天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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接触連星 contact binary

連星のうちで、二つの星の距離が星の直径程度より小さいものを近接連星というが、その中でも距離が極めて近く、お互いの表面が接触しているもののこと。ロッシュモデルも参照。

絶対温度 absolute temperature

個々の物質の特性に依存しない方法で定義した温度で、単位はケルビン(K)。 熱力学を基礎として、古典論的には原子や分子の熱運動がゼロとなる温度が 0 Kである。1968年の国際度量衡総会で水の三重点(0.01℃)を 27[…]

摂動 perturbation

もともとは天体力学の用語であるが、それ以外の分野でも、平衡(安定)な状態に対するわずかな乱れを指す語として用いられる。 たとえば天体力学で惑星の運動を考える場合、太陽のほかに他の惑星や小惑星などの影響も考えねばならない[…]

摂動力 perturbing force

摂動を参照。

速度分散 velocity dispersion

1つの天体の各部が示す速度の散らばりの度合いを示す量。内部運動の激しさを示す指標となる。分散とはいうものの、各部の速度から全体の平均値を引いた値の標準偏差で表す。通例、部分ごとの質量あるいは明るさで重みを付ける。また、天[…]

測微濃度計 microdensitometer

天体写真乾板の微小領域の写真濃度を測定する装置。マイクロデンシトメータあるいはマイクロフォトメータとも呼ぶ。写真乾板に光を当て、透過してくる光の量を光電子増倍管などで測定することによって写真濃度を測る。光源に安定化光源を[…]

大気雑音温度 atmospheric noise temperature

地球の大気が出す熱雑音の放射強度を示す。プランクの法則に対するレイリー-ジーンズの近似式を用いて温度で表すのが通例であり、さらには天体からの放射に対する大気減光による減衰分を考慮して、その分を割り増した値(入力換算等価雑[…]

大気分散 atmospheric dispersion

空気の屈折率の変化に起因する大気差は波長によって異なるため、波長による天体の見かけの位置のずれ、すなわち天体の色のにじみとして観測され、これを大気分散と呼ぶ。大気分散は低高度であるほど大きく、可視光での低高度の観測時など[…]

大気分散補正光学系 atmospheric dispersion corrector

地球大気の屈折率にはわずかながら波長依存性があるため、恒星からの光を結像すると色分散を生じてしまう。これを大気分散といい、その大きさは天頂距離に依存する。レンズ光学系にこの大気分散を打ち消すような反対の色分散を生じさせる[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

チベットASγ実験 Tibet AS-gamma experiment

日中共同で中国チベット自治区の羊八井 (ヤンパーチン) 宇宙線観測所 (東経90.5度、北緯30.1度、標高4,300 m) に建設された宇宙線観測装置。面積 0.5 m$^2$ の地表粒子検出器 597台を約65,00[…]

チャンドラー周期 Chandler period

チャンドラー揺動を参照。

超巨星 supergiant star

最も光度の高いグループに属する恒星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。光度階級ではⅠに相当する。質量が太陽の約10倍以上の大質量星は、中心部での水素が枯渇したのち、HR図上で光度の高い領域に、高温から[…]

超銀河座標系 supergalactic coordinate

局所銀河群とおとめ座銀河団を含む局所超銀河団の研究に適した3次元直交座標系。 天球上の大円に沿って明るい銀河が分布する(図1)ことから、天の川と銀河系の類推に基づいて、それらの銀河は扁平な形状をした集団になっていること[…]

超銀河団 supercluster of galaxies

銀河の集団である銀河団や銀河群が、複数個以上連なった大構造のこと。およそ1億光年程度以上の大きさを持つ。フィラメントと呼ばれるブリッジ構造を介して連なっている。大規模な銀河の赤方偏移サーベイなどによってその存在が明らかに[…]

超弦理論 superstring theory

素粒子を点状の粒子(体積ゼロなので密度が発散する)としてではなく、大きさを持ったひもの振動の励起した状態であるととらえ、さらにボース粒子とフェルミ粒子の間の超対称性が成り立つとして構成された理論。超ひも理論とも呼ばれる。[…]

超合成電波干渉計 supersynthesis radio interferometer

開口合成望遠鏡の素子アンテナは通常、地上に固定されている。しかし地球が自転しているため、天体から見ると、これらアンテナ対が作る投影基線ベクトルは時々刻々と変化する。このことを活用し、視野中心に対する遅延を随時合わせながら[…]

超光速運動 superluminal motion

みかけ上、光速度を超えた速度で運動しているように見える現象。ある天体が、光速度に近い速度でわれわれの視線に対して斜め方向に近づきながら、電磁波を放射している場合、視線に垂直な天球面上で、その物体があたかも光速を超えて運動[…]

超重核 superheavy nucleus

自然界に安定に存在しない非常に重い原子核のこと。超重原子核、ultraheavy nucleusともいう。通常はウラン(質量数233)より重いものを指す。実験で人工的に合成するが寿命が短く放射性崩壊によりすぐに別の原子核[…]

超重力理論 supergravity theory

超対称変換には、変換演算子の反交換関係に並進変換の生成演算子つまり四元運動量が現れる。したがって、超対称変換に時空点依存性を持たせて局所的な(ゲージ)変換に拡張すると、自然に一般座標変換を含むことになり、一般相対性理論([…]