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シュミット望遠鏡 Schmidt telescope

球面鏡を主鏡とし、その曲率中心においた非球面の補正板によって広視野撮像を可能とした望遠鏡。シュミットカメラと呼ぶこともある。明るい口径比と数度角にわたる視野を持ち、主にサーベイ観測のために使用される。ドイツの光学技術者シ[…]

主量子数 principal quantum number

原子内での電子の軌道は量子力学で予言されるように飛び飛びのエネルギー固有値に対応するものとなる。このうち、電子の動径方向の波動関数を規定する量子数のこと。慣例として変数 n で表され、電子の存在確率密度が最も高くなる点が[…]

準巨星 subgiant star

主系列星と赤色巨星の中間的な光度をもつ恒星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。光度階級ではⅣに相当する。太陽程度の小質量星は、中心部の水素が枯渇すると、赤色巨星へ進化する。HR図上では、進化の途上で主[…]

順行 prograde motion

1.  公転・自転の順行 中心天体の周りを公転する天体の運動の方向が、中心天体の自転の方向と同じであるとき、その運動は順行であるといい、反対方向であるとき逆行であるという。たとえば、太陽系の惑星はすべて、太陽の自転と同[…]

準恒星状天体 quasi-stellar object

クェーサーを参照。

準周期的振動 quasi-periodic oscillation

X線星にみられる擬似周期的なX線強度の時間変化。QPOと呼ばれる。強度変化には周期性があるが不安定であり、パワースペクトルに幅が現れる。低質量X線連星では、5-55 Hz程度の周期をもち、パワースペクトルの幅の広いものと[…]

準星 quasi-stellar object

クェーサーを参照。

準静的進化モデル quasi-static evolution model

星生成シナリオの一つで、両極性拡散による長い時間スケールで分子雲コアが収縮し、星生成がゆっくり始まるという考え方。 分子雲コアが自己重力で動的に収縮できないように磁気圧で支えられていることを仮定している。 このモデル[…]

春分 spring equinox (northern hemisphere), vernal equinox

黄道上で太陽の黄経(黄道座標系を参照)が0度になる、すなわち太陽が春分点にある時刻。二十四節気の一つである。3月21日頃。春分の日には、太陽は真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。二至二分も参照。

春分点 vernal equinox

天の赤道と黄道の交点の一つ。天の赤道を基準に考えれば、太陽が南から北へ移る点である。春分点は赤道座標系と黄道座標系の原点になっており、歳差まで考慮した春分点を平均春分点、章動までを考慮した春分点を真春分点と呼んでいる。春[…]

準矮星 subdwarf star

平均的な矮星(主系列星)よりも光度の低い恒星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。光度階級ではⅥに相当し、HR図上では、主系列よりも左下に現れる。これは金属量の低い主系列星に対応している。金属量が低いと[…]

準惑星 dwarf planet

2006年の国際天文学連合(IAU)の総会決議に基づく惑星の定義により、大きな天体ではあるが、軌道上を代表している天体でないものを準惑星と呼ぶことになった。 1. 太陽を周回し、 2. 十分大きな質量を持つために自己[…]

衝 opposition

ある天体から見た2天体の黄経または赤経の差が180°となるときを指す。地球中心から見た外惑星の方向が太陽からちょうど180°ずれた方向にあるときに使われることが多い。とくに、太陽と月の衝は望あるいは満月と呼ばれる(朔望も[…]

嫦娥計画  Chang'e program

中国(中華人民共和国)が行っている一連の月探査計画(Chinese Lunar Exploration Program:CLEP)。嫦娥(じょうが:英語ではChang'e)とは中国の神話に登場する月に住む女性の名称で、「[…]

衝撃波 shock wave

流体にはその圧縮性にともなって粗密波である音波が生じる。音波は、その振幅が小さい間は線形の波として振る舞う。流体力学の方程式が持つ非線形性のために、振幅の大きな波の伝搬速度が速くなり、もともと正弦波的であってもその波形が[…]

衝撃波加速 (diffusive)shock acceleration

超新星爆発時に形成される爆風は周囲の星間物質を圧縮して、衝撃波面を形成する。荷電粒子は磁場との散乱により衝撃波の上流と下流を往復するうち統計的にエネルギーが増加していく。このような加速過程を衝撃波加速(あるいは統計加速)[…]

上弦 first quarter

月の位相を参照。

正午 noon

視太陽時では太陽が南中するとき、平均太陽時では午前12時(お昼の12時)のこと。午後12時(真夜中、午前0時)は正子(しょうし)という。かつて十二支を使って時刻を表していたことに由来し、それぞれ午の正刻、子の正刻という意[…]

常光線 ordinary ray

複屈折を起こす材料の中を進む光のうち、光学軸に垂直な偏光状態を持つ光。光学軸と傾いた方向に進んでも, 光学軸の向きに進む時と同じ屈折率を持つ。ウォラストンプリズムも参照。

昇交点 ascending node

天体の軌道が基準面と交差するところ。天体が基準面の南側から北側へ通過する方を昇交点、逆に北側から南側へ通過する方を降交点と呼ぶ。太陽の周りを回る天体の場合は黄道面を基準面とすることが多く、昇交点の黄経(昇交点黄経 Ω)を[…]