天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"魁北克大学里穆斯基分校毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信1989 88881(Université du Québec à Rimouski毕业证degree offer diploma Transcript)62356372"の検索結果(3342件)

SOAR SOuthern Astrophysical Research Telescope (SOAR) 

チリのセロトロロ汎米天文台に2003年に設置された口径4.1 mの光学赤外線望遠鏡。アメリカ(国立天文台、ノースカロライナ大学、ミシガン州立大学)とブラジルが共同で建設した。 セロトロロ汎米天文台は2019年にアメリカ[…]

像回転機構 image rotator

経緯台方式の望遠鏡は天体の日周運動を追尾中に焦点面に取り付けた装置から見ると視野が回転してしまうため、装置をその回転に合わせて回すか天体像を回して観測装置上で天体(視野)が静止した画像となるようにする必要がある。像を回転[…]

相関 correlation

2つの数値データの間で見られる定量的な関連性のこと。多くの場合、想定される関連性は比較的単純な関係式で関連付けられていることを想定している。2つのデータの値に常に1対1の対応関係がある場合には「完全に相関している」といい[…]

相関関数 correlation function

共通する1つの変数 $t$ にしたがって変動する2つの信号 $s_1(t), s_2(t)$ の間にどの程度の関連性があるかを、変数の差 $\tau$ の関数として表したものを相関関数と呼ぶ。信号が時系列のデータの場[…]

相関器 correlator

電波干渉計を構成する素子アンテナが検出した電場信号を受けとり、それらの間の相関をとる処理をする装置のこと。現代的な開口合成望遠鏡においては、相関器に分光機能も持たせるのが通常で、これらを特に分光相関器とも呼ぶ。分光相関器[…]

相関係数 correlation coefficient

2つの確率変数 $x, y$ のそれぞれの平均値を $x_0, y_0$ とすると、2変数の平均値からのずれの積の期待値を、それぞれの変数の分散で除したもの、すなわち、 のことを相関係数という。ここで、関数 […]

早期型銀河 early-type galaxy

楕円銀河とレンズ状銀河の総称。これに対し、渦巻銀河と不規則銀河はまとめて晩期型銀河と呼ばれる。 早期型、晩期型という用語はハッブル(E.P. Hubble)によるものである。その由来は、ハッブルが形態分類(ハッブル分類)[…]

早期型星 early-type star

高温度の星の総称。スペクトル型ではO, B型などで、低温度の星の総称である晩期型星との境界は明確に定義されてはいない。高温の星を早期型、低温の星を晩期型と呼ぶのは、星はO型で誕生し、だんだんと冷えてM型になると考えていた[…]

双極子磁場 dipole magnetic field

磁気双極子(大きさが同じで符号が逆の磁荷の対)、または円電流の作る磁場。太陽の磁場は、小さなスケールで見れば特に活動領域などで細かい複雑な構造があるが、大局的には双極子磁場となっている。

双極子放射 dipole radiation

電磁波の放射を考える際に、電荷分布が特定の方向に沿って振動する成分に対応するもののこと。一般の電荷分布変動を、その空間対称性に基づいて展開することを多重極展開と呼び、物体全体が電気的に中性の場合には、その最低次の振動に当[…]

双極子モーメント dipole moment

微小間隔離れた物理量の対を双極子と呼ぶ。電磁気学の場合、絶対値が同じで符号が違う電荷の対を双極子と呼び、電荷の絶対値と間隔の長さの積を双極子モーメントという。 電磁気学以外では一般に、考えている物理系の内部の1点を原点[…]

双極星雲 bipolar nebula

中心星からほぼ反対向きの方向(北極と南極方向)に放出されているように見える星雲のことであり、そのほとんどは惑星状星雲である。星雲の根元はアルファベットの大文字のXに似た形に見えるものもある。

双極分子流 bipolar molecular outflow

生まれたての若い星からほぼ反対向き(南極方向と北極方向)に放出される分子ガスの高速の流れ。単に、分子流とも呼ばれる。電波領域の分子輝線により観測され、速度は100 km/sを越すものもある。理論的には、形成途中の原始星近[…]

双極流 bipolar flow

円盤状の天体の中心から、円盤面と垂直方向両側にほぼ対称的に吹き出すガスや粒子の流れ。双極分子流はその典型例である。

相互作用銀河 interacting galaxies

衝突ないしは近傍を通過することにより、重力を及ぼしあって形態に特徴的なパターンを示す複数の銀河。強い潮汐力によって昆虫の触角(アンテナ)のように伸びた細い紐状の構造、くっきりとした渦巻腕、車輪のような形、シェル構造などが[…]

相互相関 cross correlation

2つの時系列信号の間にある関連性を指す言葉。相互相関関数を参照。

相互相関関数 cross correlation function

2つの信号の間での相関関数。異なった時刻や方向に対して、2つの信号がどの程度の関連を持つのかを示す。相関関数を参照。

像修復 image restoration

大気ゆらぎや光学系の収差などによって像質が劣化した画像を修復して解像度を良くすること。画像に対して、画像を得た観測システム(大気や光学系を含む)の点像分布関数で逆たたみ込みをすることによって、像修復を行うことができる。た[…]

相対性理論 theory of relativity

量子力学と並ぶ現代物理学の基礎理論である。研究者は相対論と呼ぶことが多い。量子力学が物質の根源的な構成要素である素粒子の法則を扱うのに対して相対性理論は、物体の運動の舞台である時間と空間を対象とする。 相対性理論の登場[…]

相対論的電子 relativistic electron

観測者に対して真空中の光速に迫るような高速で動いているため、相対論的効果が無視できない電子のこと。たとえば、磁場中で動いている電子はローレンツ力を受けてらせん運動を行い、電磁波を放射するが、電子の速度が真空中の光速に比べ[…]