天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"怎么在ins上快速多粉丝(SMMFS.COM)刷浏览量,IaN"の検索結果(102件)

ヒッパルコス Hipparchus

古代ギリシャの天文学者(B.C.190頃-B.C.120頃)。古代最大の観測天文学者とされる。ニカイア(現在トルコのイズニク)に生まれ、ロードス島で長年天体観測をした。三角法を発展させて三角関数表をつくり、天球上の球面三[…]

冬の大三角 Winter Triangle

シリウス(おおいぬ座α(アルファ)星: α CMa)、プロキオン(こいぬ座α 星: α CMi)、ベテルギウス(オリオン座α 星: α Ori)の三つの明るい星を結ぶ大きな三角形のことである。三角形の中を天の川が通ってい[…]

ブラーエ Brahe, Tycho

ブラーエ(Tycho Brahe;1546-1601)は16世紀のデンマークの天文学者。当時としては革新的に高い精度の天体観測を行ない、そのデータは「ケプラーの法則」を導いた。 デンマークの有力な貴族家系の子として[…]

ブラックホール black hole

閉じた事象の地平線に囲まれた時空の領域のこと。いったんこの領域に入るとどんなものも再び外に出ることはできない。 ニュートン力学においても脱出速度が光速度になる天体として18世紀にイギリスのミッチェル(J. Michel[…]

分散 dispersion/variance

1. 光学において、入射光の波長が分散素子などによって分離される現象あるいはその度合いを指す。色分散あるいは波長分散ともいう。この用語に対する英語はdispersionである。 2. 確率・統計の分野では、分布(データ[…]

ベッセル Bessel, Friedrich Wilhelm

ドイツの天文学者、数学者(1784-1846).はくちょう座61番星の年周視差を測り、ベッセル関数をつくった。市役所員の子に生まれ、経理役をして数学に興味をもち、オルバース(H. Olbers)の指導でケーニッヒスベルク[…]

ベッセル年 Besselian year

日常生活に用いられる1年は365日あるいは366日であるが、年によって変わるのは不便である。日常的な年と天文学的な計算の便を兼ねるために考案されたのがベッセル年であり、ほぼ1太陽年の長さに等しい。 具体的には平均太陽の[…]

ペトロシアン半径 Petrosian radius

ペトロシアン(A.R. Petrosian)が提唱した、銀河の明るさを測定するときにしばしば使われる半径。ある半径での局所的な平均表面輝度をその半径以内の平均表面輝度で割ったものをペトロシアン比と呼び、この比がある一定値[…]

ホイヘンス Huygens, Christiaan

ホイヘンス(Christiaan Huygens;1629-95)はオランダの天文学者、物理学者。土星の環と衛星タイタンの発見、光の波動説、望遠鏡や顕微鏡の開発などの光学研究で、天文学と物理学の発展に寄与した。 162[…]

放射点 radiant

流星群を構成する流星体(ダスト)は、母天体の軌道に沿った、ほぼ同じ軌道を運動している。そのため、地球に突入した流星は、天球上では1点から放射状に流れるように見える。これを、放射点もしくは輻射点と呼ぶ。散在流星では、放射点[…]

ポストニュートン近似 post-Newtonian approximation

一般相対性理論における近似法の一つで、重力場が弱い場合のアインシュタイン方程式を、ニュートン近似から出発し、物質の速度の光速に対する比(v/c)を展開パラメータとして逐次近似を進めていくことにより解く方法。二重中性子星連[…]

マイケルソン Michelson, Albert Abraham

アメリカの物理学者(1852-1931)。光速度の測定、干渉計による一連の高精度光学実験と物理学への寄与で、1907年にノーベル物理学賞受賞。これはアメリカが科学分野で受賞した最初である。ポーランドに生まれ、アメリカ海軍[…]

マルカリアン銀河 Markarian galaxy

強い紫外線連続光を出している銀河を、対物プリズム観測によって選び出したもの。紫外線の源は、活動銀河核からのものと、スターバーストからのものとがある。旧ソ連の天文学者マルカリアン(B. Malkarian)が1960年代に[…]

ミラ型変光星 Mira variable

漸近巨星分枝段階の赤色巨星にみられる周期の長い脈動変光星。くじら座ο(オミクロン)星のミラに代表され、変光周期は1年程度、変光の振幅は2.5等以上で、実視等級では10等もの変光を示す天体もみられる。周期と光度の間に相関が[…]

木星型惑星 Jovian planets

惑星のうち、岩石や鉄を主成分とするものを地球型惑星と呼び、水素とヘリウムを成分として多く含むものを木星型惑星と呼ぶ。木星型惑星のガス成分は、原始惑星系円盤のガスを取り込んだものと考えられる。太陽系の惑星の場合、水星、金星[…]

UKシュミット望遠鏡(UKST) UK Schmidt Telescope

オーストラリアのニューサウスウェールズ州サイディングスプリング天文台にある、補正板口径1.24 m、視野6.6度四方を有するシュミット望遠鏡。光学設計はパロマーシュミット望遠鏡を踏襲しており、両望遠鏡はいわば双子の関係に[…]

ユリウス年 Julian year

日常生活に用いられる1年は365日あるいは366日であるが、年によって変わるのは不便である。そこで天文計算の上では365.25日を単位として1年を数えることが多い。これをユリウス年という。同様に、36525日=100ユリ[…]

ユリウス日 Julian Date(JD)

紀元前4713年1月1日正午を0.0とし、それから経過した日数をユリウス日という。ユリウス通日ということもある。とくにユリウス日から2400000.5を引いたものは修正ユリウス日と呼ばれる。修正ユリウス日(MJDと省略す[…]

ユリウス暦 Julian calendar

古代ローマの独裁官ユリウス・カエサル (J. Caesar)が紀元前46年に、それまで使われていたローマ暦を廃して新たに制定し、紀元前45年から採用した暦。太陽暦である。グレゴリオ暦が採用されるまで、1600年以上に渡っ[…]

ラグランジュ座標 Lagrangian coordinates

流体の運動を記述する一つの方法として、流体と一緒に運動する体積素片の位置を追跡するというものがある。このとき、初期時刻における体積素片の位置を示す座標値により各体積素片をラベル付けすることができる。このように流体の体積素[…]