天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"魁北克大学里穆斯基分校毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信1989 88881(Université du Québec à Rimouski毕业证degree offer diploma Transcript)62356372"の検索結果(3342件)

黒点 sunspot

太陽表面にあって温度が約4000 Kと低い(光球の温度は約6000 K)ために暗く見える構造。中心部で特に暗い暗部と、その周囲の半暗部と呼ばれる比較的明るく、筋状の構造を示す領域とに分かれる。典型的には光球で数千ガウスの[…]

黒点相対数 relative sunspot number

チューリッヒのウォルフ(R. Wolf)が考案した太陽全面に現れる黒点により太陽活動を表す指標。ウォルフ数(Wolf number)、国際黒点数(international sunspot number)とも呼ばれる。黒[…]

国立天文台 National Astronomical Observatory of Japan(NAOJ)

日本の天文学研究(主に地上からの観測と理論)の中心研究機関の一つ。 正式名称は、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台。前身の東京天文台は東京大学の附置研究所であった。1988年に東京大学を離れて文部省直轄の大[…]

古在由秀 KOZAI Yoshihide

日本の天文学者(1928-2018)。1952年に東京大学東京天文台助手に着任。1958年東京大学理学博士。同年から1963年までスミソニアン天体物理観測所・ハーバード大学天文台客員研究員として滞米。帰国後東京天文台助教[…]

古在機構 Kozai mechanism

中心天体の周りを公転する小天体が他の天体から摂動を受けるとき、小天体の軌道傾斜角が大きい場合に見られる現象。古在由秀が1962年に初めて明らかにしたのでこの名がある。 古在は、太陽の周りの円軌道上を公転する木星と、[…]

小柴昌俊 KOSHIBA Masatoshi

日本の物理学者(1926-2020)。1955年ロチェスター大学PhD。1962年東京大学助教授。1967年東京大学理学博士。1970年同教授。1974年に高エネルギー物理学実験施設を設立。陽子崩壊の検出を目指して198[…]

弧状衝撃波 bow shock

航行中の船の前方(艦首、bow)側に立つ弧状の波のように、前方へ突き出た曲率のある波面を持った衝撃波のこと。地球磁気圏の外側には、吹きつけて来る太陽風によって弧状衝撃波が見られるし、太陽圏の外側にも存在している。また、銀[…]

コスミックシアー cosmic shear

宇宙論的歪みを参照。

コスミックストリング cosmic string

宇宙ひもを参照。

コスミックバリアンス cosmic variance

宇宙に対するある観測量が宇宙全体の平均値からずれていること、あるいはそのずれの大きさ。宇宙は一つしか観測できないため、宇宙の大構造を特徴づけようとすると十分な統計精度を確保することができなくなる。このために観測によって得[…]

五大学電波天文台 Five College Radio Astronomy Observatory

Five College Radio Astronomy Observatoryを略したFCRAOと呼ばれることが多い(Astronomicalではないことに注意)。米国マサチューセッツ州東部のアムハーストにある、マサチ[…]

固体微粒子 dust particle

ダストを参照。

こと座RR型変光星 RR Lyrae variable

脈動変光星の一種で、HR図上で、水平分枝のセファイド不安定帯に位置する種族Ⅱ(星の種族を参照)の変光星。RRライリとも呼ばれる。天の川銀河(銀河系)の球状星団やハローに見られる。スペクトル型はA-F型、典型的な周期は0.[…]

子供宇宙 child universe

インフレーション宇宙論では、ハッブル長を超えたスケールは独立に進化するため、量子ゆらぎが大きな振幅を持つとインフレーションにより、巨視的な大きさとなった宇宙の一部が、またインフレーションを起こしもとの宇宙とは独立に進化を[…]

コヒーレンス coherence

可干渉性を参照。

500メートル球面電波望遠鏡 Five-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope (FAST)

中国科学院国家天文台により、中国南西部のミャオ族自治州平塘県に建設された口径500 の固定型電波望遠鏡。英語名称のFive-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope[…]

5分振動(太陽の) (solar)5-minute oscillation

1960年代初めに米国のレイトン(R. Leighton)らは、ドップラー偏移を利用した測定法で太陽表面のプラズマの運動を調べていて、太陽が約5分の周期(振動数約3 mHz)で振動していることに気づいた。これを5分振動と[…]

コペルニクス Copernicus, Nicolas

コペルニクス(Nicolaus Copernicus;1473-1543)は、古代からの地球中心の宇宙観に対し、太陽を中心とする宇宙体系(太陽中心説=地動説)を提唱し、近代天文学への道を最初にひらいたポーランドの天文学者[…]

コマ(彗星の) coma

彗星が太陽に近づいた時に観測される、彗星頭部が明るく拡散状に広がった領域。中心にある彗星核から放出されたガスとダストで構成される。英語のコマ(coma)はギリシャ語で「かみのけ」を意味する言葉に由来する。彗星自身をコメッ[…]

コマ収差 coma aberration

光軸に対して斜めに入射する光線が像面で一点に集まらないために起こる収差。 像面では彗星のコマ(頭)から拡がる尾のような形を示す。収差の大きさは入射角に比例する。