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色-等級関係 color magnitude relation

楕円銀河の絶対等級と色の間に見られる直線的な強い相関のこと。明るいものほど赤い。色-等級関係の傾き(等級の変化に対する色の変化)は緩やかであり、関係式の周りの分散は非常に小さい。色-等級関係が傾いている主な原因としては、[…]

色-等級図 color magnitude diagram

天体の色と等級の関係を図示したグラフのこと(図参照)。対象天体がほぼ同じ距離にあると考えられる場合などには観測される等級そのものである見かけの等級を用いることもあるが、それ以外の場合には等級として絶対等級を用いる。恒星や[…]

AB等級 AB magnitude

ベガ等級は基準となる明るさが波長により変化するのに対し、すべての波長において $3630\,{\rm Jy}$($ 1\,{\rm Jy} =10^{-23}\,{\rm erg}\,{\rm s}^{-1}{\rm […]

開口測光 aperture photometry

測定する天体の中心にその中心を置いた一定の半径の仮想円(開口(aperture))内の天体からの光を積分して、その天体の明るさを定量的に見積もる測光手法。恒星などの点光源の明るさを測定する場合、通常は星像直径の2.5倍か[…]

限界等級 limiting magnitude

ある一定条件下で観測可能な最も暗い天体の等級。たとえば、可視光Vバンドで露出時間1時間、S/N比5の条件で星などの点光源に対する限界等級は○○等、というように用いられる。一般に、露出時間を長くするほど限界等級を暗くできる[…]

実視絶対等級 absolute visual magnitude

実視等級を定義したバンド(測光システムを参照)における絶対等級。写真等級も参照。

実視等級 visual magnitude

緑から黄色の波長域で感度が高い肉眼で見た明るさから決めた等級。写真等級を参照。 見かけの等級とは別の概念であることに注意。ただし近年は、測光システムのVバンドでの見かけの等級を表すときにも用いられることがある。

写真等級 photographic magnitude

写真乾板に写った天体の明るさ(写真の黒み)をもとに決められた等級。初期の写真乾板は主に青色波長域に感度があったので、写真から決めた等級は、肉眼で見た明るさから決めた等級(緑から黄色の波長域にウエイトがある)と系統的にずれ[…]

食分 magnitude of eclipse

日食において、月によって覆われた太陽の直径の度合いのこと、あるいは月食において、本影によって覆われた月の直径の度合いのことを食分と呼ぶ。 太陽の視半径を $s$、月の視半径を $m$、月と太陽の中心間の角距離を $d$[…]

積分等級 integrated magnitude

星雲、星団や銀河など、広がった天体の全体の明るさを等級で表したもの。全等級(total magnitude)と呼ぶこともある。天体の輝度分布をすべて積分して求める。広がった天体は一般にその境界を観測的に定めるのが難しく、[…]

絶対等級 absolute magnitude

天体を10 パーセク(10 pc=32.6光年)の距離から見た場合の見かけの等級。天体の真の明るさを表し、100倍明るくなる毎に等級は5等ずつ減っていく(1等の違いは約2.5倍の比に相当)。たとえば、Vバンド(0.55 […]

絶対等級効果 absolute magnitude effect

星の光度によるスペクトルの違い。スペクトル線幅は大気の密度によって大きく変化し、たとえばA型星に顕著にみられる水素のバルマー線は、表面重力が高く大気の密度も高い主系列星では幅が広くなり、逆に超巨星では細くなる。これを利用[…]

等級 magnitude

天体の明るさを測る単位で、「級」を省いて単に1等、2.3等、-0.4等などともいう。 古代ギリシアのヒッパルコスは、1000個あまりの恒星を記載したヒッパルコス星表で、星を明るさに従って6つの光度階級に分類した。最も明[…]

はくちょう座P星型輪郭 P Cygni profile

P Cyg プロファイルを参照。

輻射等級 bolometric magnitude

放射等級を参照。

ベガ等級 Vega magnitude system

広く使われる標準的な測光システムに対して定義された等級。歴史的には観測データが得やすい北極星を含む周極星の明るさに基づいていたが、1953年にジョンソン(Johnson, H. L.)とモルガン(Morgan, W.W.[…]

放射絶対等級 bolometric absolute magnitude

全波長域の放射を考慮した絶対等級。$M_{\rm bol}$と表され、星の光度 $L$(単位時間に放出する放射エネルギー)とは以下の関係がある。 ここで、$L_{\odot}$ は太陽の光度である。

放射等級 bolometric magnitude

全波長における明るさを積算して定めた等級。スペクトル型F3の主系列星では放射等級と実視等級が一致するとして定義されているが、それ以外のスペクトル型の星では、Vバンドの等級に放射補正を加えて求める。特に10 パーセク(10[…]

見かけの等級 apparent magnitude

地球から見たときの天体の明るさ(見かけの明るさ)を表す量。等級という単位で表す。等級は対数尺度で表され、明るさが100分の1になるごとに等級は5等ずつ増加する。すなわち、1等の違いは約2.5倍の比に相当する(ポグソンの式[…]

横倍率 lateral magnification

光学系によって物体の像を結ばせるとき、物体の高さYと像の高さY’との比(=Y’/Y)。単に倍率といった場合には横倍率を指す。これに対して、 光軸方向に物体を微小量移動させたときに、光軸方向の像の位置(焦点位置)の移動量([…]