天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"电报订阅(SMMFS.COM)拉真人克隆群组,REf"の検索結果(42件)

ICRF International Celestial Reference Frame (ICRF)

地上からの超長基線電波干渉計(VLBI)観測によって得られた多数の銀河系外電波天体で構成される国際天球基準座標系のこと。国際天文準拠系を参照。

アストロバイオロジー astrobiology

宇宙において生命の起源、進化、分布、および将来について研究する学問分野。1996年にアメリカ航空宇宙局(NASA)が「アストロバイオロジー・プログラム」を立ち上げて発展を主導した。この時のキャッチフレーズとなった学問名称[…]

アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

AMR法 Adaptive Mesh Refinement (AMR)

適合格子細分化法を参照。

オメガ効果 omega effect

ダイナモ機構において、磁場が存在するプラズマ(電磁流体)が差動回転することで、回転方向成分の磁場が生じる効果のこと。天体ダイナモにおいては、恒星の対流層、銀河内の星間物質、降着円盤などの差動回転するガス中で発生していると[…]

回転準位 rotational level

分子の量子力学的な回転状態を表す言葉。量子力学によると粒子の微視的状態は離散的な多数のレベルに分かれる(エネルギー準位を参照)。分子の回転運動についてもその各レベルは対応するエネルギーで区別され、それを回転準位と呼ぶ。量[…]

火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

荷電交換反応 charge exchange reaction

プラズマ中で中性原子の電子が自身の束縛エネルギーに等しいエネルギーのイオンの束縛状態に移行する反応。 電子は通常高い励起状態に移行するので、基底状態に遷移するとき高いエネルギーの単色X線を放射する。そのため通常の熱的プ[…]

カブリ数物連携宇宙研究機構 Kavli-Institute for the Physics and Mathematics of the Universe

文部科学省の世界トップレベル拠点プログラムによって2007年に東京大学に設置された研究組織。後に東京大学国際高等研究所の傘下となった。数学、物理学、天文学を融合して宇宙の起源、進化、未来など宇宙に関する根源的な疑問を解明[…]

慣性系 inertial frame of reference

ニュートン(I. Newton)の運動の第一法則(慣性の法則)が成り立つ座標系のこと。つまり、外力が働いていない物体が、静止し続けるか等速直線運動となるような座標系である。慣性座標系も参照。

慣性座標系 inertial frame of reference

ニュートン(I. Newton)の運動の第1法則(慣性の法則)が成り立つ座標系のこと。つまり、外力が働いていない質点(自由粒子)が、静止し続けるか等速直線運動をするような座標系である。慣性系ともいう。一つの慣性座標系から[…]

基準星 reference star

天体観測は、目的天体の近くにある明るい星に対する相対的な位置、明るさ、スペクトルなどを観測することにより行われるが、その際の比較対象となる星を基準星と呼ぶ。基準星は精密に観測されカタログ化されている。位置測定の基準となる[…]

局所慣性系 local inertial reference frame

アインシュタイン(A. Einstein)の一般相対性理論の基礎となっている等価原理によれば、重力が作用している座標系から自由落下している加速座標系に移ることで重力の影響を打ち消すことができる。ただし、重力は空間や時間に[…]

銀河団ガス intracluster gas

銀河団の内部に充満している数千万度から1億度の高温ガス。ガスは電離状態にあり、X線を放射している。銀河団ガスは銀河団の全バリオンの約8割(質量比)を担っており、星は残り2割に過ぎない。銀河団ガスは、主にダークマターで決ま[…]

屈折の法則 law of refraction

スネルの法則を参照。

屈折望遠鏡 refractive telescope

集光素子としてレンズなどの透過型光学素子を使用して作られた望遠鏡のこと。眼視望遠鏡としては、接眼レンズとして凹レンズを用いるガリレオ式望遠鏡と、凸レンズを用いるケプラー式望遠鏡に大別されるが、ガリレオ式望遠鏡はオペラグラ[…]

屈折率 refractive index

真空中の光速度を物質中の光速度で割った値がその物質の屈折率である。 図1左は真空中から物質(光が伝わる物質という観点で媒質と呼ばれることが多い)に光が入射する経路を示している。光速度が真空中(c)と媒質中(v)では異な[…]

月食 lunar eclipse

太陽-地球-月がこの順番にほぼ一直線となり、地球の影に月が入って暗くなる現象。地球の半影に入る場合は月が暗くなったことはほとんどわからない。このため、一般的には単に月食というと、月が地球の本影に入る本影月食のことを指す。[…]