天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

代表色表示 representative color

人間の目が感じる赤、緑、青の3原色に、それとは異なる波長の電磁波の強度を割り当てて作った仮想的なカラー画像のこと。可視光に限らず、目に見えない波長の電磁波で得られた画像を割り当てることによって、実際は目に見えない情報をカ[…]

対物回折格子 objective grating

望遠鏡の先端部または観測装置の入射瞳に置く透過回折格子のこと。写野内にあるすべての天体のスペクトルを一度に撮影することができる。対物分光も参照。

対物プリズム objective prism

望遠鏡の先端部あるいは観測装置の入射瞳に置く低分散プリズムのこと。視野内のすべての天体の光スペクトルを一度に撮影することができる。シュミット望遠鏡でよく用いられる。対物分光も参照。

対物分光 objective spectroscopy

多天体を一度に分光する方法として、マルチスリット分光(スリット分光を参照)や光ファイバーで多くの天体の光を1列に並べ替えて分光するファイバー多天体分光などがある(多天体分光器を参照)。しかし、どちらも非常に複雑な装置とな[…]

大マゼラン雲 Large Magellanic Cloud

局所銀河群に属する銀河の1つで、銀河系(天の川銀河)の伴銀河の一つとされる。肉眼で見ると夜空に照らし出された白雲のように見えるため、「雲」というが、実際は銀河である。このため、大マゼラン銀河ともいう。可視光で見ると非対称[…]

大マゼラン銀河 large Magellanic cloud

大マゼラン雲を参照。

タイムゾーン time zone

共通の標準時を使う地域全体のこと。地方時、標準時を参照。  

ダイヤモンドリング diamond ring

皆既日食の皆既日食の開始直前と終了直後に見られる現象。太陽を隠している月の表面には凹凸があるため、皆既日食の開始直前と終了直後には月の深い凹部からのみ太陽の光球が見える。明るい光球が現れるとこの1点を中心として点状に輝き[…]

太陽 Sun

太陽系の中心に位置する恒星。スペクトル型はG2V型の主系列星で、およそ46億年前に水素燃焼段階に到達した(主系列星として誕生した)と考えられている(燃焼も参照)。表面温度は約6000度、中心の温度は約1500万度である。[…]

太陽宇宙線 solar cosmic ray

太陽を起源とする高エネルギー粒子。電子や陽子、あるいはイオンが太陽フレアや太陽コロナの衝撃波で加速され、数keVから数GeVの運動エネルギーを持って地球に飛来する。また、加速された荷電粒子が周囲の物質と衝突して生じるガン[…]

太陽運動 solar motion

天の川銀河内の天体は、第1近似としてその中心の周りを一定速度で円運動していると考えられる。太陽位置で、この運動を示す仮想点を局所静止基準(LSR)と呼び、これに対して太陽系が持つ運動のずれを太陽運動といい、その方向を太陽[…]

太陽系 solar system

太陽とその周りを周回する天体で構成されている系で、今から約46億年前に形成された。8個の惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)と、その周囲を回る衛星とリング粒子、さらに小惑星、彗星、太陽系外縁天体、惑[…]

太陽系外縁天体 trans-Neptunian object

太陽系の天体の中で海王星よりも外側にある天体の総称。単に外縁天体という場合もある。2006年にプラハで開催された国際天文学連合(IAU)総会で定義された。エッジワース-カイパーベルト天体、散乱円盤天体、オールトの雲に含ま[…]

太陽系外惑星 extrasolar planet

太陽以外の恒星の周りを公転する惑星、つまり太陽系以外の惑星のこと。天文学分野では、太陽系の外惑星との混同を避けるため、単に系外惑星と呼ぶことも多い。英語では extrasolar planet や exoplanet と[…]

太陽系形成論 theory of Solar System formation

太陽系の形成過程を、天体現象の素過程を理論的に解明し、それを積み上げることによって説明しようとする理論。太陽系形成論に関する基本的な枠組は、20世紀後半に旧ソ連のサフロノフ(V.S. Safronov)と京都大学の林忠四[…]

太陽系小天体 small solar system body

太陽を周回する天体のなかで、惑星と準惑星を除く天体の総称である。小惑星、彗星のほか、エッジワース-カイパーベルト天体など太陽系外縁天体(冥王星、エリスなどの準惑星を除く)も含まれる。また、惑星間ダストも広い意味では太陽系[…]

太陽圏 heliosphere

太陽から流出する太陽風の勢力圏を太陽圏という。太陽風は太陽系外縁部で天の川銀河(銀河系)内の星間物質や星間磁場と衝突し、終端衝撃波(termination shock)を形成する。この外側をヘリオシース(helioshe[…]

太陽向点 solar apex

太陽運動の方向。太陽の周りの星々は平均的な動きとして天の川銀河の中心の周りをほぼ円運動している。これを完全な円軌道で近似したとき、その円運動する仮想の天体を局所静止基準(LSR)と呼ぶ。それに対する太陽の運動を太陽運動と[…]

太陽光度 solar luminosity

天体の光度を表す際によく使われる単位。太陽の光度であり、記号 $L_{\odot}$ で表す。 である。

太陽時 solar time

日時計は太陽の動きから時刻を測る装置である。この場合、太陽の南中する時刻が正午、ひとたび南中してから次に南中するまでの時間が1日ということになる。このような実際の太陽の動きをもとにした時刻を視太陽時あるいは真太陽時という[…]