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第二の地球

 

よみ方

だいにのちきゅう

英 語

second Earth

説 明

太陽系外惑星の探査においては「第二の地球」の発見が重要なマイルストーンとされる。第二の地球という言葉にはいくつかの意味があることに注意が必要である。(1) 地球のような小さなサイズ(1.25地球半径以下)の惑星。これはケプラー衛星などで既に480個程度発見されている(ケプラー惑星)。(2) 地球質量程度の軽い惑星。惑星質量を決定するためにはドップラー法トランジット時間変動(TTV)が必要であるため、ほぼ地球質量程度の惑星はまだ20個程度しか発見されていない。(3) ハビタブルゾーンに位置する地球サイズの惑星。これは20個程度報告されている。このうち、地球に近いものが生命の兆候を探査する上で最も重要であり、現在の地球型惑星探査の中心課題となっている。(4) 狭義の第二の地球として、生命の兆候が発見された太陽系外惑星。このような天体はまだ発見されておらず、次世代望遠鏡の最大の課題の一つである。もちろん、これ以外のさらに別の定義も可能である(知的生命の兆候が存在する惑星など)。

2022年01月10日更新

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