天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"telegram涨粉✅SMMFS.COM✅刷留言拉活人,Cen"の検索結果(54件)

アストロメトリ法 astrometric method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく。この恒星の微小な運動が天球上の位置の周期的な変化として、固有運動に重なって検出され[…]

αケンタウリ星系 Alpha Centauri system 

南天の星座、ケンタウルス座で最も明るいα星(αCen)は3個の星からなる三重連星であり、αケンタウリ星系と呼ばれる。太陽系に一番近い恒星系(距離4.3光年)でもある。αケンタウリA、Bと呼ばれる二つの星が、周期79.9年[…]

アングロオーストラリア望遠鏡 Anglo-Australian Telescope

オーストラリアのニューサウスウェールズ州サイディングスプリング天文台にある口径3.89 mの望遠鏡。AATと略称される事が多い。オーストラリア国立大学(ANU)が運用している。 1960年代後半にオーストラリア国立大学[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

色超過 color excess

天体固有の(真の)色と観測される色の差。天体からの光は、星間ダストなどの星間物質や地球大気による吸収・散乱の影響により、観測されるまでの間にいくらかの光が失われる。この効果を減光と呼ぶが、波長の短い青い光ほどより多く減光[…]

宇宙検閲官仮説 cosmic censorship hypothesis

重力崩壊の最終段階では物質のエネルギー密度や時空の曲率が無限に大きくなり一般相対性理論で扱う時空の概念が破綻する。このような領域を特異点、あるいは特異領域というが、現在のところ特異点を支配する物理法則は知られておらず、し[…]

エキセントリックプラネット eccentric planet

軌道離心率が大きい太陽系外惑星。偏心軌道惑星ともいう。太陽系内の惑星は、水星を除きほぼ円軌道(離心率が0.1以下)をもつ。一方、太陽系外惑星の軌道の離心率は0.1以上のものも多数あり、最大のものは0.9以上にも達する。こ[…]

SN1987A SN1987A

1987年2月23日に大マゼラン雲中で発見された超新星。B0.7~B3型星がII型超新星爆発を起こしたものと考えられている。爆発時の最大光度は絶対等級で MV=-15.9 等とされ、見かけの等級でも2.6等に達した。望遠[…]

遠銀点 apocenter of a galaxy

銀河の周りを公転する天体について、銀河中心から最もはなれた点のこと。逆に最も近づく点を近銀点という。ただし、銀河の場合には質量分布が球対称とは大きく異なる上に、銀河内部を天体が通過することもできるので、公転軌道が閉じない[…]

遠点 apocenter

ある天体の周りを回っている別の天体の軌道において、この2天体間の距離が最も離れる点のこと。中心天体が太陽、地球、火星、恒星(たとえば、実視連星系の主星)、天の川銀河(銀河系)中心の場合、それぞれ遠日点、遠地点、遠火点、遠[…]

オサイリス・レックス OSIRIS-REx

オサイリス・レックス(OSIRIS-REx;オシリス・レックスとも呼ばれる)は、アメリカ航空宇宙局のゴダード宇宙飛行センター (NASA/GSFC) が、アリゾナ大学の月惑星研究所などと共同開発した小惑星探査機。「アメリ[…]

おとめ座銀河団 Virgo cluster

おとめ座の方向に見える銀河団。太陽系からの距離は約18メガパーセク(18 Mpc=5900万光年)であるが、10-25メガパーセクの範囲にほぼ視線に沿って細長い領域に銀河が分布している。銀河団としては最も近いため、12等[…]

カイパー飛行機搭載天文台 Kuiper Airborne Observatory

地上からは困難な赤外線観測を行うための望遠鏡を搭載した飛行機天文台。軍用輸送機C-141Aの民間改良型をベースに防震装置に載せられた口径91.5 cmの望遠鏡を機体前部側面に搭載する。大気中の水蒸気による吸収のために近赤[…]

火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

共生星 symbiotic star

赤色巨星と白色矮星の連星系で、スペクトルに特異な特徴を持つ星。低温度星の分子吸収スペクトルと高温ガスからの輝線が同時に観測される。輝線は赤色巨星から白色矮星への質量移動によって形成された白色矮星周りの降着円盤から発せられ[…]

共鳴蛍光 resonance fluorescence

吸収した光と同じ波長で原子や分子から放出される蛍光(シンチレーション光)。吸収した光により電子が高いエネルギー準位に移り、その後もとの準位に戻るときに吸収したエネルギーと同じエネルギーの光子を放出する。蛍光放射も参照。

局所超銀河団 Local Supercluster

天の川銀河(銀河系)の属する超銀河団。1950年代にドゥ・ボークルールによってその存在が指摘されたが、実際に存在するかどうかについては議論が続いた。明るい銀河の赤方偏移サーベイが進んでその存在が実証された。 半径20メ[…]

近銀点 pericenter of a galaxy

銀河の周りを公転する天体について、銀河中心に最も近づく点のこと。逆に最も離れた点を遠銀点という。ただし、銀河の場合には質量分布が球対称とは大きく異なる上に、銀河内部を天体が通過することもできるので、公転軌道が閉じない場合[…]

近点 pericenter

ある天体の周りを回っている別の天体の軌道において、この2天体間の距離が最も近づく点のこと。中心天体が太陽、地球、火星、恒星(たとえば、実視連星系の主星)、天の川銀河(銀河系)中心の場合、それぞれ近日点、近地点、近火点、近[…]

クェーサー quasar

最も明るい部類の活動銀河核(AGN)。もともとは、恒星(点源)のように見える天体(quasi-stellar object)という意味の英語から作られた造語であり、日本語では準星あるいは準恒星状天体と訳されることもある。[…]