天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アレシボ天文台 Arecibo Observatory

米国の自治領であるプエルトリコのアレシボにある米国立天文電離層センター(NAIC)の電波天文台。コーネル大学とアメリカ空軍研究所の研究者らが中心となり、アメリカ国防高等研究計画局が資金を出して建設、1963年に完成した口[…]

渦巻銀河 spiral galaxy

渦巻腕を持つ銀河。渦状銀河ということもある。レンズ状銀河(円盤は持つが渦巻腕は持たない:近年はS0(エスゼロ)銀河と呼ばれることが多い)と合わせて円盤銀河(disk galaxy)と総称されることがある。 現在の宇宙に[…]

音叉図(ハッブルの) (Hubble's)tuning fork diagram

ハッブル(E. Hubble)が考案した銀河の形態分類体系(ハッブル分類)を表現する図。1936年に出版された『The Realm of the Nebulae』(エール大学出版会; 邦訳『銀河の世界』戎崎俊一訳、岩波文[…]

局所超銀河団 Local Supercluster

天の川銀河(銀河系)の属する超銀河団。1950年代にドゥ・ボークルールによってその存在が指摘されたが、実際に存在するかどうかについては議論が続いた。明るい銀河の赤方偏移サーベイが進んでその存在が実証された。 半径20メ[…]

恒星時 sidereal time

春分点の時角のことで、子午線に対する春分点の方向、あるいは春分点を基準とした地球の自転量と考えてもよい。恒星時は15°を1時間の割合で換算して時分秒の単位で表す。つまり、恒星時とは春分点が子午線を通過してからの時間と考え[…]

恒星日 sidereal day

恒星日とは恒星時0時から次の恒星時0時までの時間のこと、すなわち、春分点が南中してから次の南中までの時間である。春分点そのものも歳差・章動により変動するが、1日における変動量は十分小さいので、地球が恒星に対して360°自[…]

恒星年 sidereal year

恒星に対して地球が太陽の周りを1公転する周期のこと。天球上において、太陽が恒星に対して黄道を一周する周期といってもよい。365.25636日である。これに対して、春分点を基準として太陽が黄道を一周する周期が太陽年(365[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

視恒星時 apparent sidereal time

恒星時を参照。

早期型銀河 early-type galaxy

楕円銀河とレンズ状銀河の総称。これに対し、渦巻銀河と不規則銀河はまとめて晩期型銀河と呼ばれる。 早期型、晩期型という用語はハッブル(E.P. Hubble)によるものである。その由来は、ハッブルが形態分類(ハッブル分類)[…]

楕円銀河 elliptical galaxy

星が楕円体状に分布している銀河(絶対等級がおよそ-18等より暗い楕円銀河は矮小楕円銀河(矮小銀河参照)と呼ばれており、明るい楕円銀河とは別の種類に分類されている)。代表的な銀河の形態分類のハッブル分類では音叉図の最も左に[…]

地方恒星時 local sidereal time

恒星時を参照。

超銀河団 supercluster of galaxies

銀河の集団である銀河団や銀河群が、複数個以上連なった大構造のこと。およそ1億光年程度以上の大きさを持つ。フィラメントと呼ばれるブリッジ構造を介して連なっている。大規模な銀河の赤方偏移サーベイなどによってその存在が明らかに[…]

天球 celestial sphere

観測者(自分)を中心として天体がそこに貼り付いているかのように見える仮想的な球面のこと。天体の位置を表す観点から天球面と言うことも多い。 月、惑星、太陽、恒星、銀河などの天体までの距離は非常に遠いため、夜空を見上げても[…]

ハッブル Hubble, Edwin

エドウィン・ハッブル(Edwin Hubble; 1889-1953)はアメリカの天文学者。銀河の速度-距離関係を見つけて宇宙が膨張していることを実証した。アメリカのミズーリ州に生まれ、奨学金でイギリスに留学し、シカゴ大[…]

ハッブル系列 Hubble sequence

ハッブルが提唱した音叉図で示される銀河の分類系列。ハッブル分類を参照。

ハッブル分類 Hubble classification

銀河を見かけの形によって分類する形態分類の一つ。 ハッブル(E. Hubble)が基本概念を1926年の論文に発表し、1936年の著書(The Realm of the Nebulae)で、それを可視化する有名な音叉図と[…]

晩期型銀河 late-type galaxy

ハッブル系列で右側にある渦巻銀河と不規則銀河の総称。ハッブル系列上で、右に行くほど晩期、左に行くほど早期という言い方をするので、晩期型渦巻銀河といえば一般にSc型渦巻銀河とそれより晩期型の渦巻銀河を指す。ただし、「晩期型[…]

平均恒星時 mean sidereal time

恒星時を参照。

面積速度 areal velocity

天体Aが天体Bに対して運動する場合に、天体Bから天体Aに向かうベクトル $\boldsymbol{r}$ がある時間の間に描く細長い扇形の面の面積のこと。微小な単位時間の間に描く面積は天体Aの速度を $\boldsymb[…]