天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"Shuafensi✅SMMFS.COM✅刷订阅代充会员,FaC"の検索結果(47件)

RIビーム RI beam

天然には存在しない不安定な原子核を、同一の方向に光速に近い速度で進むよう加速させた細い粒子の束(ビーム)。RI はRadio Isotope(放射性同位元素)の頭文字。標的となる原子核と衝突させることにより、不安定な原子[…]

IRTF NASA InfraRed Telescope Facility (IRTF)

NASA赤外線望遠鏡施設を参照。

IRAF Image Reduction and Analysis Facility (IRAF)

アメリカ国立光学天文台が開発した、天文データ解析用ソフトウェアのこと。 光赤外天文データ解析のために広く用いられている。CLと呼ばれる独自のシェルの上で走るさまざまなコマンド群(IRAF内ではタスクと呼ぶ)からなり、基[…]

天の川銀河 Milky Way Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。銀河系とも言う。その一部が地球からは天の川として見えるので、この名がある。同じものを指す「天の川銀河」と「銀河系」という二つの用語の歴史については銀河系の項で解説している。 天の川銀河は渦[…]

宇宙尺度因子 scale factor of the universe

宇宙のスケール因子を参照。

宇宙のスケール因子 scale factor of the universe

宇宙の相対的大きさの時間的変化を表す関数。宇宙のスケールファクターとも呼ばれる。$a(t)$ で表し、現在 $(t=t_0)$ での値を1に規格化することが多い。スケール因子は宇宙全体の時間進化を記述するための基本的な量[…]

ATNF Australia Telescope National Facility(ATNF)

オーストラリア電波望遠鏡国立施設を参照。

オーストラリア電波望遠鏡国立施設 Australia Telescope National Facility(ATNF)

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の天文宇宙科学部門が運営している電波望遠鏡施設群の総称。英名の頭文字を採ってATNFと表記することもある。4つの観測施設を持ち、パークス64 m電波望遠鏡を有するパークス天[…]

希釈因子(放射の) dilution factor

温度が推定できる放射スペクトルの強度を、同じ温度の熱平衡状態の放射量(黒体放射)で割った値。 ある特定の温度 T の黒体放射を放出している天体を観測する場合、電波望遠鏡などのビーム(視野)が天体の見かけの大きさ(面[…]

鏡面誤差 surface errors

電波望遠鏡のアンテナ反射面や光学望遠鏡の主鏡表面が設計上の形状からずれている場合にそのずれを鏡面誤差という。鏡面誤差が大きいほど望遠鏡の結像性能が悪くなり効率が低下する。 電波望遠鏡の場合を少し詳しく見る。アンテナ[…]

巨大マゼラン望遠鏡 Giant Magellan Telescope (GMT)

分割鏡(7枚の8.4 m鏡)を持つ超大口径の分割鏡望遠鏡。Giant Magellan Telescopeの頭文字をとってGMTと略称される。中心の8.4 m鏡と6枚の軸外し8.4 m鏡を花弁のように配置して共通の架台に[…]

銀河系 the Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。解説は天の川銀河を参照。 「銀河」は今日英語では「galaxy」と表記されるので、一般の銀河と区別して太陽系が属している銀河(歴史的にはGalactic Systemと表記されていた)を指[…]

屈折望遠鏡 refractive telescope

集光素子としてレンズなどの透過型光学素子を使用して作られた望遠鏡のこと。眼視望遠鏡としては、接眼レンズとして凹レンズを用いるガリレオ式望遠鏡と、凸レンズを用いるケプラー式望遠鏡に大別されるが、ガリレオ式望遠鏡はオペラグラ[…]

欠乏(欠乏量) depletion factor

ある特定の元素に関して、星間ガス中に実際に存在している量を本来存在すべきと予想される量(参照量)で割って対数を取ったもの。欠乏量などとも呼ばれる。以下の式で定義する。 ここで、参照量とは、元素がすべてガスになってい[…]

ゴーント因子 Gaunt factor

電離ガス中の制動放射(自由-自由放射)において、古典力学に基づくモデル計算に対する補正係数をいう。非常に大雑把な近似計算と比較すると陽イオンのそばを電子が通過するときの衝突係数bの実際的な最大値と最小値をbmaxとbmi[…]

国立天文台 National Astronomical Observatory of Japan(NAOJ)

日本の天文学研究(主に地上からの観測と理論)の中心研究機関の一つ。 正式名称は、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台。前身の東京天文台は東京大学の附置研究所であった。1988年に東京大学を離れて文部省直轄の大[…]

500メートル球面電波望遠鏡 Five-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope (FAST)

中国科学院国家天文台により、中国南西部のミャオ族自治州平塘県に建設された口径500 の固定型電波望遠鏡。英語名称のFive-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope[…]

最終散乱面 last scattering surface

初期宇宙は高温高密度のプラズマ状態にあった。そのため光子は電子とトムソン散乱を繰り返し、物質と熱平衡状態にあった。温度の低下とともに、ビッグバン後約38万年(赤方偏移zが約1090の頃)に水素原子と電子が結合し、光子と物[…]

g因子 g factor

ゼーマン効果のスペクトル解析で利用される1程度の大きさの係数。ランデのg因子とも呼ばれる。 弱い磁場中におかれた原子のエネルギー準位は、磁場によりエネルギーの変化⊿E=g μB H Mを生じる。 ここでμBはボーア磁[…]

尺度因子 scale factor

宇宙のスケール因子を参照。