天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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イオン-分子反応 ion-molecule reaction

気相中のイオンと分子との反応。 イオンが分子に接近すると、イオンによる電場で分子が分極して双極子モーメントが誘起される。 この誘起双極子とイオンとの間に働く引力ポテンシャルは距離 r の-4乗(r -4)の依存性をもち、[…]

一般相対性理論 general theory of relativity

アインシュタイン(A. Einstein)が特殊相対性理論提唱の10年後、1915年から16年にかけて到達したニュートン(I. Newton)の重力理論にとってかわる重力理論である。ニュートンの理論では重力は遠方まで届く[…]

エネルギー分解能 energy resolution

検出器に単一エネルギーの粒子が入射したときに、出力されるエネルギー(波高値)のばらつきの程度を示す数値。エネルギー換算した波高値分布曲線の標準偏差を入射エネルギーで割ったものを%単位で示すことが多いが、標準偏差の代わりに[…]

OSSE検出器 Oriented Scintillation Spectrometer Experiment (OSSE) detector

コンプトンガンマ線衛星に搭載された硬X線からMeV領域のガンマ線検出器。NaI(Tl)とCsI(Na)の二種類のシンチレーション検出器の組み合わせによるフォスウィッチ構造を二組備え、両者の信号の立ち上がり時間の違いを利用[…]

回折限界 diffraction limit

点光源からの光が真空中で無収差の光学系により、幾何光学的には焦点の一点に集中するときでも、光の波動の性質に伴い実際にはある大きさに拡がる。その大きさは光の波長を $\lambda$、望遠鏡の口径を $D$ とすると、 […]

巨大分子雲 giant molecular cloud

概ね太陽質量の1万倍程度以上の質量を持つ分子雲のことを指す。英語名の頭文字を使ってGMCと表記することがある。 分子雲中の一酸化炭素(CO)が出す電波輝線、CO(J=1-0)輝線、で観測されることが多い。多くの巨大[…]

500メートル球面電波望遠鏡 Five-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope (FAST)

中国科学院国家天文台により、中国南西部のミャオ族自治州平塘県に建設された口径500 の固定型電波望遠鏡。英語名称のFive-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope[…]

30m望遠鏡 Thirty Meter Telescope

TMTを参照。

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

主焦点 prime focus

反射望遠鏡の主鏡の第一焦点。直焦点ともいう。広い意味では焦点直前に光路折り曲げ鏡を置いて鏡筒外に焦点を引き出すニュートン焦点も含む。放物面主鏡や双曲面主鏡1枚だけでは、収差を除去しきれないので、主焦点補正光学系を焦点前に[…]

SIMBAD the Set of Identifications, Measurements, and Bibliography for Astronomical Data (SIMBAD)

フランスのストラスブール天文台の天文学データセンター(CDS)で運用されている天体カタログおよび天体情報のデータベース。主に恒星を中心に整備されてきたデータベースだが、現在はほぼあらゆる種類の天体をカバーしている。天の川[…]

SLIM SLIM

 小型月着陸実証機SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)は、 ・月の狙った場所へのピンポイント着陸 ・着陸に必要な装置の軽量化 ・月の起源を探る といった目的を小型探査[…]

星間塵 interstellar dust grain

星間ダストを参照。

青方偏移 blueshift

天体から地球に届く光の波長が短くなって観測される現象。波長が長くなって観測される現象を赤方偏移というのに対して用いられる言葉。天体がわれわれの視線方向に近づいてくる運動をしているために起きるドップラー効果が原因である。実[…]

接触軌道要素 osculating orbital elements

軌道要素を参照。

相対性理論 theory of relativity

量子力学と並ぶ現代物理学の基礎理論である。研究者は相対論と呼ぶことが多い。量子力学が物質の根源的な構成要素である素粒子の法則を扱うのに対して相対性理論は、物体の運動の舞台である時間と空間を対象とする。 相対性理論の登場[…]

太陽系 solar system

太陽とその周りを周回する天体で構成されている系で、今から約46億年前に形成された。8個の惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)と、その周囲を回る衛星とリング粒子、さらに小惑星、彗星、太陽系外縁天体、惑[…]

等輝度線測光 isophotal photometry

銀河やガス星雲などの広がりを持つ天体の光度を測る方法の一つで、一定の等輝度線に含まれる部分の光量を積分して測定する方法。開口測光も参照。

特殊相対性理論 special theory of relativity

あらゆる慣性系で測定しても光の速さは同じという観測事実(光速度不変の原理)に基づいて1905年にアインシュタイン(A. Einstein)によって提唱された物理理論である。お互いに等速直線運動をしている二人の慣性観測者の[…]

ニュートン焦点 Newtonian focus

反射望遠鏡の焦点の一つ。反射望遠鏡主鏡の焦点(=主焦点)の手前に、主鏡光軸に対して角度を持った反射鏡(斜鏡(副鏡))を置いて光路を曲げ、焦点面を望遠鏡の筒より外に出すようにした焦点のことをいう(右図参照)。一般に斜鏡は主[…]