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マルカリアン銀河 Markarian galaxy

強い紫外線連続光を出している銀河を、対物プリズム観測によって選び出したもの。紫外線の源は、活動銀河核からのものと、スターバーストからのものとがある。旧ソ連の天文学者マルカリアン(B. Malkarian)が1960年代に[…]

密度波 density wave

物質の粗密に対応する波。粗密波ともいう。天文学では、特に、渦巻銀河内での天体の粗密(渦巻腕)とそれに伴う重力ポテンシャルの波をいうことが多い。密度の高い領域に含まれる恒星が入れ替わらないならば、それは星団のように1つの実[…]

密度波理論 density wave theory

銀河の渦巻腕が十分に長い時間、その形状を維持し続ける仕組みを説明する理論の一つ。銀河の渦巻腕は、その時点での星の粗密を反映しているだけ(つまり密度波)で、銀河円盤部の個々の星は腕と腕の間を移動しているとする説。恒星分布の[…]

ミニスパイラル mini spiral

電波の連続波、電離ガスの再結合線などで観測される、天の川銀河(銀河系)の中心部にある差し渡し1分角ほどの構造。3本腕の渦巻状に見えることから、この名がある。いて座A西とも呼ばれる。ミニスパイラルに外接する位置には回転する[…]

ミニネプチューン mini Neptune

太陽系外惑星の中で、スーパーアースより大きく、海王星型惑星より小さい惑星。質量はおよそ地球の10-30 倍、半径は地球の2-4 倍である。

ミニブラックホール mini black hole

宇宙誕生時に形成されたと考えられている、恒星質量より軽いブラックホール。ブラックホールは質量の小さいものほど速く蒸発する。蒸発によって消滅するまでの寿命は質量の3乗に比例するので、ミニブラックホールは大質量ブラックホール[…]

ミランコビッチサイクル Milankovitch cycles

セルビア人で土木工学者から地球物理学者に転身したミランコビッチ(Milutin Milanković)が1910年代から40年代はじめにかけて提唱した、地球気候の長期的な変化が天文学的な要因によるとする仮説。ミランコビッ[…]

ミンコフスキー Minkowski, Hermann

ドイツの数学者(1864-1909)。アインシュタイン(A. Einstein)の特殊相対性理論を幾何学的に洗練された形で表現した。チューリッヒ工科大学の数学教授をしていたとき、アインシュタインが学生として数学を学んだ。[…]

ミンコフスキー時空 Minkowski space

アインシュタイン(A. Einstein)の特殊相対性理論によれば、ニュートン力学のような絶対的な時間は存在せず、時間と空間を一緒にして4次元の時空として考えなければならない。3次元空間における距離の拡張として、4次元時[…]

メーザー maser

誘導放射によるマイクロ波増幅(Microwave Amplification by Stimulated Emission of Radiation)の英語の頭文字から作られた略語。語源から明らかなように、主として電波の[…]

モートン波 Moreton wave

H𝛂線による太陽観測において、波のような擾乱がフレア発生点から外側に向けて500-2500 km s-1の速度で伝播する現象。1960年にH𝛂線の高速カメラによってアメリカのモートン(G. E. Moreton)が発見し[…]

モーンダー極小期 Maunder minimum

1645年から1715年の約70年間に太陽磁気活動が弱まり、太陽表面に黒点がほとんど観測されない期間が続いた。この期間をその発見者にちなんでモーンダー(あるいはマウンダー)極小期という。ダイナモ機構の理論は、周期的活動の[…]

ULIRG Ultra Luminous InfraRed Galaxy(ULIRG)

超高光度赤外線銀河を参照。

ヨーク式架台 yoke mount

赤道儀の一種。イギリス式架台のように北と南の2つのピアで極軸を支えるが、極軸は箱型ドーナツ状をなしており、これをヨークと呼ぶ。そのヨークの間に赤緯軸をわたして望遠鏡筒を支える。2つのピアと頑丈なヨークで支持するため、大型[…]

弱い重力レンズ効果 weak lensing effect

遠くの銀河から発せられた光が、途中で手前の銀河や銀河団のような強い重力場を通過するときに光路を曲げられ、銀河の形がゆがんだり増光したりして観測される現象を重力レンズという。そのうち、ゆがみや増光の程度が比較的小さなものを[…]

ループプロミネンス loop prominence

太陽フレアの後期に発生し、H𝛂線で観測されるループ状のプロミネンスであり、ポストフレアループとも呼ばれる。1000万度のフレアループが彩層温度まで冷却することにより見られる構造で、冷えたプラズマは重力により磁気ループに沿[…]

レンズ状銀河 lenticular galaxy

ハッブル系列において楕円銀河と渦巻銀河の中間に位置する銀河。楕円銀河よりずっと扁平だが、渦巻腕を持たない。研究者の間では分類記号に由来するS0(エスゼロ)銀河と呼ばれることが多い。 ハッブル分類の当初は仮想的なタイプと[…]

連星 binary star

2つの恒星が重力的に結合した恒星系(連星系)を形成しているもの。2つの恒星が互いに影響を及ぼすくらいに接近している場合を近接連星系という。2つの恒星がともに観測されている実視連星、スペクトル線の変動から認識される分光連星[…]

ロスランド平均不透明度 Rosseland mean opacity

光の振動数に依存する吸収係数を、振動数に対して平均をとったもの。熱の輸送率に対する平均をとるために、プランク関数の温度微分を重みとして掛け、振動数に対して調和平均をとる。これにより、星内部の放射によるエネルギー輸送は温度[…]