天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"电报机器人bot上粉✅SMMFS.COM✅观看次数僵尸粉,181"の検索結果(186件)

ハーシェル宇宙天文台 Herschel Space Observatory

遠赤外線およびサブミリ波を用いて主に低温宇宙を観測するためにヨーロッパ宇宙機関(ESA)が中心となって開発した天文衛星。 2009年5月14日にプランク衛星と相乗りで打ち上げられ、太陽-地球の ラグランジュ点(L2)に投[…]

バーチャル天文台 virtual observatory

仮想天文台を参照。

バービッジ, ジェフリー Burbidge, Geoffrey Ronald

イギリス出身の天文学者(1925-2010)。宇宙における元素合成をまとめた理論をつくった。またビッグバン宇宙論ではない宇宙論を主張した。夫人は観測天文学者のマーガレット・バービッジ。ブリストル大学で歴史学と物理学を学び[…]

パイオニアビーナス探査機 Pioneer Venus

アメリカ航空宇宙局(NASA)による金星探査計画。パイオニアビーナス1号は、1978年5月20日に打ち上げられ、レーダーにより金星全体の地形のマッピングを行った。雲や大気の観測や太陽風粒子の観測を、1992年まで継続して[…]

パルサータイミングアレイ pulsar timing array

パルサー、特にミリ秒パルサーのパルス放射は非常に安定な周期を持つことから、この周期を精密に測定することでパルサーと地球との間を伝播する重力波による周期変化を検出することが可能である。単体のパルサーだけでは天体固有の周期変[…]

反射光分光法 reflection spectroscopy

惑星の反射光を利用して惑星大気の性質を調べる手法。恒星からの光を惑星が反射している場合、惑星の公転運動と共に惑星反射光のスペクトルがドップラー効果で時間的に変化する。惑星大気中の特定の原子・分子に着目した場合、観測したス[…]

光ファイバー optical fiber

屈折率の大きい媒質から屈折率の小さい媒質に対し光が浅い角度で入射したときに全反射する性質を利用して、光を高い効率で伝送するガラス繊維。屈折率の高いコアと呼ばれるガラスをクラッドと呼ばれる屈折率の低いガラスで覆い、さらにそ[…]

VISTA望遠鏡 Visible and Infrared Survey Telescope for Astronomy (VISTA)

可視光から赤外線までの波長で広い天域のサーベイ観測を目的として、2008年にチリのパラナル天文台に設置された口径4mの望遠鏡。ロンドン大学クイーンメリー校を中心とする英国の18の大学が連合してヨーロッパ南天天文台(ESO[…]

非熱的放射 non-thermal radiation

物体の熱運動以外の原因で放出される放射。非熱放射ともいう。非熱的放射には、シンクロトロン放射、トムソン散乱、コンプトン散乱、逆コンプトン散乱、ラマン散乱、チェレンコフ光、メーザー放射などがある。熱放射も参照。

ビュラカン天文台 Byurakan Astrophysical Observatory(BAO)

初代の台長となったアンバルツミアン(V. Ambartsumian)の努力によって1946年に旧ソ連で、黒海とカスピ海の間(現在はアルメニア共和国)に開設された天文台。2.6 mの望遠鏡と1 mシュミット望遠鏡が主な装置[…]

標準光源法 standard candle method

標準光源の見かけの明るさを測定して距離を知る方法。見かけの明るさは、真の明るさに対して距離の2乗に逆比例して暗くなることを利用する。年周視差や収束点法では測れない遠方の天体までの距離を測る天文学の伝統的な距離決定法である[…]

フォークト輪郭 Voigt profile

ガウス関数とローレンツ関数(それぞれの中心は一致)をたたみ込んだ分布関数の輪郭のことで、スペクトル線の線輪郭をよく近似する(図(a)参照)。線幅拡大も参照。

フラウンホーファー線 Fraunhofer line

1814年にドイツのフラウンホーファー(J. von Fraunhofer)が発見した太陽の可視光スペクトル中に見られる多数の暗線。フラウンホーファーは、雨戸にあけた直線状のスリットから導いた太陽光をプリズムに当て、プリ[…]

分光器 spectrometer

天体からの光(電磁波)を分光することにより、波長ごとのエネルギー分布であるスペクトルを測定する装置。スペクトルから天体の組成や物理状態や運動を調べることができる。大きく分散型と非分散型に分けられる。 分散型分光器の基本[…]

平坦性問題 flatness problem

宇宙のスケール因子の発展方程式に対する空間曲率項の寄与は、スケール因子の2乗に反比例して減少する。一方、エネルギー密度の寄与は放射優勢期はスケール因子の4乗、物質優勢期は3乗で減少する。宇宙創生後現在までに130億年以上[…]

ベラルービン天文台 Vera C. Rubin Observatory

チリのセロ・パチョンに建設中の大型シノプティック・サーベイ望遠鏡 (Large Synoptic Survey Telescope: LSST) を運用する天文台。渦巻銀河の平坦な回転曲線の観測からダークマターが存在する[…]

星質量(銀河の) stellar mass

銀河の質量という場合には、ダークマターハローを含めた全質量と、銀河に含まれる全ての星(と星間物質)のみの質量とを区別する必要がある。後者を星質量という。星質量は一般に観測される銀河のスペクトルを最も良く再現する銀河進化モ[…]

補償光学 adaptive optics

大気のゆらぎによる光波面の乱れをリアルタイムで測定して、波面補正素子で矯正することにより、望遠鏡の回折限界の空間解像力を実現するシステム。1953年にバブコック(H.W. Babcock)がその概念を提案した。補償光学系[…]

ホットスタートモデル hot start model

太陽系外惑星、特に、直接観測で発見された巨大惑星の成因を説明するモデルの一つ。恒星や褐色矮星のように、超低質量コアが重力収縮し、孤立した超低質量天体を形成する場合に相当する。この場合、初期状態のエントロピーは高い。これは[…]

ホモロガス構造 homologous structure

一般的には、ある構造物に力が加わって変形したときにその構造物の形状があらかじめ指定した形状になるような変形をホモロガス変形と呼び、そのような構造をホモロガス構造という。放物面となっている電波望遠鏡の主鏡は大型になると構造[…]