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超合成電波干渉計

 

よみ方

ちょうごうせいでんぱかんしょうけい

英 語

supersynthesis radio interferometer

説 明

開口合成望遠鏡の素子アンテナは通常、地上に固定されている。しかし地球が自転しているため、天体から見ると、これらアンテナ対が作る投影基線ベクトルは時々刻々と変化する。このことを活用し、視野中心に対する遅延を随時合わせながら、より多くの空間周波数成分を取得して像合成を行うタイプの電波干渉計のことを、超合成電波干渉計と呼ぶ。

2018年03月11日更新

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