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瞳関数

 

よみ方

ひとみかんすう

英 語

aperture function

説 明

光(電磁波)の電場成分の複素振幅の開口面(射出瞳)における分布。複素振幅は実部が電場の振幅で虚部が波面収差に相当する。瞳関数で記述される電磁波面が収束して焦点面における電磁波強度の分布(点像分布関数)を形作る。瞳関数をフーリエ積分することにより焦点面における電場成分の複素振幅(点像分布関数を含む)を求めることができる。円形開口で波面収差がない場合 (エアリーパターン(右図))の点像分布関数(中段)は、理想的な望遠鏡が星(点光源)に対して結ぶ像となる。矩形開口の場合(中央図)は、開口の長い方向 (図では水平方向)に細い点像分布関数となる。 また、2つの円形開口がある場合(右図)はヤングの干渉実験(2つのスリット) に近い条件となり類似の点像分布関数パターンとなる。

2018年08月16日更新

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    *(左)円形開口、(中)矩形開口、(右)二つの円形開口の 場合の、瞳関数の実部(上段)と点像分布関数(中段)、その 1次元分布(下段)の関係。
    西川 淳「回折限界・干渉」、シリーズ現代の天文学第15巻、家・岩室・舞原・水本・吉田編『宇宙の観測Ⅰ』第2版 3.4節 図3.13(日本評論社)