天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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天の川銀河 Milky Way Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。銀河系とも言う。その一部が地球からは天の川として見えるので、この名がある。同じものを指す「天の川銀河」と「銀河系」という二つの用語の歴史については銀河系の項で解説している。 天の川銀河は渦[…]

SDSS Sloan Digital Sky Survey(SDSS)

スローンデジタルスカイサーベイを参照。

オウムアムア 'Oumuamua

史上初めて観測された恒星間天体(太陽系外から飛来した天体)。2017年10月19日、マウイ島のハレアカラ山頂にあるサーベイ観測専用のパンスターズ望遠鏡(Pan-STARRS1:PS1)によって発見された。 太陽からの脱[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

XRISM衛星 XRISM (X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission) satellite

2016年に姿勢制御系の不具合のため短期間で運用終了したX線天文衛星「ひとみ衛星(Astro-H)」の後継機。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 宇宙科学研究所 (ISAS) がアメリカ航空宇宙局 (NASA)、ヨーロッ[…]

高速度雲 high velocity cloud

太陽系から観測される天の川銀河の中性水素原子ガス雲は、ほとんどが、円盤部が示す回転運動にしたがっているが、それから大きく外れた視線速度を示すものがある。これを高速度雲という。便宜上、銀河回転からの視線速度の差が50-90[…]

黄道光 zodiacal light

天球上で太陽近傍を中心に黄道面(地球軌道面)に沿って観測される淡い光の帯。よく晴れた春の夕方の西の空、あるいは秋の早朝の東の空で観測しやすい。黄道面付近には彗星からの放出や小惑星同士の衝突で生成されたダストがただよってお[…]

ジャンスキー Jansky, Karl Guthe

ジャンスキー(Jansky, Karl Guthe;1905-1950)は、宇宙電波を最初に発見し、電波天文学の創始者と言われるアメリカの電波技術者・物理学者。オクラホマ生れ、ウィスコンシン大学を1927年に卒業してベル[…]

重力波 gravitational wave

一般相対性理論などの相対論的な重力理論一般に予言される重力場の波動的振動。流体力学における重力波(gravity wave)とは別のものである。 一般相対性理論では、重力波は物質の四重極モーメント以上の高次モーメン[…]

スカイ雑音 sky noise

背景雑音を参照。

スカイラブ衛星 Skylab satellite

アメリカ初、世界では2番目の宇宙ステーション。1973年5月14日に 高度435kmの地球周回軌道上に無人で打ち上げられた。軌道上を1979 年まで周回し、1979年7月11日に大気圏に再突入、オーストラリアに 破片が落[…]

スローンデジタルスカイサーベイ Sloan Digital Sky Survey(SDSS)

北天を中心とした全天の約1/4の天域の可視光による撮像分光サーベイで、天文学史上最も重要なサーベイ観測プロジェクトの一つとされる。過去最大の銀河の赤方偏移サーベイでもある。 プリンストン大学のジェームズ・ガン(Jame[…]

掃天観測 sky survey

サーベイ観測を参照。

チェレンコフ光 Cherenkov light

屈折率nの媒質中での光速(位相速度)は $c/n$(cは真空中の光速度)になるため、高エネルギーの荷電粒子がこれより速く媒質中を進むと、荷電粒子周囲の電磁場が後に取り残され、波面が重なって衝撃波を生じる。この衝撃波がチェ[…]

2MASS 2MASS (Two Micron All Sky Survey)

3つのバンド、J (波長1.25 μm)、H (1.6 μm)、Ks (2.17 μm)で行われた、近赤外線波長域における初の全天サーベイ観測プロジェクト。2 Micron All Sky Survey(2ミクロン全天サ[…]

DSS Digitized Sky Survey (DSS)

アメリカの宇宙望遠鏡研究所(STScI)の写真乾板測定機を用いて、いくつかの広天域サーベイの写真乾板をデジタル化した全天のデジタルデータベースの名称。1994年にPOSS-I(パロマー天文台スカイサーベイを参照)とESO[…]

トモエゴゼン Tomo-e Gozen

東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所が105cmシュミット望遠鏡用に開発した広視野動画カメラとデータ処理ソフトウエア群からなる観測統合システム。2019年10月より科学観測を開始した。地元にゆか[…]

パロマー天文台スカイサーベイ Palomar Observatory Sky Survey(POSS)

パロマーシュミット望遠鏡(視野6.6度、写真乾板の実寸35.6 cm四方)を使って行われた写真乾板による全天サーベイ。第1次サーベイ(POSS-I)と第2次サーベイ(POSS-II)がある。第1次サーベイは、アメリカ地理[…]

放射点 radiant

流星群を構成する流星体(ダスト)は、母天体の軌道に沿った、ほぼ同じ軌道を運動している。そのため、地球に突入した流星は、天球上では1点から放射状に流れるように見える。これを、放射点もしくは輻射点と呼ぶ。散在流星では、放射点[…]

ミラ型変光星 Mira variable

漸近巨星分枝段階の赤色巨星にみられる周期の長い脈動変光星。くじら座ο(オミクロン)星のミラに代表され、変光周期は1年程度、変光の振幅は2.5等以上で、実視等級では10等もの変光を示す天体もみられる。周期と光度の間に相関が[…]