天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アイスキューブ実験 IceCube Experiment

南極の氷の下に設置された高エネルギー宇宙ニュートリノ望遠鏡。氷の中でニュートリノが相互作用して作り出す荷電粒子から発せられる微弱なチェレンコフ光を、透明な耐圧容器に封じ込めた光センサー(光電子増倍管)で検出することにより[…]

アイソフォト isophote

等輝度線を参照。

アインシュタインリング Einstein ring

重力レンズによって作られる遠方天体のリング状の像。重力レンズを引き起こす天体(銀河、クェーサー、銀河団)と同じ視線上の真後ろに点光源がある場合に完全な円環の像ができる。この円環の半径がアインシュタイン半径である。銀河団に[…]

アクロマート achromat

屈折率の異なる二種類の硝材で作った2枚のレンズを組み合わせて、二つの波長で色収差をなくするように設計された色消しレンズ。

暗黒星雲 dark nebula

ガス星雲のうちで、低温度(20 K程度)かつ高密度(500水素原子 cm-3 程度以上)で、多量のダストを含むため、背後の天体からの光がダストに遮られて黒い雲のように見えるもの。この名称は見かけの様相に由来する。暗黒物質[…]

アンシャープマスキング unsharp masking

画像の微細構造(高周波成分)を強調するために使われる画像処理の技法。原画像をピンぼけ状態にぼかした画像(アンシャープマスク)を原画像から差し引くことで、微細構造が強調される。写真の場合は、アンシャープマスクを原画像とネガ[…]

案内望遠鏡 guiding telescope

目的天体を視認し導入するために小口径の天体望遠鏡に同架する広視野の小型望遠鏡のこと。これはファインダーと呼ばれることが多い。ガイドに使われるものはガイド望遠鏡と呼ぶ。

宇宙X線背景放射 cosmic X-ray background radiation

全天にわたってほぼ一様に輝いているX線。ジャッコーニ(R. Giacconi)らの1962年のロケット実験で発見された。30 keV付近にエネルギー分布のピークを持つ。その起源は長年の謎であったが、最近のチャンドラ衛星の[…]

宇宙ジェット astrophysical jet

天体に周囲から降着するガスの一部が細く絞られて一方向または双方向に噴出するもの。ガスが細く絞り込まれる現象はコリメーション(収束)という。中心の天体の周りにはガスでできた降着円盤があると考えられている。英語の astro[…]

宇宙線 cosmic ray

宇宙空間に存在する高エネルギーの放射線や、それらが宇宙空間を伝搬する過程や地球大気に入射した際に作る放射線のこと。前者は1次宇宙線、後者は2次宇宙線と呼ばれる。1912年にオーストリアの物理学者ヘス(V.F. Hess)[…]

宇宙背景放射 cosmic background radiation

宇宙にはビックバン起源の放射である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)だけでなく、別の起源による背景放射がさまざまな波長域で検出されいる。これを総称して宇宙背景放射という。たとえば、X線の波長領域では人工衛星の観測により宇宙[…]

AGN Active Galactic Nucleus (AGN)

活動銀河核を参照。

APEX APEX (Atacama Pathfinder EXperiment)

アタカマ・パスファインダー実験機を参照。

エシェル分光器 echelle spectrograph

エシェル回折格子と垂直分散素子(クロスディスパーザ)を用いた高分散分光器のこと。エシェル回折格子とは、高次の回折光を利用するために粗く溝が刻まれた回折格子のことをいう。エシェル回折格子で分散された光は、高次回折光のために[…]

X線源 X-ray source

強いX線を放射する天体の総称。おもにX線連星系や激変星であるが、超新星残骸、原始星ジェット、X線パルサー、活動銀河核、銀河団など、さまざまな天体がX線を放射している。太陽もX線源である。

M87 (NGC4486) M87

おとめ座銀河団の中心部にある巨大楕円銀河。1781年に出版されたメシエカタログの87番目の天体なので M87と呼ばれる(NGCカタログの番号は4486)。電波源としては「おとめ座A」とも呼ばれ、歴史的には最も初期に可視光[…]

カーブラックホール Kerr black hole

電荷を持たない回転するブラックホールで、その時空はアインシュタイン方程式の軸対称で定常、かつ漸近的に平坦な真空解で表される。回転の効果のため、地平線の外側にエルゴ領域という遠方の慣性系に対して静止できない領域ができる。こ[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

ガイド望遠鏡 guiding telescope

観測に用いる望遠鏡に同架してガイドのために用いる口径の小さい望遠鏡。一般に口径が小さい望遠鏡は写野が広いため、ガイド星(案内星)を探しやすいというメリットがある。しかし、大型望遠鏡ではほとんどガイド望遠鏡を用いない。望遠[…]

化学特異星 chemically peculiar star

吸収線スペクトルが大きな異常を示し、星の大気の組成が太陽系組成と大きく異なると見られる星。さまざまな種類が存在するが、主なものには以下の型がある。1974年にプレストン(G.W. Preston)によって示された4つの分[…]