトルの形状には装置関数からの寄与が含まれるため、その寄与を差し引いて観測量とする必要がある。

速度分布関数 velocity distribution function

気体中の分子や銀河内の恒星など、系の構成要素の速度空間における分布を表す関数。速度分布関数を $f(v)$ としたとき、速度が$v$ から $v+dv$ の範囲にある構成要素(分子)の個数は $dN=f(v)dv$ とな[…]

大気減光 atmospheric extinction

地球大気中の分子による大気吸収と、ダストなどの微粒子による散乱の効果を足し合わせた、大気による減光量。可視光では大気吸収はほとんどないが、大気中の分子やエアロゾルと呼ばれる大気中に浮遊する微粒子により散乱を受け、エアマス[…]

点像分布関数 point spread function

ある観測システムで恒星などの点光源を観測したときに得られる像の形状。英語名に由来するPSFという略称が用いられることが多い。望遠鏡や観測装置の収差や回折および散乱光の影響のほか、地上からの観測の場合には大気ゆらぎや大気分[…]

伝達関数 transfer function

制御理論において、制御系の入力に対する出力の関係を周波数空間で記述したもので、入出力の振幅比(実部)と位相遅れ(虚部)からなる複素関数。横軸を周波数にとり、縦軸に振幅の入出力比と位相遅れを図示したものをボード線図と呼ぶ。

内合 inferior conjunction

合を参照。

Ⅱ型バースト type-2 burst

電波バースト(太陽の)を参照。

2点相関関数 two-point correlation function

多変数確率分布において、任意の2つの変数値に対する相関のこと。天文学では 銀河の偏在(密集)の度合いを定量化するのに使うことが多い。 ここでは例として銀河の空間分布について考える。この場合は2点相関関数というより2体相[…]

PSF Point Spread Function (PSF)

点像分布関数を参照。

瞳関数 aperture function

光(電磁波)の電場成分の複素振幅の開口面(射出瞳)における分布。複素振幅は実部が電場の振幅で虚部が波面収差に相当する。瞳関数で記述される電磁波面が収束して焦点面における電磁波強度の分布(点像分布関数)を形作る。瞳関数をフ[…]

プランク関数 Planck function

絶対温度 T で物質と熱平衡状態にある放射(黒体放射)のスペクトルエネルギー分布を与える関数。プランク分布とも言う。プランクの法則を参照。

分配関数 partition function

統計力学において、ある系の物理量の平均を計算する際の規格化定数。状態和ともいう。ある閉鎖系において、それぞれのエネルギー固有状態をとる確率は温度の関数として表せる(カノニカル分布)が、とり得るすべてのエネルギー固有状態に[…]

星質量関数(銀河の) stellar mass function of galaxies

宇宙の単位体積の空間内にある銀河の個数をその銀河の星質量の関数として表したもの。質量関数も参照。

窓関数 window function

フーリエ変換を使うスペクトル解析などの分野で、無限区間で定義されている関数 f(x) (-∞<x<∞)の有限区間(a ≦ x ≦ b)だけを取り出すために用いられる関数。窓関数 w(x) は w(x) ≠ 0 (a […]

ルジャンドル多項式 Legendre polynomials

重力ポテンシャルのような$1/r$ の形を持つ関数を展開するときに現れる多項式のこと。 具体的には $$ P_n(x)=\frac{1}{2^nn!}\frac{d^n}{dx^n}(x^2-1)^n $$ と[…]