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マルムキストバイアス Malmquist bias

見かけの明るさがある一定以上の天体サンプルを作った場合に発生する統計上の選択効果(バイアス)のこと。遠くのものほど本来暗いものを数え落とすことにその原因がある。この効果によって、同種の天体でも遠いものほど真の明るさが明る[…]

丸め誤差 round-off error

数値計算で発生する誤差の一つ。数学的な実数は無限の桁数をもつが、計算機での数値計算ではこれを有限桁数で表現するために発生する誤差のこと。現在の標準である IEEE-754 形式では、有効桁数は倍精度実数の場合 2 進数で[…]

満月 full moon

月の位相を参照。

マントル mantle

地球型惑星の内部で中心の金属核をとりまく厚い岩石層のこと。地球では厚さは2900 kmで、地球質量の3分の2を占める。地球ではマグネシウム、ケイ素が多いカンラン石を主成分とする。ほかの惑星でもカンラン石が主成分であると考[…]

ミー散乱 Mie scattering

球形粒子による光の散乱のことを指す。1908 年に出版されたミー(G. Mie)の論文で厳密に定式化されたため、このように呼ばれる。また、この理論のことをミー理論と呼ぶ。 散乱される光の波長よりもはるかに小さい粒子によ[…]

ミー理論 Mie theory

ミー散乱を参照。

見えない質量 missing mass

ミッシングマスを参照。

未確認飛行物体 unidentified flying object(UFO)

正式には空軍などで使われる用語で、レーダーに捕えられたがその正体が確認できない物体。偵察機、鳥の集団、火球を伴う隕石などの自然現象、などさまざまな種類のものがあると考えられているが、実際には正体不明のものもある。高等文明[…]

見かけの等級 apparent magnitude

地球から見たときの天体の明るさ(見かけの明るさ)を表す量。等級という単位で表す。等級は対数尺度で表され、明るさが100分の1になるごとに等級は5等ずつ増加する。すなわち、1等の違いは約2.5倍の比に相当する(ポグソンの式[…]

ミキサー mixer

混合器のこと。ミキサともいう。ミクサは誤読。

ミクロ乱流 microturbulence

恒星大気中に存在すると想定されるミクロなスケールの乱流運動のこと。微小乱流ともいわれる。成長曲線において、スペクトル線の中央で吸収の飽和が起こることにより等価幅の増大が鈍る部分がある。その鈍り方は原子のランダムな熱運動に[…]

水チェレンコフ検出器 water Cherenkov detector

水中で荷電粒子が放出するチェレンコフ光を光電子増倍管などの光センサーでとらえる粒子検出器。水の屈折率は波長400 nmの光に対し1.34であるため、水中をほぼ光速で走る荷電粒子からは半頂角 cos-1(1/1.34)=4[…]

水メーザー water Maser

水分子の励起状態が反転分布するときに出る強い放射で、波長約1.35 cm、振動数22 GHzの電波である。星生成領域や活動的な銀河の中心核付近で検出されている。 1995年に、NGC4258 から発見された強い水メ[…]

水惑星 water planet

表面に液体の水が相当程度存在する惑星。しばしば地球の別称として「水惑星地球」のように用いられる。惑星科学的見地からは、水惑星ができるためには3つの条件が必要である。 1. 惑星が材料としてH2O(固相、液相、気相を問わ[…]

Mitaka Mitaka

太陽系・恒星・銀河などの観測データを基に、夜空の見え方、宇宙空間の旅などをシミュレーションできる無料のソフトウェア(4次元デジタル宇宙ビューワー)である。名前は開発場所の国立天文台がある東京都三鷹市に由来する。 空間3[…]

ミッシングサテライト問題 missing satellites problem

冷たいダークマターに基づいた理論(CDMモデル)によると、天の川銀河(銀河系)のような典型的銀河の質量(1兆太陽質量)を持つダークマターハローには、一つが1000万太陽質量から1億太陽質量のダークマターの塊が数100から[…]

ミッシングバリオン問題 missing-baryon problem

ビッグバン直後に起きたビッグバン元素合成による軽元素の元素存在度、および宇宙マイクロ波背景放射(CMB)のパワースペクトルから制限される宇宙におけるバリオン(通常の物質)の量(宇宙の臨界密度の約5%)に対して、現在の(近[…]

ミッシングマス missing mass

重力の大きさから推定された質量と観測された質量の差。行方不明の質量とも呼ばれたが、1980年代以降はダークマターと呼ばれるようになった。 1937年にツビッキー(F. Zwicky)が、かみのけ座銀河団でその存在を示唆[…]

密度波 density wave

物質の粗密に対応する波。粗密波ともいう。天文学では、特に、渦巻銀河内での天体の粗密(渦巻腕)とそれに伴う重力ポテンシャルの波をいうことが多い。密度の高い領域に含まれる恒星が入れ替わらないならば、それは星団のように1つの実[…]

密度パラメータ density parameter

宇宙を構成する各成分のエネルギー密度を臨界(エネルギー)密度 $ρ_{\rm c}=3c^2H^2/8\pi{G}$ で割ったものを密度パラメータと呼ぶ。ここで、$H$ はハッブルパラメータ、$c$ は光速度、$G$ […]