天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"魁北克大学里穆斯基分校毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信1989 88881(Université du Québec à Rimouski毕业证degree offer diploma Transcript)62356372"の検索結果(3342件)

収束 collimation

コリメーション(宇宙ジェット)のこと。

収束点法 converging point method

運動星団と呼ばれる生まれたばかりの散開星団の距離を固有運動と接線速度から求める方法。運動星団は空間内をひとかたまりで運動している。この星団の星々の固有運動の軌跡は天球上で1点に収束するように見える。この点を収束点という。[…]

自由-束縛遷移 free-bound transition

自由電子が正イオンに接近して双極子放射により光子を放出してエネルギーを失い、イオンの束縛エネルギー準位に束縛されること。イオンの再結合ともいう。このときに出る放射は自由-束縛放射と呼ばれる。

自由-束縛放射 free-bound radiation

自由-束縛遷移により放出される放射。自由電子の運動エネルギーと束縛準位のエネルギーの差に相当するエネルギーの光子が放射される。電離エネルギーに相当する振動数を起点として、高い振動数側に向かって強度が減少していく連続スペク[…]

終端速度 terminal velocity

1.一般には、ある力学条件の下で物体が定常状態に達した際に示す速度。速度に応じた摩擦が働く系で一定の力を受ける物体の運動の場合、十分に長い時間が経つと終端速度に達する。 2.天の川銀河の円盤部にある星間ガスが発する[…]

周転円 epicycle

1.  天動説において、天球上での惑星の複雑な運動を、円運動に基づいて記述するために導入された円。地球からわずかにずれた位置に中心を持つ離心円(導円あるいは従円と呼ぶ)を考え、その離心円上に中心を持つ周転円が等速度で離心[…]

周転円運動 epicyclic motion

エピサイクリック運動を参照。

自由電子 free electron

原子核に束縛されていない、すなわち原子内部のエネルギー準位に拘束されていない、空間を自由に運動している電子。金属内で金属結合を担い、電気伝導の役割を果たす伝導電子も自由電子と呼ばれる。

周波数コム frequency comb

極短時間(数10フェムト秒程度)のパルス列からなるレーザー光源。スペクトルは一定の間隔で並んだ多数の輝線(モード)からなっていて、その様子が櫛(comb:コム)の歯に見えることからこの名前がついた。光コム、光周波数コムな[…]

周波数スイッチ frequency switching

スイッチング観測の1つで、電波輝線観測でよく用いられる。他のスイッチング観測が天球上の位置の違いを用いるのに対して、周波数方向での違いを用いる。アンテナは目的天体の観測点(ON点)に向けたまま、分光器の帯域幅内に収まる2[…]

周波数帯域幅 frequency bandwidth

電波望遠鏡が一つの受信機で、同時に観測できる最高周波数と最低周波数の間の周波数域をいう。周波数帯域幅が広いほど連続波電波の場合は感度が高くなり、線スペクトルの場合はその帯域にある多くのスペクトル線を観測することができる。[…]

周波数標準 frequency standard

一般には周波数を測る基準となるもの。周波数の逆数は周期となり時間のの基準ともなる。現在の国際標準単位ではセシウム133(133Cs)が放つ超微細構造線の1つの周波数が9192631770Hzとなるように1秒を定義している[…]

周波数変換器 mixer

2つ(以上)の周波数を混合し、その差または和に当たる周波数の信号を取り出す回路のこと。ミキサーともいう。

秋分 autumnal equinox (northern hemisphere)

黄道上で太陽の黄経(黄道座標系を参照)が180度になる時刻。9月23日頃。二十四節気の一つである。秋分の日には、太陽は真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。二至二分も参照。

周辺減光 limb darkening

周縁減光を参照。

自由落下時間 free-fall time

物体が自己重力により収縮する時間スケールのこと。崩壊時間ということもある。初期に平均密度ρ で圧力が無視できる球形状の物体は自己重力により収縮し、その密度は有限の時間 tff で(形式上)無限大となる。このとき、 $t_[…]

収率 yield

銀河の化学進化に関する用語。最初はガスのみであった銀河の中で、次第に星ができるモデルで考える。ある時刻に起きた星生成で星の質量の増加分(dMs)に対する、重元素質量の増加分(dMm)の割合p を収率という。すなわち、dM[…]

重力 gravity

質量を持つ二つの物体の質量の積に比例し、物体間の距離の二乗に反比例して働く引力(万有引力)。重力相互作用ともいう。素粒子物理学では、自然界に存在する四つの力のうちの1つである(他の3つは電磁気力、弱い力、強い力である)。[…]

重力エネルギー gravitational energy

物体が持つ重力による位置エネルギー(ポテンシャルエネルギー)で、天体を無限遠にうすく広がる状態にするのに要するエネルギーで定義される。質量 M、半径 R の球状の天体が蓄えている重力エネルギーは aGM2/R である(G[…]

重力子 graviton

自然界に存在する四つの力のうち、重力を伝達する素粒子。グラビトンともいう。2024年時点では未発見である。