天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アエンデ隕石 Allende meteorite

1969年2月8日にメキシコ北部に落下した隕石で炭素質コンドライトに分類される。現地の村の名前をとってアエンデ(Allende)隕石と呼ばれる。数千個以上の破片となって落下したが回収された総重量は3000 kg近くにおよ[…]

宇宙の大規模構造 large-scale structure of the universe

宇宙空間における銀河の分布には特徴的な疎密が見られる。大部分の銀河は、銀河団及び銀河団をつなぐフィラメント状構造に属しており、このフィラメントに囲まれるようにしてボイドと呼ばれる低密度の領域が存在する。銀河団とそれらをつ[…]

EGRET検出器 Energetic Gamma Ray Experiment Telescope (EGRET) detector

コンプトンガンマ線衛星に搭載されたGeV領域ガンマ線の検出器。スパークチェンバーとNaIシンチレーション検出器を用いたカロリメータ、および反同時計数検出器を備え、ガンマ線を検出器内で起こした対生成過程でつくられた電子・陽[…]

赤方偏移サーベイ redshift survey

銀河系(天の川銀河)外の天体(通常は銀河)で一定の条件を満たすものをくまなく分光観測してその赤方偏移を測るサーベイ観測。赤方偏移(後退速度)からは距離が求められるので、赤経、赤緯(赤道座標系)の情報と合わせて天体の3次元[…]

トムソン散乱 Thomson scattering

非相対論的な自由荷電粒子による電磁波の弾性散乱のうち、可視光などの低周波の電磁波の散乱で、散乱前後で波長の変化を伴わないもの。 これに対して波長の変化を伴うX線やガンマ線など短波長の電磁波の散乱をコンプトン散乱という。[…]

ノイゲバウアー  Nuegebauer, Gerald

ジェラルド・ノイゲバウアー(Gerald Nuegebauer; 1932-2014)はアメリカの天文学者。ドイツに生まれ7歳でアメリカに移住、1954年にコーネル大学卒業、1960年にカリフォルニア大学からPh.Dを取[…]

フィラメント状構造 filamentary structure

複数の銀河団の間を結ぶ細長い帯状領域に分布する銀河分布のパターン。単にフィラメントとも言う。標準宇宙論モデルによる暗黒物質分布の大規模数値シミュレーションでは、銀河分布の2次元的壁(ウォール)構造に対し、フィラメント構造[…]

プトレマイオス Ptolemaeus, Claudius

プトレマイオス(Ptolemaeus;c.90 - 168)は古代ギリシアの天文学者・地理学者。英語ではトレミー(Ptolemy)とも呼ばれる。天動説に基づいた著書、『アルマゲスト』は永く天文学の権威として読まれた。エジ[…]

ホームステイク実験 Homestake experiment

デービス(R. Davis)らがアメリカのホームステイク(Homestake)金鉱山(サウスダコタ州)の地下において1960年代に開始した実験で、世界で初めての太陽ニュートリノ観測実験である。 この実験は、615 […]

ホモロガス構造 homologous structure

一般的には、ある構造物に力が加わって変形したときにその構造物の形状があらかじめ指定した形状になるような変形をホモロガス変形と呼び、そのような構造をホモロガス構造という。放物面となっている電波望遠鏡の主鏡は大型になると構造[…]

マジックガンマ線望遠鏡 Major Atmospheric Gamma Imaging Cherenkov Telescope(MAGIC)

マックスプランク物理学研究所を中心に、ドイツなどの国際協力でガンマ線天文学のためにカナリア諸島ラパルマ(標高2200 m)に建設された2台の大気チェレンコフ望遠鏡。英語名称のMajor Atmospheric Gamma[…]