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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

RIAF RIAF

放射非効率降着流を参照。

LIGO Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory (LIGO)

米国の重力波検出器で、ルイジアナ州のリビングストン(Livingston, Louisiana)とワシントン州のハンフォード(Richland, Washington)の2つの観測所(距離約3000 km)に設置されてい[…]

ライナー銀河中心核 low-ionization nuclear emission line region(LINER)

銀河中心核をもつ銀河の一種で、クェーサーほど中心核光度が高くなく、電離度の低い輝線は通常の星生成銀河に比べ強いが、セイファート銀河に比べると弱い。輝線の幅は 100 km/s 以上ある。ヘックマン(T.M. Heckma[…]

ライマン𝛂雲 Lyman alpha cloud

遠方クェーサーのスペクトルに、視線方向の手前にある中性水素の雲(ガスの塊)によるライマン𝛂線の吸収線が多数見られる。これをライマン𝛂の森と呼ぶが、このライマン𝛂の森を作っている1本1本の吸収線のもとになっている中性水素の[…]

ライマン𝛂天体 Lyman alpha object

水素原子のライマン𝛂輝線を放射している天体のこと。ライマン𝛂線は、水素ガスが電離した領域において、電離水素(陽子)が電子と再結合する際に放射される再結合線の一種で、静止系での波長は121.6 nmである。星生成領域の周り[…]

ライマン𝛂の森 Lyman alpha forest

遠方クェーサーのスペクトルに見られる、視線方向の手前に多く存在するライマン𝛂雲によってできるライマン𝛂吸収線の密集を総称して、"森''と表現する。主に中性水素からなるこれらの雲(吸収体)は、クェーサーより手前にあって後退[…]

ライマン系列 Lyman series

水素原子で電子が主量子数 n=1 の基底状態のエネルギー準位とそれよりも上の準位の間で遷移することによる一連の輝線あるいは吸収線の総称である。主に紫外線の領域にあり、1906年にアメリカのライマン(S. Lyman)によ[…]

ライマン端 Lyman limit

水素原子のライマン系列の吸収が束縛-束縛遷移による離散的な吸収から束縛-自由遷移による連続吸収へと変化する波長(91.2nm)。ライマンブレイクということもある。水素の電離エネルギーである13.6 eVに相当し、この波長[…]

ライマンブレイク銀河 Lyman break galaxy

91.2-121.6 nm より短波長側に見られる銀河の連続スペクトルの鋭い落ち込み(ライマンブレイク)の顕著な特徴をとらえて探査し発見される、遠方にある星生成銀河の一種。ライマンブレイクは、星の大気スペクトル自身に見ら[…]

ライマン連続光 Lyman continuum

水素原子の自由-束縛放射で、基底準位に束縛されるときに放射される連続光。O型星やB型星の光球表面やその周囲の電離水素領域などから放射される、ライマン端よりも短い波長の光で、星間空間にある中性水素原子の電離エネルギー源とな[…]

ライル Ryle, Martin

イギリスの天文学者(1918-84)。電波天文学における高度な観測技術の開拓者で、1974年にはヒューイッシュ(Antony Hewish)と共にノーベル物理学賞を受賞した。これは天文学分野における最初のノーベル賞である[…]

ラグランジュ Lagrange, Joseph Louis

イタリア生まれのフランスの数理物理学者、数学者(1736-1813)。主著『解析力学』(1788-9)を出版した。イタリアのトリノで生まれ、18歳頃から突然数学の才能を発揮し、王立陸軍砲兵学校で教えた。後に認められてベル[…]

ラグランジュ点 Lagrange point

制限三体問題の特殊解。天体2(質量M2)が天体1(質量M1)の周りを円運動している場合に天体1と天体2を結ぶ線が固定するような座標系(x*-y*)を考えると、質量の無視できる天体3が静止したままでいられる場所が5つ存在す[…]

ラグランジュ微分 Lagrange derivative

粒子、あるいは流体素片に付随した物理量の時間変化を表す時間微分をラグランジュ微分という。 考えている粒子、あるいは流体素片の速度を ${\boldsymbol v}$ とすると、ラグランジュ微分は次のように書ける。 […]

ラグランジュ法 Lagrange method

流れに沿って移動する流体の部分(素片)に固定した空間座標(ラグランジュ座標)を用いて、流体力学を表現する方法。 空間に固定した空間座標(オイラー座標)を用いるオイラー法とともに流体力学を表現する2つの方法のうちの一つ。[…]

ラシーヤ天文台 La Silla Observatory

チリのサンチアゴの北約600kmのアンデス山中にヨーロッパ南天天文台(ESO)が1960年代に開設した天文台。標高は約2400m。1977年から運用を始めたESO 3.6m望遠鏡のほか、3.58 mの新技術望遠鏡、2.2[…]

ラジアン radian

弧度法における角度の単位。半径 r の円において長さ l の円弧を見込む中心角が θ であるとき、 θ=l/r と定義するのが弧度法で、この角度の単位がラジアンである。半円周の長さは l=πr なので、180度 =π […]

ラスカンパナス天文台 Las Campanas Observatory

ワシントンのカーネギー研究所によって運用されている天文台。チリ共和国のサンチャゴから北に約400 kmにあるラスカンパナス山近郊に位置する。口径6.5 mの2台のマゼラン望遠鏡を筆頭に、2.5 mデュポン望遠鏡、1 mス[…]

ラスクンブレス天文台 Las Cumbres Observatory

アメリカのDEC社、アップル社、サンマイクロシステムズ社、グーグル社など多くのコンピュータ関連の企業に関わってきた技術者のウェイン・ロジング(Wayne Rosing)氏が2005年に創設した非営利法人が運用する天文台。[…]

ラスタースキャン観測 raster-scan observation

電波天文学や初期の赤外線天文学では、2次元アレイ型検出器の入手が困難なため、広がった天体の様子を捉えるには観測点を移動して得た1画素ごとの観測を集めて画像にする必要がある。この際に、感度が十分であれば1点ごとで測定に要す[…]