天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"电报怎么买粉丝➡️【SMMFS.COM】高级会员群组粉丝,hiL"の検索結果(24件)

ウィルソン-バップ効果 Wilson-Bappu effect

星のスペクトル中にあるカルシウムのK線およびH線の吸収線の中心に現れる輝線幅と星の光度とのあいだに見られる相関。輝線は同じカルシウムのスペクトル線であり、星の彩層で形成されると考えられる。1957年にウィルソン(O. W[…]

オズマ計画 Project Ozma

アメリカの天文学者ドレイク(F. Drake)によって1960年に、ウェストバージニア州グリーンバンクにあるアメリカ国立電波天文台で始められた世界初の地球外知的生命探査(SETI)プロジェクト。ドレイクは口径26 mの電[…]

回転曲線(銀河の) rotation curve

円盤銀河において、銀河円盤の星やガスは銀河中心の周りを同じ方向に回転している。回転速度を銀河中心からの距離の関数として描いたものを回転曲線という。多くの円盤銀河では、回転曲線は銀河中心から剛体回転のように立ち上がって数 […]

褐色矮星 brown dwarf

質量が小さく中心部で水素の核融合が起こらない星。質量が太陽の8%以下の場合、中心部での温度が十分上がらず、水素からヘリウムへの核融合反応が起こらないため、天体は時間とともに冷えていく。スペクトル型としてはL型と、より低温[…]

キーナン,フィリップ Keenan, Philip

キーナン(Philip Childs Keenan;1908-2000)は恒星スペクトルの二次元分類MK法で知られるアメリカの天文学者。1943年、モルガンやケルマンと一緒に「An Atlas of Stellar Sp[…]

子供宇宙 child universe

インフレーション宇宙論では、ハッブル長を超えたスケールは独立に進化するため、量子ゆらぎが大きな振幅を持つとインフレーションにより、巨視的な大きさとなった宇宙の一部が、またインフレーションを起こしもとの宇宙とは独立に進化を[…]

シュバルツシルト, カール Schwarzschild, Karl

カール・シュバルツシルト(Karl Schwarzschild;1873-1916)は、ドイツの天体物理学者(シュワルツシルト、シュヴァルツシルトとも表記)。フランクフルトに生まれ、シュトラスブルグ大学、ミュンヘン大学で[…]

シュバルツシルト, マーチン Schwarzschild, Martin

マーチン・シュバルツシルト(Martin Schwarzschild;1912-97)はドイツ系のアメリカ人天文学者。カール・シュバルツシルト(Karl Schwarzschild)の息子で、スイスの物理学者エムデン(J[…]

シュバルツシルト解 Schwarzschild solution

1916年、ドイツの天文学者シュバルツシルト(K. Schwarzschild)によって求められたアインシュタイン方程式の球対称、かつ漸近的に平坦な厳密解。密度一定の内部解と真空の外部解がある。球対称な真空解はシュバルツ[…]

シュバルツシルト特異点 Schwarzschild singularity

シュバルツシルトブラックホールの事象の地平線におけるメトリックテンソルの見かけ上の特異点のこと。メトリックテンソルが発散しない座標系をとることができるので、実際に時空の曲率が発散する特異点ではない。 シュバルツシルト解も[…]

シュバルツシルト半径 Schwarzschild radius

シュバルツシルト(K. Schwarzschild)はアインシュタイン方程式を、中心にのみ質点があり、その周囲の空間は等方的という条件で解いた。それがシュバルツシルト解(1916)である。それによると位置 r に置いた時[…]

シュバルツシルトブラックホール Schwarzschild black hole

電荷を持たず回転もしていないブラックホール。シュバルツシルト解を参照。

スペックル speckle

大気ゆらぎにより星からの波面が乱され、望遠鏡を通して得られる星像は大きく拡大して見ると細かい濃淡のあるシミのような構造に広がる。この像の見え方は大気上層部や地表付近で、気温や湿度が一定とみなせる空気の塊が風によって流れる[…]

大論争 The Great Debate

1920年4月26日にアメリカの現スミソニアン自然史博物館の建物で行われたアメリカ国立科学院の年会で, シャプレーとカーチスが宇宙の大きさに関して当時の二つの考え方を代表して行った公開討論会。 後にその記録が両者が書いた[…]

直接撮像法 direct-imaging method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。惑星よりも数桁明るい恒星の光をマスクで覆い隠して恒星のすぐ近くにある暗い惑星を撮像観測または分光観測する。一般に、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を観測可能にする技術を高コントラスト(あるいは[…]

対消滅 pair annihilation

粒子とその反粒子が衝突して、ガンマ線あるいはほかの粒子に変換される現象。対生成の逆。対消滅ガンマ線も参照。

対消滅ガンマ線 pair annihilation gamma-ray

粒子と反粒子が対消滅する際に放出されるガンマ線。たとえば電子と陽電子が衝突すると、2個あるいは3個のガンマ線が生成される。静止状態で対消滅しガンマ線が2個生成される場合には、電子(陽電子)の静止質量エネルギーと同じ511[…]

デモクリトス Democritus

デモクリトス(Democritus;c.BC460 - BC370)はトラキア地方のアブデラ出身の古代ギリシアの哲学者。レウキッポス(Leucippus)を師として原子論を大成した。アナクサゴラスの弟子でもあり、ペルシア[…]

電子-陽電子消滅線 electron-positron annihilation line

電子と陽電子が対消滅する際に出す511 keVのガンマ線。対消滅ガンマ線を参照。

ヒルダ群小惑星 Hilda asteroids

木星軌道の内側で、小惑星帯(メインベルト)の外側部分にあって、木星と2:3の軌道共鳴状態にある小惑星。このため、ヒルダ群の天体は、太陽を挟んで木星の反対側(木星-太陽-ヒルダ群の角度が180度)か、木星より約60度前か後[…]