天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

マゼラン雲流 Magellanic stream

大小マゼラン雲と天の川銀河(銀河系)を結ぶように存在する中性水素ガスがなす帯状の天体のこと。高速度雲の一種である。大小マゼラン雲から幅 5 ~ 10°、長さ 100° にわたり天球上を直線状にペガスス座まで延びていて、一[…]

マゼラン銀河 Magellanic clouds

大マゼラン銀河と小マゼラン銀河をまとめて、この名で呼ぶ。大小マゼラン銀河と呼ぶこともある。地球から肉眼で夜空を見た際の印象に基づいて、マゼラン雲と呼ぶことも多い。

マゼラン探査機 Magellan

アメリカ航空宇宙局(NASA)が1989年に打ち上げた金星探査機で、厚い大気を通す電波により金星のほぼ全面の地形を明らかにした。合成開口レーダーの手法を使い、120mの分解能で表面地形のデータを取得した。極軌道を通る探査[…]

マゼラン望遠鏡 Magellan telescope

ラスカンパナス天文台にある口径6.5mの光赤外望遠鏡であるバーデ望遠鏡とクレイ望遠鏡の2台の総称。2台の望遠鏡はまったく同型であり、それぞれ、天文学者のバーデ(W. Baade)と慈善事業家のクレイ(L.T. Clay)[…]

マッチドフィルター法 matched filter method

天体画像データから特定の種類の天体を自動検出するアルゴリズムの一つ。検出したい種類の天体のモデルに合致するパターンを天体として検出していく。たとえば、銀河であれば輝度分布をモデルとし、銀河団であれば、メンバー銀河の数密度[…]

MACHO Massive Compact Halo Object (MACHO)

質量を持つコンパクトなハロー天体の英語の頭文字から作ったことば。「まちょー」と発音することもある。可視光や赤外線では直接検出できない太陽程度の質量のコンパクトな天体が天の川銀河(銀河系)のハローに多数あれば、天の川銀河で[…]

マッハ数 Mach number

流体の流れの速さと音速との比で求まる無次元数をいう。 マッハ数(Ma)の大小に応じて流れは、亜音速流(Ma < 0.7-0.8)、遷音速流(0.7-0.8 < Ma < 1.2-1.25)、超音速流([…]

窓関数 window function

フーリエ変換を使うスペクトル解析などの分野で、無限区間で定義されている関数 f(x) (-∞<x<∞)の有限区間(a ≦ x ≦ b)だけを取り出すために用いられる関数。窓関数 w(x) は w(x) ≠ 0 (a […]

魔法数 magic number

元素や原子核が特にエネルギーが低く安定になる原子番号や中性子数のこと。元素の場合はほかの原子と反応をしにくい希ガス(He, Ne, Ar, Kr, Xe, Rn)の原子番号 2, 8, 18, 36, 54, 86が魔法[…]

マリナー計画 Mariner Project

アメリカ航空宇宙局(NASA)が、1962年から1973年の間に打ち上げた惑星探査機。この期間のNASAの主ターゲットは月探査であるが、火星、金星、水星探査がマリナー計画で行われた。金星をめざしたのが1, 2, 5号で、[…]

マリナー探査機 Mariner

マリナー計画を参照。

マルカリアン銀河 Markarian galaxy

強い紫外線連続光を出している銀河を、対物プリズム観測によって選び出したもの。紫外線の源は、活動銀河核からのものと、スターバーストからのものとがある。旧ソ連の天文学者マルカリアン(B. Markarian)が1960年代に[…]

マルス計画 Mars project

旧ソ連が1960-70年代に行った火星探査プロジェクト。マルスと名前がついているのは打ち上げに成功した1号から7号までだが、そのほかに打ち上げに失敗した衛星が多数ある。 地球から火星への探査機の打ち上げ機会は、ほぼ2年[…]

マルチビーム受信機 multi-beam receiver

焦点面に多数の受信部を並べた受信機のこと。電波望遠鏡では、従来、アンテナの焦点面には技術的な理由から1点のみを観測できる受信機を1台のみ配置することが多かった。しかし、これではマッピング観測を行う場合には時間効率が低く、[…]

マルチミラー望遠鏡 Multi-Mirror Telescope(MMT)

アメリカ合衆国アリゾナ州のホプキンス山の山頂にある、口径6.5m反射望遠鏡。正式名称は「MMT」。スミソニアン研究所とアリゾナ大学によって共同で設立されたMMT観測所によって運用されている。 この望遠鏡は、2000年に[…]

マルムキストバイアス Malmquist bias

見かけの明るさがある一定以上の天体サンプルを作った場合に発生する統計上の選択効果(バイアス)のこと。遠くのものほど本来暗いものを数え落とすことにその原因がある。この効果によって、同種の天体でも遠いものほど真の明るさが明る[…]

丸め誤差 round-off error

数値計算で発生する誤差の一つ。数学的な実数は無限の桁数をもつが、計算機での数値計算ではこれを有限桁数で表現するために発生する誤差のこと。現在の標準である IEEE-754 形式では、有効桁数は倍精度実数の場合 2 進数で[…]

満月 full moon

月の位相を参照。

マントル mantle

地球型惑星の内部で中心の金属核をとりまく厚い岩石層のこと。地球では厚さは2900 kmで、地球質量の3分の2を占める。地球ではマグネシウム、ケイ素が多いカンラン石を主成分とする。ほかの惑星でもカンラン石が主成分であると考[…]

ミー散乱 Mie scattering

球形粒子による光の散乱のことを指す。1908 年に出版されたミー(G. Mie)の論文で厳密に定式化されたため、このように呼ばれる。また、この理論のことをミー理論と呼ぶ。 散乱される光の波長よりもはるかに小さい粒子によ[…]