天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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赤道座標系 equatorial coordinate system

天球座標系のうち、赤道面を基準面として定義した座標系。この座標系における経度を赤経(通常 $\alpha$ で表す)、緯度を赤緯(通常 $\delta$ で表す)と呼び $(\alpha, \delta)$ と表記する。[…]

ダークバリオン dark baryon

バリオン物質の中で、いまだ未検出のものを指す。ダークバリオンの候補として、観測にかかりにくい暗い天体(褐色矮星、白色矮星、中性子星、ブラックホールなど)と、銀河間空間に薄く広がった100万度から1000万度程度のガスなど[…]

ダークマター dark matter

現在の宇宙の平均エネルギー密度のほぼ4分の1(27%)を占める正体不明の物質。暗黒物質とも言う。我々の知っている原子からなる物質(身のまわりにある通常の物質で、宇宙論ではこれをバリオンと呼ぶことが多い)は、全エネルギー密[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

中心核 core

惑星や衛星の中心部を占める領域。地球型惑星と月では、中心部は鉄とニッケルを主成分とする金属核である。酸素、硫黄、水素などの軽元素も含まれている。金属核は、惑星質量に対して地球、金星、火星では3分の1程度を占める。水星では[…]

潮汐 tide

大きさを持った天体が別の天体から重力を受けるとき、重力の大きさが場所によって異なる。これが原因で天体表面の海や天体自身の形状が変化することを潮汐という。また潮汐の原因となる、天体の各部分に働く重力と天体の重心に働く重力と[…]

月 Moon

月は地球を周回する衛星である。平均距離は38万 kmで、これは地球の重力圏の半径(ヒル半径)の約4分の1、太陽までの距離の400分の1である。月の半径は1738 km、扁平率は1/776で地球よりも球に近い。質量は7.3[…]

月の位相 lunar phase

新月から次の新月に至る月の満ち欠けの様相のこと。直前の新月からの経過時間を日の単位で表した数値を月齢といい、0 から約29.5までの値をとる。月齢のことを月の位相という場合もある。月と太陽の黄経の差が0°、90°、180[…]

低温度星 cool star

恒星のなかで相対的に表面温度の低い天体の総称。明確な基準はなく、晩期型星とも重なるが、ハーバード分類の温度系列ではK型、M型を指す場合が多い。主系列では太陽質量の半分程度以下の小質量星に対応するが、進化の進んだ赤色巨星や[…]

電子散乱不透明度 electron scattering opacity

自由電子によるトムソン散乱に起因する不透明度のこと。ロスランド平均不透明度を参照。

土星 Saturn

土星は巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は約9.6 au、質量は地球質量の約95倍、自転周期は約10時間半である。平均密度は 690 kg m-3であり、惑星の中で最小である(常温常圧の水よりも小さい)。 内部構造は[…]

パイオニア探査機 Pioneer Project

太陽系探査のために1958年から1973年まで相次いで打ち上げられた、アメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機。3号までは月を目指していたが、いずれも失敗。4号(1959年3月打ち上げ)は月に60000 kmまで近づき地球[…]

ハイペロン核 hyperon nucleus

中性子星の最深部や宇宙の極く初期のように超高温、高密度の極限世界では、第1世代(アップ・ダウンクォーク、電子など)のみならず、第2世代(チャーム・ストレンジクォーク、ミューオンなど)、第3世代(トップ・ボトムクォーク、タ[…]

ハギンス Huggins, William

ハギンス(William Huggins;1824-1910)はイギリスの天文学者。王立天文学会の会員で、学会から観測機器も貸与されていたが、自身は繊維業の経営者であり、ロンドン郊外の私設天文台で観測を行なっていたので、[…]

ハドロン hadron

強い相互作用を行う粒子の総称。重粒子ともいう。クォーク(と反クォーク)とグルーオンから構成されており、3つのクォークから構成されるバリオン(baryon, 強粒子)と、クォーク-反クォークの対から構成される中間子(mes[…]

バリオン baryon

三つのクォークからなるバリオン数を持った素粒子のこと。核子と呼ばれる陽子と中性子、およびラムダ粒子、シグマ粒子、クサイ粒子などがある。字句の意味は質量を持った重い粒子。 天文学では(ダークマターではなく)通常の物質を構[…]

バリオン音響振動 baryon acoustic oscillation (BAO)

初期の宇宙では、光子とバリオン(通常の物質)が相互作用(トムソン散乱)で強く結合しており一つの流体として振る舞う。この光子バリオン流体は圧力を持つため、空間的な密度ゆらぎ(粗密)があると、それは音波振動となって空間を伝わ[…]

バリオン数 baryon number

素粒子の量子数の1つで、クォークは1/3、反クォークは-1/3のバリオン数をそれぞれ持つ。 したがって、クォーク3個でできている陽子や中性子はバリオン数1を持つ。バリオン、バリオン数生成問題も参照。

パルサー pulsar

強い磁場を持ち回転する中性子星。回転軸に対して磁軸が傾いているため、中性子星の自転に同期して周期的な電磁放射が観測される(灯台モデル, 模式図を参照)。放射は電波からガンマ線に至る幅広い波長帯域で観測されている。 […]

比強度 specific intensity

放射強度を参照。