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宇宙膨張とともに目盛が拡大する空間座標。固有時間と組になってロバートソン-ウォーカー計量の4次元時空座標として用いられる。共動座標は宇宙の物質に対して静止しており、共動座標から観測される銀河の分布や宇宙マイクロ波背景放射 […]
共動座標で定義された体積。ある共動長に対応する物理的長さは宇宙年齢とともに変わる(スケール因子に比例する)ため、 通常共動長は、現在の宇宙における物理的長さで定義する。 したがって、1 Mpc3 の共動体積は、 赤方偏移 […]
銀河を構成する個々の星の分布、運動、金属量などのデータから銀河の誕生と進化を調べる学問分野。銀河考古学の対象は、個々の星を観測して星ごとの情報を得ることができる、天の川銀河(銀河系)やアンドロメダ銀河(M31)およびその […]
恒星や惑星などの天体は、見かけ上は天球と呼ばれる球面上に配置されている。この球面上で互いの位置関係を解析するのが球面天文学である。赤道座標系、黄道座標系、地平座標系も参照。
視太陽時と平均太陽時の差。均時差=視太陽時ー平均太陽時で定義される。均時差は2月中旬に最小値(約-15分)、11月初旬に最大値(約+16分)となる。また年に4回、4月15日、6月14日、9月1日、および12月25日に0と […]
国際原子時(TAI)において24時間(86400秒)で定義された1日と、地球の自転から決まる1日(平均太陽日)とのあいだには僅かながら違いがある。 このため、国際原子時(TAI)をもとに、ずれを調整した時刻系である協定世 […]
天球上の座標系を定めるために選ばれた天体の座標が掲載されているものを位置星表と呼ぶが、その中でも最も精度の高い星表を基本星表と呼ぶ。FK3カタログ、FK4カタログ、FK5カタログ、ヒッパルコスカタログ(ヒッパルコス衛星を […]
アリゾナ州ツーソンに近いクウィンラン山頂(標高2096m)にある天文台。口径4 mのメイヨール望遠鏡(1973年の完成時には口径世界第2位)、WIYN 3.5 m望遠鏡、マクマスピアス太陽望遠鏡(世界最大の太陽望遠鏡)、 […]
天文学では一般にヘリウムより重い(原子番号が大きい)元素を金属と呼ぶ。重元素と呼ぶことも多い。ただし、以下に述べるように、炭素とそれより重い元素を金属と呼ぶ場合もある。このように天文学における「金属」は、化学をはじめとす […]
恒星や星間物質の元素組成のうち、金属が占める割合。重元素量ともいう。ただし、ここでいう金属は天文学で用いられる意味であり、リチウムよりも重い元素全てを指す。通例、太陽での組成比を基準として、それに対する比の常用対数で表す […]
銀河が時間とともに姿や形を変えていくこと。銀河進化の骨格をなすのは星生成による星の増加であるが、それとともに質量や形態や色などのさまざまな属性も変化する。銀河進化を調べる最も直接的な方法は過去の(すなわち遠方の)銀河を観 […]
銀河進化を記述するモデル。その物理的基礎となるのは、原始密度ゆらぎから生まれたダークマターハローが集合合体によって成長するという、階層的集団化モデルである。最初のダークマターハローは星を含んでいなかったが、流入したガスが […]
球状星団や銀河ハローの密度分布を記述する球対称なモデルの一つ。 物理的意味づけの明確なモデルである等温モデルを、系の大きさと質量が有限になるように修正したものである (等温モデルは系の大きさと質量が無限大になるという欠点 […]
一定の空の方向に観測される銀河の数を指し、一般に1平方度の中にある銀河数を単位等級当たりの数(deg-2 等級-1)にして等級の関数として表す。観測される銀河計数は、膨張宇宙の単位共動体積に含まれる銀河の数で決まり、また […]
見かけの等級と絶対等級との差。距離引数ということもある。単位は等級である。見かけの明るさは距離が遠くなると、その2乗に反比例して暗くなるため、距離指数はその天体までの距離の対数で表現され、 $$\mu=m-M=5 \lo […]
銀河の距離の推定に使われる指標のこと。真の明るさや大きさがわかっている標準光源や銀河のさまざまな観測量間の相関関係などがある。宇宙の距離はしごを構成する手段である。精度は高いが近傍の銀河までしか適用できない1次距離指標と […]
銀河の距離の推定に用いられる、銀河の観測量の間の経験的な相関関係。距離に依存して変わる観測量(見かけの明るさや大きさ)と距離に依存しない観測量(回転速度や色)の間に強い相関があれば、距離指標関係式になる。渦巻銀河の明るさ […]
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