天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

星生成領域 star forming regions

星形成領域と同じ。

補償光学 adaptive optics

大気のゆらぎによる光波面の乱れをリアルタイムで測定して、波面補正素子で矯正することにより、望遠鏡の回折限界の空間解像力を実現するシステム。1953年にバブコック(H.W. Babcock)がその概念を提案した。補償光学系[…]

ポストスターバースト銀河 post-starburst galaxy

激しい星生成活動(スターバースト)を終えた直後の銀河のこと。スペクトルに水素のバルマー吸収線が強く見られるのが特徴。寿命の短い(<1億年)OB型星はすでに進化を終え、超新星爆発を起こして死に絶えており、水素のバルマー吸収[…]

ポストニュートン近似 post-Newtonian approximation

一般相対性理論における近似法の一つで、重力場が弱い場合のアインシュタイン方程式を、ニュートン近似から出発し、物質の速度の光速に対する比(v/c)を展開パラメータとして逐次近似を進めていくことにより解く方法。二重中性子星連[…]

補正板 corrector plate

光学系の収差を補正するために用いる素子。球面主鏡による球面収差を補正するためシュミット望遠鏡の主鏡の曲率中心に装着するシュミット補正板が有名。非球面板も参照。

ボソン boson

ボース粒子を参照。ボゾン、ボーズなどと呼ばれることもある。

保存力 conservative force

力 $\boldsymbol{F}$ が位置だけの関数であるポテンシャル ${\it \Phi}(\boldsymbol{r})$ を用いて、 $\boldsymbol{F}=-\nabla {\it \Phi}$ のよ[…]

北極星 Polaris

天の北極(地球の自転軸を北極側に伸ばして天球と交わる点;赤道座標系参照)の近く(約0.75度離れた位置)に見える明るい星(こぐま座 α(アルファ) 星: 2等星)。日周運動でほとんど動かず、北の空の星は北極星の周りを東か[…]

ホットコア hot core

大質量星生成領域でよく検出される高温の分子雲コア(高密度分子ガス塊)のこと。典型的な温度、密度、サイズ、光度は、それぞれ数百 K、>107 cm-3、

ホットジュピター hot Jupiter

太陽系外惑星のうち、質量は木星と同程度あり木星型惑星(巨大ガス惑星)と考えられるが、軌道長半径が約0.1 au以下(公転周期が約10日以下)という中心星に非常に近い軌道を持つもの。中心星からの加熱によって高温の表面を持つ[…]

ホットスタートモデル hot start model

太陽系外惑星、特に、直接観測で発見された巨大惑星の成因を説明するモデルの一つ。恒星や褐色矮星のように、超低質量コアが重力収縮し、孤立した超低質量天体を形成する場合に相当する。この場合、初期状態のエントロピーは高い。これは[…]

ホットネプチューン hot Neptune

太陽系外惑星の中で、質量は地球のおよそ10-30 倍、半径は地球の2-4 倍で、かつ公転周期が100 日以内の中心星に近い灼熱の海王星型惑星。存在頻度はきわめて低い。

ポテンシャル potential

たとえば、高いところにある物体は下に落ちることで何か仕事をすることができる。また、同じ符号の電荷を近づけておくと、離れるときに何か仕事をすることができる。このように、その場所にいることで持つ、仕事をする能力のことをポテン[…]

ボトムアップシナリオ bottom-up scenario

宇宙の構造形成がどのように進んだのかという問題に対する一つのシナリオ。ボトムアップシナリオでは、超銀河団よりも銀河団が先に形成され、銀河団よりも銀河が先に形成され、というように、小さな階層の構造ほど宇宙の初期に形成された[…]

ホビー-エバリー望遠鏡 Hobby-Eberly Telescope

テキサス西部のマクドナルド天文台にある有効口径9.2 m(鏡の実際のサイズは11 m × 9.8 m)の分割鏡望遠鏡。主鏡を対角長1 mの六角形球面鏡91枚で製作し、望遠鏡の高度角を55度に固定することで、従来の望遠鏡に[…]

ホモロガス構造 homologous structure

一般的には、ある構造物に力が加わって変形したときにその構造物の形状があらかじめ指定した形状になるような変形をホモロガス変形と呼び、そのような構造をホモロガス構造という。放物面となっている電波望遠鏡の主鏡は大型になると構造[…]

ボリソフ彗星 2I/Borisov

オウムアムアに次いで2番目に発見された恒星間天体。2019年8月30日に、アマチュア天文学者のボリソフ(Gennady Borisov)がクリミア半島の施設で、自作の65 cm望遠鏡による観測で彗星らしく見える天体を発見[…]

ポリトロープ polytrope

圧力 P が密度 ρ の関数として、P= Kρ (1+1/n) のように変化する場合の球対称自己重力構造のこと(Kは定数)。この関数はポリトロープ関係、n はポリトロープ指数と呼ばれる。この関係を仮定するとレーン-エムデ[…]

ボルツマン定数 Boltzmann constant

気体定数をアボガドロ定数で割った値で、一般に k あるいは kB で表される。この定数と温度の積 kT は、ボルツマン因子 (=exp(-E/kT)) など、統計物理学の基本法則によく現れる。 2019年5月20日[…]

ボルツマン分布 Boltzmann distribution

熱平衡にある古典的な粒子の確率統計。エネルギーが Ei の状態にある分子の数が exp (-Ei/kBT) に比例することを表している。ここで kB とT はボルツマン定数と系の温度を表す。量子性を考慮するとフェルミ統計[…]