天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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イメージスライサー image slicer

望遠鏡焦点面上の天体像を複数の短冊状に分割して、分光器の入射スリットに導入する光学素子。ボウエン-ウォルラーベン型とリチャードソン型に大別される。ボウエン-ウォルラーベン型は焦点面に配置した細長い斜平面鏡群と対向するプリ[…]

薄メニスカス鏡 thin meniscus mirror

反射型天体望遠鏡の主鏡は自重変形を抑制するため、古典的には直径の1/6程度の厚さを持たせて剛性を確保し、複数のカウンターバランスや油圧パッドで受動的に支持するのが普通であった。主鏡が大きくなるとこの手法では限界があり、支[…]

XMM-ニュートン衛星 X-ray Multi-Mirror Mission-Newton satellite

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が1999年12月に打ち上げたX線天文衛星で、ニュートン(I. Newton)の名を冠している。軌道傾斜角40度、遠地点高度99,000-114,000 km、近地点高度6,000-22,00[…]

MMT Multi-Mirror Telescope(MMT)

マルチミラー望遠鏡を参照。

可変形鏡 deformable mirror

補償光学系の構成要素で波面センサーからの光波面誤差の信号を得て、光波面の補正を行うため、表面形状を高速に可変駆動できる鏡。可変形状鏡とも言う。 連続薄膜鏡面の裏面に多数のバイモルフ型ピエゾ素子を配置した鏡や、多数の積層[…]

鏡材 mirror substrate

鏡を作る材料物質のこと。よく用いられる鏡材はガラスを基本としている。望遠鏡に用いる鏡材は、数十年に渡って安定であり、運搬や設置時に破損しない強度が必要である。また、加工や運用時の変形を小さく抑えるため、内部応力および熱膨[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

スーパーミラー supermirror

多層膜X線反射鏡において、多層膜の周期長を表面近くでは広く、内側に行くほど狭くなるよう変化させると、低エネルギーのX線は表面近くで、透過力のある高エネルギーのX線は内側で反射され、単純な多層膜に比べ、有効に反射するX線の[…]

赤外線 infrared ray

波長が1 μm から400 μm 程度の範囲にある電磁波の名称。さらにこの波長範囲で、波長が短いもの(1-3 μm)、中間のもの(3-40 μm)、長いもの(40-400 μm)をそれぞれ、近赤外線、中間赤外線、遠赤外線[…]

多層膜X線反射鏡 multi-layer X-ray mirror

X線望遠鏡を参照。

ティップ-ティルト鏡 tip-tilt mirror

地上望遠鏡で観測する場合、大気ゆらぎによる天体像の重心位置の移動を補正するために用いられる小型の鏡。振動鏡という場合もある。鏡の向きを高速で変化させられる仕組みを持っており、天体像の重心位置を高速で測定した結果をフィード[…]

天文電報中央局 Central Bureau for Astronomical Telegrams(CBAT)

彗星や小惑星など新天体の発見や、新星や超新星や注目すべき変光星の増光などの突発現象の情報を発信する活動を行っている非営利組織。CBATと略称されることが多い。「IAUサーキュラー」を不定期に印刷物(葉書サイズ)で発行して[…]

バイモルフ鏡 bimorph mirror

複数のバイモルフピエゾ素子に正負の駆動電圧を印加することにより、鏡面を局所的に凹凸させる可変形鏡。波面曲率センサーとのマッチングが良い。補償光学、波面センサーも参照。

ハニカム鏡 honeycomb mirror

蜂の巣のような中空構造を持たせて軽量化したガラスで製作した望遠鏡用の鏡。製法上、融点が低く粘度も低いボロシリケート系のガラスが用いられる。これらのガラスは膨張率が低膨張率ガラスに比べると大きいので温度制御には配慮が必要と[…]

分割鏡 segmented mirror

大型非球面主鏡をセグメントと呼ばれる分割した部分鏡として製作し、これらを組み合わせて、全体として1枚の鏡として機能するように(回折限界像が得られるように)する方式。大型の鏡を安価で製作することができるが、形状の異なる非球[…]

分割鏡望遠鏡 segmented mirror telescope

口径8-10mクラスの巨大望遠鏡に用いられている望遠鏡のタイプの一つで、主鏡に分割鏡を用いたもの。1993年にハワイ島マウナケア山頂に建設されたケック望遠鏡で初めて採用され、以来口径10mクラスの望遠鏡のほとんどが分割鏡[…]

Hope探査機 Hope Probe

アラブ首長国連邦(UAE)構成国の一つドバイ首長国が、UAEの建国50周年を記念し2021年の火星到達を目指して計画・開発した火星探査機。ミッション全体は、エミレーツ・マーズ・ミッション(Emirates Mars Mi[…]

マルチミラー望遠鏡 Multi-Mirror Telescope(MMT)

アメリカ合衆国アリゾナ州のホプキンス山の山頂にある、口径6.5m反射望遠鏡。正式名称は「MMT」。スミソニアン研究所とアリゾナ大学によって共同で設立されたMMT観測所によって運用されている。 この望遠鏡は、2000年に[…]

ミラ型変光星 Mira variable

漸近巨星分枝段階の赤色巨星にみられる周期の長い脈動変光星。くじら座ο(オミクロン)星のミラに代表され、変光周期は1年程度、変光の振幅は2.5等以上で、実視等級では10等もの変光を示す天体もみられる。周期と光度の間に相関が[…]