天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"香港USDT兌換店(tg:@hkotccc),enN"の検索結果(18件)

アンテナ温度 antenna temperature

電波望遠鏡で受信された信号の強さを表す物理量で温度の物理次元を持つ。$T_{\mathrm{A}}=\frac{W_{\nu}}{k_{\rm B}}$ で与えられる。ここで、$W_{\nu}$ は単位周波数あたりの電力[…]

アンテナ配置 antenna configuration

開口合成望遠鏡を構成する素子アンテナが設置されている空間的な配置のこと。アンテナ配置が決まれば、基線も決まるので、同時に取得できるビジビリティの(u, v)面上での分布も決まる。したがって、同じ台数の素子アンテナを持つ干[…]

アンテナ配列 antenna configuration

アンテナ配置のこと。

アンテナパターン antenna pattern

ビームパターンを参照。

アンテナ利得 antenna gain

アンテナの性能を表す量の1つ。特定の方向について、それ以外の方向に比べてどの程度の感度を持つかを示す量で、どの方向に対しても一様に感度を持つ無指向性アンテナを基準とする。方向依存性まで含む場合は、ビームパターンと同一の概[…]

SED spectral energy distribution(SED)

スペクトルエネルギー分布を参照。

ngVLA ngVLA (next generation Very Large Array)

合計263台のパラボラアンテナを北米全域に分散させて設置し、最大で約9000キロメートルの口径の電波望遠鏡とおなじ分解能を実現しようという次世代の大型電波干渉計計画。 観測周波数帯域は、1平方キロメートル電波干渉計(S[…]

オフセットパラボラ光学系 offset parabolic antenna

軸外し光学系を参照。

ガスのはぎ取り(銀河の) gas stripping

銀河団の外部にあった渦巻銀河が銀河団の重力に引かれて中心部に落ち込んでいく際に、高温の銀河団ガスから動圧(ラム圧)を受けて銀河円盤のガスがはぎ取られること。銀河に働く環境効果の1つ。動圧は銀河団ガスの密度に比例し、銀河の[…]

ジャンスキー Jansky, Karl Guthe

ジャンスキー(Jansky, Karl Guthe;1905-1950)は、宇宙電波を最初に発見し、電波天文学の創始者と言われるアメリカの電波技術者・物理学者。オクラホマ生れ、ウィスコンシン大学を1927年に卒業してベル[…]

シュミット則 Schmidt's law

星間物質の平均密度とそこでの星形成率(星生成率ともいう)とのあいだにべき乗則が成り立つとする法則。観測による裏付けをケニカットが示してからはケニカット・シュミット則ともいうようになった。もともとは、星間物質が自発的に収縮[…]

スペクトルエネルギー分布 spectral energy distribution(SED)

スペクトルとほぼ同じ意味であるが、波長あるいは振動数(周波数)の関数としてグラフで表現される電磁波の強度分布に注目する場合に使われる用語。研究分野ではSEDと省略されることが多い。 多数の星からなる銀河の紫外-可視光-[…]

DMR DMR

COBE衛星に取り付けられた装置の一つで、Differential Microwave Radiometerの頭文字から名付けられた。宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の強度分布を31.5GHz、53GHz、90GHzの3[…]

天球 celestial sphere

観測者(自分)を中心として天体がそこに貼り付いているかのように見える仮想的な球面のこと。天体の位置を表す観点から天球面と言うことも多い。 月、惑星、太陽、恒星、銀河などの天体までの距離は非常に遠いため、夜空を見上げても[…]

逃走星 runaway star

若い高温度星であるにもかかわらず、天の川銀河(銀河系)の円盤の回転運動に対して異常に速く運動しているもの。もともとは大質量星との連星を構成していたが、相手の星が超新星爆発を起こした結果、飛び出してきた星であると考えられて[…]

パイオニア探査機 Pioneer Project

太陽系探査のために1958年から1973年まで相次いで打ち上げられた、アメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機。3号までは月を目指していたが、いずれも失敗。4号(1959年3月打ち上げ)は月に60000 kmまで近づき地球[…]

パラボラアンテナ parabolic antenna

放物面鏡を主鏡とするアンテナのこと。放物面アンテナともいわれる。放物面で反射した電波はその焦点に集められ、フィードホーンと呼ばれる1次放射器を通して受信機に入力される。電波が効率良く焦点に集まるためにはアンテナの鏡面誤差[…]

有効アンテナ開口面積 antenna effective aperture

アンテナの物理的な面積 Ap のうち、電波を受信するのに有効に使われる面積 Ae をいう。 Ap に対する Ae の比はアンテナ開口能率と呼ばれる。有効アンテナ開口面積が物理的な面積より小さい理由は、副鏡やそれを支える支[…]