天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

1次周波数標準器 primary frequency standard

現在、1秒の定義は1原子秒とされているが、原子の共鳴周波数は温度や電磁場、運動状態などによってわずかに変化をするものである。したがって、定義どおり厳密に1秒を取り出すことは極めて難しく、通常の原子時計ではそのような条件の[…]

位置-速度図 position-velocity diagram

天球上で指定した線に沿ってスペクトルを並べ、一方の軸を線に沿った位置、他方の軸を波長ないし周波数とし、後者をドップラー効果による視線速度の違いとして表した2次元の強度分布図のこと。英語で位置はposition、速度はve[…]

位置天文学 positional astronomy

天体の位置について研究する天文学の一分野。最近はアストロメトリと呼ぶことが多くなった。アストロメトリを参照。

位置標準星 astrometric standard stars

天体の位置は最寄りの位置基準となる天体との相対的位置関係により決定される。その際、位置基準として用いられる天体が位置標準星で、 位置基準星ともいう。天体の精密位置を決める際の基準となる星。その位置は固有運動の情報などとと[…]

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

一酸化炭素(CO) carbon monoxide

炭素原子と酸素原子が1個ずつ結合した分子である。永久電気双極子モーメントを持つため電波のミリ波領域に回転エネルギー準位間の遷移による輝線を放射する。星間空間では水素分子(H2)の10-4 程度の存在量であるが、他の分子よ[…]

一般相対性理論 general theory of relativity

アインシュタイン(A. Einstein)が特殊相対性理論提唱の10年後、1915年から16年にかけて到達したニュートン(I. Newton)の重力理論にとってかわる重力理論である。ニュートンの理論では重力は遠方まで届く[…]

いて座A Sagittarius A(Sgr A)

天の川銀河(銀河系)の中心に対応する電波天体。地球から見ていて座の方向に見える。初期の電波観測ではいて座で最も強い電波源であったため、この名で呼ばれるようになった。分解能が高い観測が行われるようになると、電波放射の特徴お[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

イトカワ Itokawa

はやぶさ探査機の詳細観測とサンプルリターンのターゲットになった小惑星。1998年に発見され1998 SF36の仮符号がつけられ、後に正式に登録されて、日本のロケット開発の先駆者である糸川英夫にちなんでイトカワ(25143[…]

緯度変化 latitude variation

地球の極運動のために、緯度が変化すること。

イベントホライズン event horizon

事象の地平線のこと。

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

イメージスケール image scale

望遠鏡の観測装置焦点面に投影した天球上の角度縮尺のこと。通常、焦点面上の1ミリメートルが角度の何秒に相当するか、すなわち、角度秒/ミリメートル(arcsec mm-1)の単位で表す。写真乾板(フォトグラフィックプレート)[…]

イメージスライサー image slicer

望遠鏡焦点面上の天体像を複数の短冊状に分割して、分光器の入射スリットに導入する光学素子。ボウエン-ウォルラーベン型とリチャードソン型に大別される。ボウエン-ウォルラーベン型は焦点面に配置した細長い斜平面鏡群と対向するプリ[…]

IRAM IRAM

ミリ波電波天文学研究所を参照。

イラジエーション irradiation

写真乾板や写真フィルムなどの写真乳剤の表面に入射した光が乳剤層中で散乱され、周辺の粒子を感光させて、あたかも写真濃度(黒み)がしみ出したかのように見える現象。天体写真では、暗い星ではあまり目立たないが、明るい星で中心が最[…]

移流優勢流 advection-dominated accretion flow

降着円盤内の降着流のモデルの一つで、移流が優勢なもの。英語のAdvection-Dominated Accretion Flowを略してADAFともいう。(乱流や熱拡散などを伴わない流れを移流という。) 高温で低密度の[…]

色消しレンズ achromat

屈折率と色分散の異なる複数のガラスを用いて、像位置色収差と倍率色収差を複数の波長で打ち消すように設計したレンズ系。1733年に英国のホール(C.M. Hall)がクラウンガラスとフリントガラスを用いて初めて色消しレンズを[…]

色勾配(銀河の) color gradient

大部分の銀河は中心部から外側に行くにつれて色が単調に変化する。多くは外側ほど青いが、矮小銀河などでは逆の傾向のものも存在する。このような、動径方向の色の(単調な)変化のことを色勾配という。一般に色は色指数(等級差)で表示[…]