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青色はぐれ星 blue straggler

年齢の高い恒星の系に現れる異常に高温(青色)の恒星。球状星団や矮小銀河、天の川銀河(銀河系)のハローなど、一般に年齢の高い恒星からなる系では、太陽質量程度以上の星はすでに進化が進み、主系列を離れている。しかし、こういった[…]

ASTE Atacama Submillimeter Telescope Experiment (ASTE)

チリ北部、標高4800 mのパンパラボラに位置する口径 10 mのサブミリ波望遠鏡。国立天文台、チリ大学と東京大学をはじめとする大学共同体によって運用されている。搭載する受信機に応じて230~850 GHzの周波数帯での[…]

ALMA Atacama Large Millimeter/sub-millimeter Array(ALMA)

アルマ望遠鏡を参照。

アルマ望遠鏡 Atacama Large Millimeter/sub-millimeter Array(ALMA)

南米チリのアンデス山脈の中、標高5000mのチャナントール高原に建設された、周波数80-950 GHz帯のミリ波サブミリ波領域で稼働する電波干渉計。口径12 mと7 mのアンテナ計66台を最大基線長16 kmで展開し、大[…]

アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

HDS High Dispersion Spectrograph

すばる望遠鏡に搭載された、エシェル分光器のこと。High Dispersion Spectrographの頭文字をとって命名された。製作メーカーはニコン。装置全体の大きさは6 m x 6 m x 3 m、重量は約6 tで[…]

カッシーニの間隙 Cassini division

土星の主要リングであるAリングとBリングの間にある領域。カッシーニの空隙ともいう。1675年にカッシーニ(G. Cassini)が地上からの観測により、リング中に暗い溝のように見える領域のあることを発見したため、この名が[…]

カナダ-フランス-ハワイ望遠鏡 Canada-France-Hawaii Telescope(CFHT)

標高4200 mのハワイ島マウナケア山頂で、カナダ、フランス、およびハワイ大学が共同で運用する口径3.6 mの望遠鏡。完成は1979年で、マウナケア山頂に最初に建設された4 mクラスの大型望遠鏡である。 ホームページ:[…]

逆行惑星 retrograde exoplanet

太陽系の惑星は、その自転軸と公転軸がなす角度は約10 度以内で一致する。また、標準的な惑星形成モデルによれば、恒星の自転軸と惑星の公転軸は一致し、かつ、同じ向きを持つと考えられる。この角度を天球上に射影した角度は、ロシタ[…]

鏡材 mirror substrate

鏡を作る材料物質のこと。よく用いられる鏡材はガラスを基本としている。望遠鏡に用いる鏡材は、数十年に渡って安定であり、運搬や設置時に破損しない強度が必要である。また、加工や運用時の変形を小さく抑えるため、内部応力および熱膨[…]

キロノバ Kilonova

新星の約1,000倍の明るさに達する爆発現象。中性子星の連星または中性子星とブラックホールの連星が合体することによって発生すると考えられていたが、2017年8月17日に40メガパーセク(40 Mpc=1.3億光年)という[…]

銀河群 group of galaxies

明るい銀河を数個含む銀河の集団。孤立銀河と銀河団の中間の階層に位置づけられるが、銀河群と銀河団の間には明確な境界はない。天の川銀河(銀河系)は局所銀河群という銀河群に属する。局所銀河群には少なくとも50-60個以上の銀河[…]

銀河風 galactic wind

銀河内部から外部に向けてガスが大規模に噴き出す現象。銀河内でスターバーストが起こり、短時間に多数の超新星が爆発すると、そのエネルギーで銀河内のガスが熱せられ、重力を振り切って外へ噴き出す。これを銀河から噴き出す風になぞら[…]

経緯台 alt-azimuth mounting

望遠鏡の架台の形式の一種。鉛直方向の回転軸(方位軸という)と水平方向の回転軸(高度軸という)の周りに望遠鏡を回転させて、天体指向および追尾を行う。方位軸は重力方向に設置されているため、回転しても重力の影響は変わらない。ま[…]

原始惑星系円盤 protoplanetary disk

星間雲のなかで密度が高く、水素が解離せず水素分子として存在している領域を分子雲と呼び、分子雲中でさらに密度の濃い部分を分子雲コアと呼ぶ。分子雲コアが自己重力により収縮することで星が生成される。その際により大きな角運動量を[…]

恒星 star(fixed star)

天体内部の核融合によりエネルギーを作りだし、自ら輝いている天体。みかけの相対位置や明るさがほとんど変わらないことから、月や惑星と区別して恒星と名づけられたが、実際には固有運動をもち、大きな明るさの変化を示すものもある。太[…]

コンパクト銀河群 compact group of galaxies

通常の銀河群よりもはるかに狭い領域に銀河が密集している銀河群。銀河の数密度は銀河団の中心部に匹敵する。典型的なコンパクト銀河群は、大きさが数10 キロパーセク(数10 kpc=10万光年)程度、内部の銀河の運動の速度分散[…]

サブビームプリズム sub-beam prism

光学くさびを参照。

サブミリ波 submillimeter(radio)wave

電波の中で最も短い波長(0.1-1 mm程度)をもつものの名称。 ミリ波やサブミリ波では低温度の星間物質(分子雲や星間ダスト)中にある分子の輝線が多く観測される他、ダストの熱放射もこの波長域に強度ピークを持つ。サブミリ[…]

SEEDS SEEDS

すばる望遠鏡に搭載された高コントラストカメラHiCIAOと補償光学系AO188を用いた直接撮像法による太陽系外惑星および星周円盤の探査プロジェクトのこと。Strategic Explorations of Exoplan[…]