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周波数標準

高

よみ方

しゅうはすうひょうじゅん

英 語

frequency standard

説 明

  1. 一般には周波数を測る基準となるもの。周波数の逆数は周期となり時間のの基準ともなる。現在の国際標準単位ではセシウム133(^{133}Cs)が放つ超微細構造線の1つの周波数が9192631770Hzとなるように1秒を定義している。
  2. 天文学では、ヘテロダイン受信機で用いる局部発信器の周波数の基準のこと。ヘテロダイン受信機では、天体からの電磁波と局部発信器からの信号を混合して、その和や差となる周波数の信号を中間周波数信号として取得するが、前者の周波数が不安定だと同じ中間周波数に対応する天体からの信号が異なった周波数となるため不都合である。このため局部発信器の周波数を安定化させる機構と周波数標準が必要となる。また、干渉計ヘテロダイン受信機を用いる場合には、それぞれで用いる局部発信器信号の位相差が相関に影響を与えるため、これが不安定だと観測データの信頼性が低下する。位相が安定であることは周波数が高度に安定していることと同意なので、ここでは特に高い安定度を持つ周波数標準が必要となる。結合素子型干渉計の場合は共通の周波数標準を参照することで、周波数標準の位相差を一定に保つことができるが、超長基線電波干渉計(VLBI)では独立な周波数標準を用いざるを得ないので、一段と高い周波数安定性を持つ周波数標準が要求される。これには、現在、水素メーザー原子時計が使われている。

2018年04月20日更新

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