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R型星 R-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。N型と共にC型(炭素型)と呼ばれる。CとOの原子数の比C/Oは太陽では∼0.5であるが、C型はC/O>1であるような低温の星である。漸近巨星分枝進化でヘリウム殻フラ[…]

青色はぐれ星 blue straggler

年齢の高い恒星の系に現れる異常に高温(青色)の恒星。球状星団や矮小銀河、天の川銀河(銀河系)のハローなど、一般に年齢の高い恒星からなる系では、太陽質量程度以上の星はすでに進化が進み、主系列を離れている。しかし、こういった[…]

アルゴル型変光星 Algol-type variable

連星の食現象に起因する変光星(食連星)の分類型の一つ。食以外のときは一定の光度を示し、食の出入りの位相がよく決まる。2つの星が比較的離れている連星系である。アルゴル(ペルセウス座ベータ星)は有名な明るい食連星系で、68.[…]

イトカワ Itokawa

はやぶさ探査機の詳細観測とサンプルリターンのターゲットになった小惑星。1998年に発見され1998 SF36の仮符号がつけられ、後に正式に登録されて、日本のロケット開発の先駆者である糸川英夫にちなんでイトカワ(25143[…]

A型星 A-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、B型星よりも低温の星。表面温度は~9,600(K)。質量は太陽の2倍程度。水素のバルマー線が最も強い。主な吸収線は電離金属線(MgII、SiII)。例、シリウス A1。 スペク[…]

S型星 S-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。表面温度はR型星、N型星よりも低くく、M型星に近い。炭素の多い星のうち、大気の炭素と酸素の組成比がC/O>1のとき炭素星、C/O<1のときS型星とされる[…]

N型星 N-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。R型と共にC型(炭素型)と呼ばれる。CとOの原子数の比C/Oは太陽では∼0.5であるが、C型はC/O>1であるような低温の星である。C2、CN、CH分子による[…]

F型星 F-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、A型星よりも低温の星。表面温度は~7,200(K)。質量は太陽の1.25倍程度。水素のバルマー線は中間。主な吸収線は中性金属線、電離金属線、カルシウムH、K線。例、カノープス F0。[…]

M型星 M-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属する非常に低温の星。表面温度は~3,900(K)。ヘルツシュプルングによって該当する恒星には、質量・大きさ・絶対光度のいずれもが大きく異なる2種類があることが発見され、小さて軽く暗い星を[…]

MK分類 MK classification

現在最も広く用いられている星のスペクトル分類法。1900年代初頭に提唱されたハーバード分類(星の表面温度の高い順にO, B, A, F, G, K, Mの型に分類しさらにその中を0-9に細分)と、1940年代にヤーキス天[…]

O型星 O-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属する最も高温の星。表面温度は∼45,000(K)以上。質量は太陽の約25-120倍。水素のバルマー線は無いか弱い。主な吸収線は電離ヘリウム線(HeII)、高電離の炭素(CIII)、窒素([…]

カミオカンデ Kamiokande

1980年代初めに岐阜県神岡鉱山の地下1000mの場所に建設された水チェレンコフ検出器。3000t の水タンクに948本の直径0.5m光電子増倍管を1m間隔で内面に取り付けた装置であり、荷電粒子が水中の光の速度よりも速く[…]

巨大分子雲 giant molecular cloud

概ね太陽質量の1万倍程度以上の質量を持つ分子雲のことを指す。英語名の頭文字を使ってGMCと表記することがある。 分子雲中の一酸化炭素(CO)が出す電波輝線、CO(J=1-0)輝線、で観測されることが多い。多くの巨大[…]

銀河サーベイ galaxy survey

銀河に対するサーベイ観測のこと。一定の明るさ以上の銀河、あるいは輝線を出すなどの特定の性質を持つ銀河をすべて検出するために、ある天域を覆い尽くす観測。覆い尽くす天域の広いものは「ワイドサーベイ」(全天に近い広さなら「全天[…]

K型星 K-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、G型星よりも低温の星。表面温度は~5,300(K)。質量は太陽の0.8倍程度。水素のバルマー線は非常に弱い。中性金属線、CH、CN分子の吸収線が顕著になる。例、アークトウルス K2。[…]

ゴースト ghost

光学系を構成する光学素子は完全ではないために、明るい光源(天体)からの光の意図しない反射などにより生じる偽物の像。透過素子であるレンズは、わずかであってもレンズ表面での反射が避けられない。反射した光は別のレンズや鏡などを[…]

光学くさび optical wedge

ガラスなどの光を透過する薄板の表面に、一方の端からもう一方の端に向かって一定の割合で光の透過率が変わるような処理をした光学素子。これを写真乾板や写真フィルムの前に置いて一様な光で露光し現像すると、露光量の変化に伴って写真[…]

渾天儀 armillary sphere

天球のモデルであると同時に天体の観測装置として使われた器械。渾天儀は中国での呼び名で、ヨーロッパでは天球儀が一般的な名称である。水平線、子午線、卯酉(ぼうゆう)線(東西を表す線)、天の赤道、黄道、白道などを表す多数の環、[…]

G型星 G-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、F型星よりも低温の星。表面温度は~6,000(K)。質量は太陽とほぼ同じ。水素のバルマー線は弱い。主な吸収線はカルシウムH、K線(CaII)、中性鉄線(FeI)、CH分子。例、太陽G[…]

スーパーカミオカンデ Super-Kamiokande detector

カミオカンデの後継観測装置として、岐阜県神岡鉱山の地下に日本を中心とする国際協力で建設された巨大な水チェレンコフ検出器。天体ニュートリノの観測や陽子崩壊の観測を行うことを主な目的とし、1996年から観測を続けている。超純[…]